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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「進撃の巨人」のエピソード52まで見たが、少し前から「巨人側」に対して「公平な」描き方というか、同情すべき点がある、という描き方になっていて、これは巨人が人間の変化したものだという設定を公にしたためだろう。
しかし、やたらと人間が巨人になったり人間に戻ったり、ご都合主義もいいところである。そもそも巨人の中(首の後ろ)に人間の本体があり、巨人を操縦しているという設定のようだが、その巨人はどこから「突然発生する」のだ? 人間の本体の一部が拡大されるなら、体重60キロの人間は、質量保存の法則により、巨人になった時の体重も60キロになり、まったく無力な独活の大木にしかならないはずである。
そして力には、それを生み出すための質量が必要なのである。身長130センチの小人には150キロの球は投げられない。体重60キロで、身長が50メートルの巨人www
で、途中から、巨人化する際にはなぜか原爆みたいな爆風が生じることになっているが、いつからそういうことになったのか、私はもう覚えてもいない。それとも、巨人によって爆風ありと無しの2種類があるのか。で、なぜ爆風が発生するのだ?
まあ、これが「魔法世界」の話なら、すべて「魔法だから」で終わりだが、最初のあたりはやたらとリアルな設定のように描いていたから、途中からのいい加減な設定との齟齬がひどい。
まあ、飯を食いながら見るアニメとしては、「この程度でいい」というか、この程度でも作るほうは大変だろうな、とは思う。
なお、人間側の兵士の刀が「大型カッターナイフ」であるのも笑える。作者が、机の上のカッターナイフを見ていて思いついたのだろうな、と想像できる。まあ、この世界の軍刀は消耗品、というコンセプトなのだろう。
途中からやたらと新しい設定が出てきて、真面目に見ていると馬鹿を見る作品ではある。
まあ、ホラ話はホラ話として見ればいいのだが、見ていて辛いのは作者(脚本ではなく作者だろう)がやたらと「感動的なセリフ」らしきものを何度も入れてくることで、これは尻がこそばゆくなる。「世界は残酷だ」というのがお得意の台詞のくせに、仲間内の葛藤に関しては、やたらと「視聴者(漫画読者)を感動させようとする」のである。そこが気持ち悪い。
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