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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「日刊リウイチ」から転載。



(以下引用)




もう9年とか昔のまだ自民党が小泉純一郎首相の下で大優勢を誇っていて、次代のホープと目されていた安倍晋三さんは幹事長の要職にあって自民党の政策にも多いに関わっていたようで、とある代議士候補の応援に呼ばれて言って喋ったことが「私たちは全部の特殊法人見直しをしました」「道路公団もそうです」「企業の会計を取り入れた独立行政法人というのに変えていったんです」「その結果」「一年間で1兆4千億円もの税金を節約することに成功したんです」といったこと。当時は猪瀬直樹さんを旗頭にかかえて道路公団の民営化が推進されていた時期で、結果日本道路公団は東日本、中日本、西日本の3つのNEXCOに別れてそれぞれに事業を行うようになった。もちろん補修点検とかもその責任において。

 そして起こったNEXCO中日本が管轄する中央道の笹子トンネルの崩落事故。それを受けて早速自民党の安倍総裁は「耐用年数を超えているものは直ちに補強、改修していく必要がある。それこそ国、政府の使命だ。無駄遣いではない」と演説しては事故のあった責任を補修に向かわなかった国すなわち民主党にあるかのような雰囲気を醸し出そうとしていた。そして理解ある自分たちは政権に相応しい党であるとアピールしていた。ちょっと待て。国が手出しできないような民間企業にしたのはどこの誰だ。その結果多大なる節約が出来たと誇らしげに語っていたのは誰なんだ。そういった自身の過去についての自省もなく、記憶すらないように今を取り上げ、まるで火事場泥棒のように事故を利用して自身を正当化しようとするそのスタンスがやはりあんまり信じられない。けど世間はやんやの喝采。さすがは安倍総裁と褒めそやす。そんな国全体がもはやのっぴきならないところまで着ているのかも。真っ当は、どこだ?
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