三十六計逃げるは恥だが役に立つ
ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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ネットテレビでガルパンを放映してくれているので、遅まきながら見てみたが、かなり上質なエンタメアニメである。登場人物のキャラがすべて立っている上に、性格の悪い人間がほとんど出ないので、視聴感が実にさわやかだ。キャラ絵も、先入観とは違って、萌え絵ではあるが、キャラの描き分けはされている。戦車バトルも合理的な戦略、合理的な成り行きで、見ごたえがある。戦車の知識も、おそらく正確なのだろう、と思わせる具体性がある。
もちろん、たとえば戦争が日常であったイラクやアフガニスタンなどの人々に見せられる作品ではないが、アニメでもゲームでも、現実とは別の世界として作られるのだから、「戦争をお気楽なスポーツにするとは」と怒るのは野暮だろう。
脚本と構成を担当した吉田玲子と監督の水島努の力量に感服した。
中で、唯一の瑕瑾は、生徒会室に掛かっていた額(校訓か?)の一つが「三十六計逃如」となっていたことで、これは漢文としては読めない。「三十六計逃げるに如かず」なら、「(三十六計)不如逃」が正しい語順だし、そもそも「不」の字が入っていないのだから、どう読ませるつもりか。「逃げるがごとし」でも「如逃」の語順だし、そもそも「逃げるがごとし」では意味を成さない。
なお、私のお気に入りのシーンは、プラウダ軍団が「カチューシャ」をロシア語で歌いながら進撃する場面と、「あんこう踊り」が出る二つのシーン(ひとつめは聖グロリア学園敗戦後の罰として、もうひとつはプラウダ軍団に封鎖されて落ち込むチームメイトを元気づけるために西住まほが踊る場面)である。あの振り付けの恥ずかしさはかなり天才的だ。
- 小田嶋隆さんがリツイート
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