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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私などが考えるアメリカは毎日どこかで誰かが銃で殺されているぶっそうな社会なのだが、そういう話は書かれていない。「愛国者法」で抑圧されているという話も出て来ない。そういう政治的な話題は避けているのだろうか。
少し、アメリカに媚びて書かれたような印象の記事だが、アメリカで生活している以上、それは当然だろう。身近な誰か(米国人)が自分の記事を読まないとも限らないのだから。




2014-03-01

アメリカで感じる日本と異なる10のこと


下記の日本のアメリカ旅行のアドバイスが海外で話題の模様。というか、本当に話題になっており、私もアメリカ人の友人、同僚から、「あれは、読んだか?どう思うんだお前は?」と実際に何名かのアメリカ人から聞かれることに。冗談や誇張も交えて書かれており、「これはどうかな?」というところもあるが、「まさに、その通り!」というところもあり、なかなか楽しめた。中身は旅行する上でのアドバイスというよりも比較文化論みたいな話しになっており、私も渡米4ヶ月目にして色々感じるところがあるので、元の記事を素材に思うところを少し書き連ねてみたい。
日本のアメリカ旅行のアドバイスが海外で話題
10 Japanese Travel Tips for Visiting America




1. アメリカ人は折角の自然食材を変なマーケティングメッセージで売り出す
日本食の肝は、素材の味を大事にするところにあるため、骨の周りの肉は一番美味しいと考えられ、骨付き肉は「良い食材」と見なされ、値段も骨無しの肉とそれほど変わらない。ただ、アメリカは日本よりかかった手間を価格に反映させるという考えが強いため、例えば鶏肉の場合は骨付きと骨無しではグラムあたりの値段が1.5倍も違う。ポークバックリブも大変安いが、パッケージに「Do it yourself, and save your money!」と書いてあってびっくりした。日本であれば骨付き肉をこういうメッセージで売ることはまずない。




2. アメリカ人は摂氏0度でもTシャツとポロシャツ
日本で大人が冬にTシャツとポロシャツで出歩くことはまずない。だが、この国では気温0度の朝でもエレベーターホールでTシャツとポロシャツのみの勇者が散見される。ある気温マイナス10度の朝、エレベーターホールの全員がコートを着込んでいるのを見て、冬でも普段Tシャツの人がコートを持ってないわけではないことをはからずも知ることとなる。




3. 驚く程ではないが、アメリカ人の運転マナーは思ったより悪くはない
正直いってアメリカ人の運転マナーがいいとは思わない。車線変更の際にウィンカーをつける車は少ないし、交差点で曲がる時にもウィンカーをつけずに曲がる車は結構多い。でも、思った以上に制限速度を守っている車は多い。中央道を120キロで走る車は結構多いが、アメリカでは制限速度の1.5倍のスピードで走る車は少ない。違反すると翌年から自動車保険の料金が跳ね上がるというのが多分一番の原因だと思うが、、、。




4.アメリカ人は飲み過ぎない、日本人は食べ過ぎない
言わずもがなだが、痩せている人の比率はアメリカより日本のほうが遥かに高い。食習慣や食べ物が原因なことは想像に難くない。ジャンクフードやお菓子や清涼飲料水を大量に摂取する日本人は少ないし、食については日本人のほうが自らを律することができるきがする。でも、酒の飲み方に転じて見ると、アメリカ人のほうがきちんと自分を律してアルコールを摂取するようにみえる。金曜の夜の電車ともなると酩酊した人が日本は多数だが、アメリカで酩酊した人というのは殆どみない。レストランではお酒と一緒に大きなグラスに入った水がだされるので、その水を飲みながら、お酒を飲むと飲み過ぎることも酔っぱらうこともあまりない。車で帰らないといけないという事実が強力な抑止力となっている。




