別にDeNAファンを辞めたわけではないが、もはやDeNAが少々勝とうが負けようがさほど関心も無いので、CSに出られる可能性が出てきたら、記事を書くかもしれない、という気持ちだ。
阪神は嫌いな球団だが(阪神よりも関西マスコミの阪神びいき報道にうんざりしているのだが)、公平を期すために書いておく。
シーズン終了近くなって一部のチームの試合日程がきつくなるというのはおかしくないか。試合数を消化できるかどうかは天候の都合によるのであり、そんな不確定要素は最初から織り込んで1シーズンの全試合日程をNPBが作るべきだろう。
つまり、最初からCSや日本シリーズの日時を決めておくというのがおかしいということだ。CSや日本シリーズは本来は「オマケ」であって、オマケが本体(ペナントレース)より重視される日程の組み方は異常なのである。これもNPBの「商売優先」志向、つまり銭ゲバ主義の弊害である。
- 4回表巨人攻撃終了、激しく降り始めた雨で中断となり、ベンチからグラウンドを見つめる金本監督(撮影・宮崎幸一)
<阪神-巨人>◇9日◇甲子園
執念の試合続行はならなかった。14時の試合開始時から雨が降り続けていた甲子園。
雨の影響で阪神先発の青柳晃洋投手が、マウンドで足を滑らせ、審判に土を入れてもらうことを要求するなど、グラウンドコンディションはよくなかった。
4回表終了時(阪神0-2巨人)の15時09分に試合は一時中断。内野グラウンドには水たまりができるほど、大雨が降っていた。
中断から約30分がたったタイミングで真鍋球審と阪神園芸の金沢甲子園施設部長が一塁側ベンチ前で話し合うシーンも見られた。
中断から45分後の15時54分には、阪神園芸スタッフがグラウンド整備を開始。阪神園芸スタッフにしかできない“神技”で試合再開に全力を挙げた。
しかし、再度、雨が強くなり、1時間28分の中断を経て降雨ノーゲームとなった。
阪神は今季雨天中止が相次いでおり、今回の巨人戦ノーゲームでシーズン終盤に20連戦となる可能性が出てきた。