楽天の耀飛が解雇されたようだ。今年の結果は打率は2割3分台とあまり良くなかったが、足も長打力もあるところを見せており、まだまだこれからの選手だと思うのだが、あまりに早く見切られたようで、気の毒である。内野手の西巻も1年目から結構上で打ったりしていたが、2年目の今年は不調で、あっさり切られたようだ。
こんな風に、育てることはしないで毎年のようにお試しで新人と入れ替えてばかりいては、戦力の厚みは出てこないように思う。特に今年のドラフト指名選手が首を傾げる名前ばかりなので、なぜ現有戦力をこんなに粗末に扱うのか、球団への信頼度にも関わるのではないだろうか。新人は、最低でも3年は面倒を見るべきだと思う。楽天の二軍には雑魚選手が厖大にいるが、なぜ彼らではなく入団1年目2年目の選手の首を切るのか。

DeNAドラ2の坂本投手というのはまったく注目していなかったのだが、大学の通算成績は下のコメントのようなものらしい。大学で通算防御率が2点台というのは、まだまだプロレベルだとは思えないが、投手指名には眼力のある横浜スカウト陣だから、或る程度の期待はしていいのかもしれない。
もっとも、そのスカウト陣が、今年は森を1位指名というのは首を傾げるが、これも森には数字には無い何かがあると考えていいのだろうか。あるいは単に、ラミレスの主張を全面的に受け入れてのドラフトだったのか。それとも、球団社長のごり押しで地元忖度のドラフトをしたのか。これで広島単独指名の森下が新人王相当の働きをしたら、泣いても泣ききれないドラフトである。せめて、籤が外れてもいいから、奥川か佐々木か森下を1位指名して欲しかった。まあ、森下以外にも大学には有望投手が隠れていたのではないか、という気はするが、その中で坂本がどの程度のレベルと思って2位指名したのか、興味深い。
東投手の場合は、大学の通算成績も、日米大学野球での結果も、動画での投げ方もすべてドラ1レベル、新人王レベルだと私は思って、このブログでも書いたので、東の単独指名には大喜びしたものだが、今年のドラフトは、現時点ではかなりがっかりドラフトなのである。

• 41. ハマの名無しさん
• 2019年10月18日 21:19  ID:Fp..f1Oj0
• 東 リーグ通算
  41試合 19勝9敗　231.2回 235奪三振 防御率0.93
  
  坂本 リーグ通算
  23試合 11勝5敗　132回 119奪三振　防御率2.32
  
  やっぱり東って凄いわ。

楽天の謎一位小深田内野手についてのスレッドコメントの一部である。まあ、一位で獲る選手ではないと思うが、内野手不足の楽天ならすぐに一軍で使ってもらえて、プロで成長する可能性はあるかもしれない。
コメント158は野球好きには貴重なデータである。

肩が強いとか足が速いというのを「身体能力が高い」と言っているのだと思うが、そんなのは野球選手ではなく陸上選手の能力である。肩が強い上に送球が正確であること、足が速くて盗塁の技術があることが、野球選手の能力だ。（「世界の盗塁王」の福本は、実はチーム内で足が一番速かったわけではないらしい。投手観察力が凄かったのが、彼の盗塁の秘訣だったとか。遊撃守備の名手である吉田義男も肩はそれほど強くないが、取ってから投げるまでの速さが凄かったようだ。つまり、大和と同じだ。日本人で肩が強いと言っても、大リーガーの遊撃手のような肩の持ち主は、まずいない。）で、森はと言えば、現段階では野球選手としての能力がどの程度あると言うのか。打撃のコンタクト能力だけ見ても、下位で獲った田部のほうが上ではないかと思う。ただし、田部の極端な打撃フォームで、プロの投手への対応能力があるかどうかの不安はあるが、高校通算打率が五割近いらしいというのはかなりな才能だと思う。ただし、こちらも守備はさほどでもないようだ。

ドラフト関係のスレッドやサイトはかなり見てきた私だが、高校生の黒川と水上以外はほとんど知らない名前だwww　大阪ガスの小深田内野手の名前は聞いたことはあるが、ドラ１レベルの選手なのか？　また、捕手陣が手薄であるのに、有望捕手の多い今年に、なぜU１８でもロクな働きをしていない、打撃力皆無の水上を指名したのか。いったい、彼をプロの捕手に育てることができるのか？
要するに、石井GMの構想する野球とは何なのか、さっぱり分からない指名である。

