私は、ずっと前の記事で、石浦の体つきを褒めたことがあったが、彼もモンゴル同盟の「名誉会員」的存在で、その場にいたのは残念である。
まあ、大相撲界そのものが暴力団的体質であるのは昔からのことであるのだが。
日本相撲協会が20日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開いた。元横綱日馬富士が起こした貴ノ岩への暴行問題について、同協会の危機管理委員会からの調査報告がなされた。師匠の貴乃花親方(元横綱)が拒否していた事情聴取を受け入れ、19日に実現したためで、「なぜ誰も止めてくれないのか」など、貴ノ岩が暴行を受けた際に考えていたことが報告書に織り込まれた。
【写真】被害後の11月2日に表敬訪問を行った貴ノ岩 暴行受けた顔は…
日馬富士が暴行するに至った理由は、鳥取市内の飲食店での会合で、白鵬から説教を受けていた貴ノ岩がスマホアプリのラインを操作したとして日馬富士が怒ったことが挙げられている。貴ノ岩としては、白鵬の説教が一段落ついた後に操作をしたと考えており、「日馬富士がどうしてこのような仕打ちをするのか理解できなかった」と考え、「その場にいた者がもっと早く制止してくれればよいのに、なぜ誰も止めてくれないのか」とも思っていたことが報告されている。
被害感情についても「自分に対する説教が終わった後、白鵬や日馬富士が別の話をしていた際に、ラインを受信したので返信したに過ぎず、特に礼を失する行為をしたわけではなく(中略)傷害を負わされるような理由は全くないものと考えている」とまとめられた。ただ、日馬富士の引退は「望んでいたわけではなかった」とも聴取で述べたとしている。
また、暴行から一夜明けた10月26日に貴ノ岩が自分の非礼が原因だったと日馬富士に謝罪しているが、関係者からの助言によるもので、本人が納得したわけではなかったことも盛り込まれた。当初は師匠の貴乃花親方に頭部のけがのことを「酒を飲んで階段から落ちた」と報告していたが、騒ぎを大きくしたくないと考え、また告げ口することが「男らしくない」と考えたからだったとしている。