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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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自分は、いつも、その淫売婦たちから、窮屈でない程度の自然の好意を示されました。何の打算も無い好意、押し売りではない好意、二度と来ないかも知れぬ人への好意、自分には、その白痴か狂人の淫売婦たちに、マリヤの円光を現実に見た夜もあったのです。


既に自分には、あの「女達者」という匂いがつきまとい、女性は、(淫売婦に限らず)本能に依ってそれを嗅ぎ当て寄り添ってくる

            (以上、どちらも太宰治「人間失格」より)下線はブログ筆者による。

前者は、女性の自然な善良性、後者は女性は女を好きな男を好きになる(あるいは安心して近づく)という、ある意味、これも自然な性質。
ただし、人生の悲劇の多くは、今回のタイトルに書いた、男と女の本質的な違いから生じる。封建道徳(一夫一婦制や貞操の重視)は、その悲劇を予防するものでもあった。だが、それが「女を縛るだけのもの」と現代では考えられている。まあ、現代のほうが「男(女達者な男)に都合の良い」社会でもある。
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