今見たばかりのスレッドの一部である。まったく得津氏（元ロッテスカウト）と同意見。DeNAが巨人よりやや上とするなら、下位指名に面白い選手がいることだろうか。
ヤクルトがS級というのは弱点を徹底的に補強する作戦に出て大成功したからである。私も、ヤクルトの２位３位４位ともすぐにローテーションに入る可能性は高いと思う。それだけヤクルトの先発投手事情は逼迫しているからだ。奥川も能力はすぐに先発ローテ入り可能だが、体力がシーズンラストまで持つかどうかが問題。高卒は１年目は慎重な扱いが必要だろう。
DeNAの今回のドラフトが合格点かどうかは、１位の森云々ではなく、３位の伊勢投手（明治）が中継ぎとして１年目から使えるかどうかにかかっていると思う。ほかは、将来への先行投資であり、つまりはギャンブルにすぎない。
佐々木朗希の交渉権を得たにも関わらず、得津氏がロッテのドラフトをC評価したのが面白い。つまり、佐々木指名はあくまで先行投資であり、他の指名選手も含めてロッテの弱点補強としての即効性は非常に低いという判断だと思う。ネットの馬鹿たちが、佐々木を指名できただけでS評価しているのは、頭がお花畑だということだ。
もちろん、将来的に佐々木が大谷を超える選手になる可能性はあるだろうが、今の時代は、投手ひとりが２０勝３０勝できる時代ではない。菅野だろうが誰だろうが同じことだ。つまり、先発投手や中継ぎ抑え全体としての「投手陣」を作らないと意味はないということである。
１５勝できる投手がひとりで、後は１０勝投手がひとりもいないという投手陣より、１０勝投手６人が確実にいるチームが優勝するのである。DeNAはそれに近いが、東や濱口が離脱しただけでそれが崩れたのは、そういう事態に備えるだけの先発投手の数が必要だということなのである。
そして、毎度言うが、今年好成績を残した選手は、それがその選手の生涯のピークで、来年以降はその成績を下回るという前提で選手編成は行なうべきだということだ。

巨人に指名権を取られなくて良かったが、奥川本人には気の毒だったように思う。
なぜヤクルトというチームには投手が育たないのか、根本原因を探すべきだろう。
もちろん、第一にはドラ１で指名した投手たちが素材として微妙だったというのはあるだろうが、寺島などは曲がりなりにもその年の高校生ナンバーワンとされていた投手である。二軍の投手指導がおかしいのではないかという疑いは消しがたい。
まあ、球団首脳自体の姿勢が、巨人人気に寄生していればいい、という昔からの気質を残しているというのが一番大きいと思う。選手もそれを感じて適当にやるから、若手は伸びないのだろう。ロッテも投手を育てるのが上手いとは言い難いから、一番運が良かったのは広島に指名された森下ではないか。ビッグ４まで入れれば、阪神に指名された西が、最良の球団に入ったと言えるだろう。なぜか、阪神に入った投手はみな伸びるのである。

桐蔭の森についての情報がまったく無い状態で、やたらと「身体能力が高い」とだけ聞かされていたのだが、某スレッドのコメントの中にわりと詳しい情報があった。
だが、残念ながら、悲観するしかない情報だろう。
何より、金属バットを使いながら、高校通算で9本しかホームランを打っていないのでは、プロを相手に木製バットでは長打はまったく期待できないと思う。では、守備はどうかと言うと、肩はいいがエラーが多いと聞いた記憶がある。プロでは遊撃手は務まらないだろう。ならば外野転向か、と言えば、長打が無いのでは、よほど盗塁の才能が無いと無理ではないか。
まあ、高校時代に一本もホームランを打っていない小笠原が長打者になった例もあるから、一概には言えないが、小笠原はべつに身体能力が高い選手ではなかった。つまり、打力に特化した練習をハードにやった結果だろう。
前に書いたかもしれないが、身体能力が高い選手は「体が動きすぎる」ので、あまり強打者にはならない傾向があるのである。阪神の上本なども、身体能力は抜群に高かったらしいが、逆にそのために打撃が安定しなかったのだと私は思っている。
下位指名の島根海星の田部や青森大の蛯名のほうが、守備はともかく打撃の才能がありそうなので期待できるかもしれない。守備は努力次第で誰でも伸びる、と言われている。

