ワイ「ビクゥッ!」
引用元:
CM「ぎょあああああ!!」
ワイ「声小さいな」音量アゲー
ヤジュッパ「へっへっああああああああ(大迫真)」
ワイ「ビクゥッ!」
戦士「ひそひそ」
敵「ひそひそ」
味方「ひそひそ」
↓
映画「ドーン(笑)」彡()()
こういうのほんとひで作品内でくらい合わせろや
どの映画でもあるんだよなあ
ワイ「音量下げるか」
映画「ボソボソ...」
ワイ「なんや聞こえんな音量上げよ」
映画「ドーーーン!wwwwwwww」
ワイ「 」
日本相撲協会が20日、東京・両国国技館で臨時の理事会を開いた。元横綱日馬富士が起こした貴ノ岩への暴行問題について、同協会の危機管理委員会からの調査報告がなされた。師匠の貴乃花親方(元横綱)が拒否していた事情聴取を受け入れ、19日に実現したためで、「なぜ誰も止めてくれないのか」など、貴ノ岩が暴行を受けた際に考えていたことが報告書に織り込まれた。
【写真】被害後の11月2日に表敬訪問を行った貴ノ岩 暴行受けた顔は…
日馬富士が暴行するに至った理由は、鳥取市内の飲食店での会合で、白鵬から説教を受けていた貴ノ岩がスマホアプリのラインを操作したとして日馬富士が怒ったことが挙げられている。貴ノ岩としては、白鵬の説教が一段落ついた後に操作をしたと考えており、「日馬富士がどうしてこのような仕打ちをするのか理解できなかった」と考え、「その場にいた者がもっと早く制止してくれればよいのに、なぜ誰も止めてくれないのか」とも思っていたことが報告されている。
被害感情についても「自分に対する説教が終わった後、白鵬や日馬富士が別の話をしていた際に、ラインを受信したので返信したに過ぎず、特に礼を失する行為をしたわけではなく(中略)傷害を負わされるような理由は全くないものと考えている」とまとめられた。ただ、日馬富士の引退は「望んでいたわけではなかった」とも聴取で述べたとしている。
また、暴行から一夜明けた10月26日に貴ノ岩が自分の非礼が原因だったと日馬富士に謝罪しているが、関係者からの助言によるもので、本人が納得したわけではなかったことも盛り込まれた。当初は師匠の貴乃花親方に頭部のけがのことを「酒を飲んで階段から落ちた」と報告していたが、騒ぎを大きくしたくないと考え、また告げ口することが「男らしくない」と考えたからだったとしている。
引用元:
12/19(火) 11:01配信
高校生や大学生投手に関する記事を読んでいて、ふと疑問に思うフレーズがある。
それは「完成度」という言葉だ。
かくいう筆者もかつてはその言葉を使用してきた人間なのだが、あの男のメジャー挑戦で、高校生や大学生の時点で「完成度」は語るべきではないという確信に至った。
あの男とはもちろん、エンゼルスへの入団が決まった大谷翔平である。
メジャーで二刀流が継続できるかどうかも注目されるが、今回は彼のピッチングについての考察である。
大谷の持ち球と言えば、最速165kmのストレートと鋭く変化するスライダー、落差のあるフォーク、時折挟むカーブだ。ストレートについてはわざわざ語ることもないが、スライダーの変化、フォークの落差も彼のピッチングを支えるツールだ。常時160kmを超えるストレートとのコンビネーションで鋭い変化球が来ては打者はひとたまりもない。
実は大谷は高校時代、この球種のうち、スライダーをほとんど投げていなかった。それも意識的に。
高校2年時に左足を故障した大谷は、その夏の甲子園出場後から治療に専念し、ほとんど練習ができなかった。故障箇所が下半身だったために練習は限られたことしかできず、休息と栄養のためにチームの全体寮を離れるほどだった。
そのおかげで身体は大きくなったのだが、技術が間に合わなかった。
3年春の甲子園では、当時大阪桐蔭の藤浪晋太郎(阪神)との対決が注目を浴びたが、打者としては1本塁打を放ちながら、投手としては11四死球9失点で敗戦。本人は相当悔しがったものだ。
高校時代の大谷がスライダーを投げない選択をしたのは、投球フォームに安定性を欠いたからだ。
花巻東高時代の恩師・佐々木洋監督は「(大谷は)スライダーを投げると身体を横に振ってしまい、ストレートがいかなくなっていたんです。逆にカーブはいいフォームじゃないと投げられないので、そちらを優先させていました」と語っている。
これは興味深い話だ。
大谷は最後の夏、甲子園出場を逃している。一方で、当時のライバル藤浪が春夏連覇を果たしたので、たびたび「完成度の違い」で2人は比較された。