5. アメリカ人は平日でも週末でも自分の自由の時間を大事にする
日本人が平日に自由な時間がないなんておもわないが、やっぱりアメリカ人のほうが家族や自分の時間を大事にする。あまり遅くまで残っていると生産性を疑問視される何て話しもあるが、ある日マネージャーが「何でまだ残ってるんだ、早く家族のところに帰んなさい」と言って私のことを追い立てる。定時は9時から18時で、そう言われたのが17時30分だったんだが、、、。別の日に、娘がスクールバスに乗ることができなくて、私が学校まで迎えに行かなければならなくなったので、マネージャーに事情を説明して、「すみませんが、今日はちょっと帰らせて下さい」とお願いしたら、「何で連絡を受けて直に行かなかったんだ、私への報告なんて後でテキストを送るだけでいいのに」と驚かれた。平日の夜でも週末でも会社のメールをチェックしている人は結構多いが、家族を大事にするという文化が強く、暮らしやすいのは事実である。




6.英語がしゃべれない人は日本人が思うよりずっと多い
日本人は自分の英語力にコンプレックスを持っている人は多い。でも、日本人が想像するよりはるかに多くの人が、この国では英語がしゃべれないし、その割には何とか生活をしていることに驚かされる。カスタマーサービスに電話をすると英語でだけでなく、スペイン語が選べることは普通だし、医者に行っても意外と電話での日本語翻訳サービスなんてものもある。そりゃぁ、英語が話せたほうが物事がスムーズに早く進むことは間違いないが、英語が母国語でない人を受け入れたり、支援したりするサービスやインフラが思ったより充実している




7. アメリカ人は豪快に笑う、でも皆優しくてフレンドリーだ
アメリカ人の笑い方があまりに豪快であるため、思わず笑ってしまうということがよくある。この傾向は中年女性によりあてはまるように思われるが、中年女性の笑い方が動物的であるのは日本もあまり変わらないかもしれない。でも、こういう行動は彼らのオープンさや親しみやすさからきている面もあると思う。すごくいいなぁ、と思うのは彼らは見知らぬ人に対しても一貫して親切でフレンドリーなことだ。日本人もそりゃ親切ではあるけど、アメリカ人の親切さはよりオープンだと思う。ある日妻がコストコで小麦粉を探しにいって、不幸にも25キロが最小サイズだったため、巨大な袋をえっちらおっちら運んでいたら、すかさずとある親子が「あなたのカートまで運んであげるから私たちのカートに乗せなさい」と助けてくれたことがあった。この国のほうが、こういう感じの見知らぬ人への小さな親切にあふれているように感じる。




8. スーパーに行くのに本やスマフォは必須
レジは確かに遅い。もちろん人によるわけだが、日本だったら長い列ができていた場合は、レジの担当のうち5人のうち4人はなるべく早くさばこうと頑張る。だけど、この国ではその比率が5人のうち1人くらいまでに落ちるように思う。他の4人は「レジの前に長い列があるのは私の問題ではなくて、レジや人を増やさないマネジメントの問題だから」みたいな雰囲気を醸し出している。忍耐力、そして本やスマフォを片手にもつという準備はスーパーや役所に行く上でかかせない。




9. 確かに自動販売機の選択肢は極端に少ない
自動販売機の選択肢は確かに少ない、ないと言っても過言ではない。また、一番困るのは、自動販売機でお茶を買えないこと。日本だったらどの自販機でも最低3種類くらいはお茶があるが、この国では無糖のお茶は自販機ではまず買えない(というか殆ど売っていない)。日本の自動販売機は温かい飲み物と冷たい飲み物に分かれ、紅茶、コーヒー、色々な種類のお茶、ジュース、清涼飲料水とほぼ何でも売っていると言っても過言ではないが、この国では自販機が扱うのは清涼飲料水だけだ。




10. 挑戦することは美徳だし、挑戦をサポートすることも美徳である
家族と一緒に日本から引っ越してきてばかりなんだと言うと、初めてあった人も含めてほぼ全員が「おぉ、すげぇじゃん」と興奮し、自分が何かサポートでできないかと考えてくれる。あらゆる種類の挑戦がこの国では美徳である、そしてその挑戦をする人を応援することも美徳なんだと日々感じる。アメリカでの生活を立ち上げるということは私の人生の中でも最大の挑戦の一つであるが、それがどうにか成り立っているのも、挑戦する人に対して優しい土壌というのがあると思う。


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