1. • 55. ハマの名無しさん
   • 2019年10月18日 02:11  ID:7.AcYfxK0
   • 大河ドラフト評価
     174cm73kg、俊足好守のプロ注目ショート。
     　打ち損じもあるが振り切るスイングから左右に強い打球をはじき返す右打者。主に1､2番でプレー。
     　左中間3ラン､左越えソロなど､甲子園で8戦6長打を放った。気持ちの強さも魅力。
     　守っては動きの良い遊撃手。遠投107ｍの肩を生かした安定したスローイングでアウトに仕留める。　50m5.9秒、右打者で一塁到達4.3秒前後。

1. • 56. ハマの名無しさん
   • 2019年10月18日 02:12  ID:7.AcYfxK0
   • 森評価
     175cm75kg、三拍子揃った3番・ショート。
     　高校通算9発、振り切る強いスイングで鋭い打球を放つ左の好打者。旧チームから3番を務める。
     　甘く入れば一発を記録。2年秋の県4回戦でバックスクリーン右へのソロを放った。
     　U-18代表では1番・中堅手としてプレー。一塁到達4.0秒前後から4.1秒強の脚力を備える。
     　W杯8試合で8安打（左4､右4）＆9四死球､打率.320､出塁率.500をマークした。
     　持ち前の強肩を生かしたショート守備も魅力。三遊間深い当たりを好スローイングでアウトにする。
     　遠投120m、50m走5秒8、身体能力が高い。

1. • 57. ハマの名無しさん
   • 2019年10月18日 02:14  ID:7.AcYfxK0
   • 田部ドラフト評価。
     守備より打撃評価って感じだね。
     　184cm83kg、恵まれた体格を誇るプロ注目ショート。
     　オープンで構えて振り切るスイングではじき返す右の強打者。打ち損じもあるがパンチ力を秘める。
     　2年春から3番、3年春から1番でプレー。3年夏の予選で左越え弾2発を放った。
     　引っ張り中心のバッティングから進化。3年春の地区1回戦で右中間二塁打を記録している。
     　2年春夏はサード。中学時代は投手も経験した。安定した送球でアウトにする。
     　3年時夏の予選準決9回裏2死2塁からの三遊間ゴロでノーステップノーバウンド送球を披露した。
     　2年秋25試合（練習試合含む）で打率5割超を記録。

森の指名は、地元への忖度という面が大きいのではないか。私には、なぜこの選手がドラフト前になって人気が急上昇したのか、さっぱり分からないのだが、マスコミというのは東京視点でしか見ないし、ネットもマスコミに踊らされる馬鹿が多い。森の遊撃守備は最悪という評価もあるようだし、どこで使うつもりなのか。遊撃ができないなら、身体能力に何の意味があるのか。打撃は技能であって極論すれば身体能力はほとんど無関係である。でなければあれほどデブたちが高い打撃成績を残すわけがない。運動神経の良すぎる打者は大物にはならないとすら言える。
今回のドラフトでも、DeNAファンサイトでは高い評価をしている人が多いが、下の一部のコメントが冷静な見方だろう。ドラフトはお祭りではない。何でも喜べばいいというものではなく、冷静な評価を下さないと、失敗を繰り返すことになる。
今回のドラフトではヤクルトが１００点、広島阪神が８０点、中日が７０点、巨人横浜が４０点だろう。巨人はドラフトがダメでも他球団から選手を強奪すればいいから気楽である。横浜はそうはいかない。
後は、下位で獲った選手の中に将来の柳田や山田がいることに賭けるだけだが、それはどの球団でも起こり得ることである。現段階での評価としては上に書いた通りだ。横浜のように二軍が腐っている球団で、そこから柳田や山田が出てくるとは考えにくい。

1. • 36. ハマの名無しさん
   • 2019年10月17日 21:03  ID:SDnKN6x.0
   • 森選手が将来どのくらいやってくれるかで価値が決まるドラフト
     一応来年もシーズン戦えるように2.3位は大卒即戦力投手なのね

1. • 37. ハマの名無しさん
   • 2019年10月17日 21:04  ID:abXbcEnD0
   • 取りたくて取った選手だから森に関してはとやかく言わんけど、その分ドラ1や外れで消えていった投手補うためにドラ2ドラ3で投手行って、その間に即戦力野手だいたい行かれちゃったのが厳しいかなぁ
     懸念であった野手の薄さにメスは入ったけど効果が出るのが3〜4年後ぐらいだから
     しばらくの間は現状維持な感じで
     またFA補強に頼るのかな

1. • 38. ハマの名無しさん
   • 2019年10月17日 21:04  ID:A3rfZYU80
   • ハイハイ………おめでとうございます
     来年も優勝は無理です確実に。