だが、それは「甲子園」を物差しにしただけのものであって、本当の「完成」ではなかったことは、その後の2人を見れば一目瞭然だろう。
大谷と同じように高校時代はスライダーを多用せず、未完成のままプロ入りしたのが現在、ドジャースの前田健太だ。
2017年、前田がポストシーズンでみせた投球は圧巻だった。
ワンポイント、セットアップなど様々な場面で登板する役割を任された前田は、メジャーリーグの名だたる強打者を切り裂いていった。
ディビジョンシリーズで対戦したマルチネス、ゴールドシュミット(Dバックス)に始まり、優勝決定シリーズではコントレラス、ラッセル、バエス(カブス)、ワールドシリーズではスプリンガー、アルトゥーベ、コレア(アストロズ)らと互角以上に渡り合った。
前田のメジャーでの代名詞は150km台のストレート、そしてスライダーだった。
広島時代も前田のスライダーは秀逸だったが、PL学園高時代はスライダーを持ち球にはしていなかった。
理由も大谷と同じく、フォームに欠点が生まれたからだ。
高校時代の恩師・藤原弘介監督(現佐久長聖)がこう語っている。
「健太は、スライダーが掛かりにくかったということに加えて、スライダーを投げるとき、曲げようという意識が働いて、身体を横に振るようになっていて、ストレートに影響が出ていた。それなら、まずはストレートを磨いた方がいいんじゃないかということで変化球はカーブとフォークでいこうと決めたんです」
そして結果的に、前田は3年夏の甲子園出場を逃している。
メジャーで活躍する現在の前田を見れば、その遠回りは成功したと言えるのではないだろうか。
高校時代の大谷と前田に共通していたのは、身体を横に振ってしまうという欠点だ。
これは彼らに限らず、多くの投手が通る「スライダーの副作用」ともいえる。藤浪のように高校時代からそれを修正できる力があればいいが、そうでないタイプは身体やフォームを固めてから習得しても遅くはない。
こうした視点から「中高校生でスライダー系を投げるのは危険」と警鐘を鳴らしているのが、球界屈指の理論派として知られる山本昌さんだ。
現役生活を32年続けた山本さんは、自分のピッチングを作る中で、投球の動作からフォームを科学的に考えてきた投手だ。「変化球はその人によって合う、合わないがあります。どの変化球が得意か、その投手の投球を3球見れば分かる」という。
高校生がスライダーを投げることについて、山本さんはこう話している。
「高校時代の大谷選手がスライダーを投げたときに横ぶりになったという話は、よくわかります。身体が横ぶりになるというより、腕の振りが横になるということだと思います。スライダーは肘が下がりますし、手首が寝るようになってしまいます。1度手首が寝る癖がついてしまうと、簡単には直らないんです。
しっかりとボールを切れる人、変化させられる人はいいんですけど、変化させようとして腕の振りを緩めていくと、真っすぐの振りにも影響を及ぼすんです」
いまの野球界は、スライダー全盛時代と言われている。
プロの投手の多くが、カットボールなどを含めたスライダー系を持ち球にしている。そしてそれは、中学生・高校生にも波及している。インコースにストレート、外にスライダーという配球はオーソドックスながら、やはり有効なのだ。
特に高校野球のトーナメント一発勝負の戦いでは、地道に真っすぐの質を高めるよりもスライダーで打ち取りたい気持ちはよくわかる。だが早い年代でのスライダーの多投は、下手すれば選手の身体を脅かすことにもなりかねない。プロを目指すならばなおさらだ。
山本さんも、スライダーを投げ始める時期については慎重な立場だ。
「スライダーに頼りたい気持ちは分かりますが、スライダー系には危険が伴います。特に、中高校生から投げるのはあまりおススメしません。身体ができて、フォームが固まってからにするのがいいと思います」
大谷、前田という2人の投手が高校時代に直面した同じ問題、そして山本さんの言葉からは、スライダーという球種の難しさが見えてくる。
大谷は高校時代とプロ以降でのスライダーへの意識を違いを次のように表現している。
「曲げたいなと思って投げようとしているか。曲がるためにどうすればいいかと思って投げているかの違い」
ともあれ、スライダーを投げる高校生投手に対して、「完成度」というのは安易に使っていいフレーズではない。
(「野球善哉」氏原英明 = 文)