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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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これからの商売を考える(5)貸家・宿泊業など 2016/05/18 (Wed)

貸家や宿泊業というのも、新商売の余地があるのではないか。
まあ、この方面での新商売というと、貸す相手を限定して

1)老人相手に貸す
2)学生相手に貸す
3)外国人相手に貸す
4)低収入者に貸す

などがあるが、もちろん、それぞれ、「短期に貸す」のと「長期に貸す」のがある。短期に貸すのがホテルや旅館やホステルなどだ。で、実は「ラブホテル」も、特定目的特定相手に特化した宿泊業だ。しかも、宿泊どころか時間単位での貸し間だ。
で、私がこれらの中で需要があり、成功可能性が高いと思うのが、そのラブホテルなのである。老人とか外国人相手の貸家や宿泊業も需要はあるが、成功可能性は疑問だ。

さて、実は、ラブホテルは業界全体としては凋落しつつあると思う。何しろ、今どき、恋人のいない若者が多いのだから、客は減少している。
ところが、潜在的需要は膨大にあるのである。
それは、冗談抜きで言うが、「中高生」である。
これほど「性交する場所」を切実に必要としている連中はいない。にもかかわらず、「親に隠れて性交ができる場所」はほとんど無いのである。自分の部屋など、いつ親兄弟が入ってくるか分からない。休日などで、他の家族が確実に家にいないときしかチャンスは無いのである。
まあ、未成年は性交禁止という法律を作るのに私自身は賛成だが、現実には未成年の性交は容認されているのが日本であり、先進国のほとんどだ。だが、性交する機会や場所はほとんど無い。中高生は蛇の生殺し状態である。
彼らはカネは案外ある。しかし、ラブホテルなどに入る勇気は、まずないだろう。だから、カラオケ喫茶などでやって、店員につるし上げられたりするわけだ。あるいは、学校の体育具倉庫とか、トイレとかでやる。ロマンチックさのかけらもない。
そこで、たとえば、一人住まいをしている級友のアパートなどがあれば、当然、そこが友人一同のセックス天国となるわけだが、そんな都合のいい級友もいない、というのがほとんどだ。

そこで、空き部屋のある一軒家を持っている人には、商売のチャンスである。中高生向けに、「そういう場」を提供して、1時間2000円くらい取ればいいのである。まあ、無許可の宿泊業は法律違反だろうが、「レンタル勉強室」という名目にでもすれば、可能ではないか。
2000円出せば、1時間は完全な密室が得られる、となれば、そこを「そういう目的」で借りる中高生が続々と出てくるのは自然の勢いだ。
これを不道徳と言うなら、中高生は性交禁止、というのを厳密に取り締まればいいのである。
大人が未成年を相手に性交してはいけないが、中学生どうしはいい、とかいう理屈は成り立たないだろう。中学生だろうが、未成年相手の性行為は「傷害罪」適用でいい。

ということで、以上が、需要は膨大にあるが、商売としては可能かどうかは分からんよ、という新商売の話である。

真面目な話をすれば、外国人相手の低料金宿泊所なども需要はあると思う。だが、認可を得るのが面倒そうだ。オリンピックに向けてこれを簡便化するという考えが政府にはあるようだが。



(追記)参考までに


民泊 管理者置けば届け出で営業可能に
5月13日 4時06分

住宅の空き部屋などを有料で貸し出す「民泊」について厚生労働省と観光庁は家主が同居していなくても管理者を置くことを条件に都道府県への届け出を行えば営業を認める方針を決めました。

住宅やマンションの空き部屋を有料で貸し出す「民泊」を巡っては、外国人観光客の増加で宿泊施設の不足が深刻となる中厚生労働省と観光庁がルール作りを進めています。先月からは「民泊」をカプセルホテルなどと同様に旅館業法で「簡易宿所」と位置づけ、貸主が都道府県から許可を得れば営業が認められるようになりました。

このうち、一般の家庭で受け入れる「ホームステイ型」については家主がいるため宿泊者の安全管理がしやすいなどとして、今後、許可制ではなく都道府県への届け出だけで認める方針です。

さらに「民泊」を広げるため厚生労働省などは家主が同居していない場合でも管理者を置くことを条件に、旅館などと競合しないよう営業日数の制限を設けたうえで、「ホームステイ型」と同様に都道府県への届け出を行えば営業を認める方針を決めました。管理者は近隣とのトラブルの対応や宿泊者の名簿の作成などが義務づけられるということです。

厚生労働省と観光庁は今後、インターネットなどで仲介を行う業者への規制について検討することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160513/k10010518831000.html
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見る気の起こるアニメが無いもので、「ラザロ」を見てみたが、まあ、「カウボーイビバップ」みたいなアニメで、30分のうち半分くらいの時間が「お洒落」アクションのアニメである。伴奏はやはりお洒落にジャズ風味。で、最初に出た制作陣名がアルファベットで、読めない。漢字なら一瞬で読み取れるが、英字では無理である。
さほど話としては面白そうでもないので、別の作業をしながら作業BGM代わりにちらちら見ていたが、最後に「渡辺信一郎」という名前が、たぶん「脚本・構成」として出てきたので驚いた。まさに「ビバップ」の監督ではなかったか。
まあ、正直言って、私はビバップもさほど面白くは感じなかったのだが、確か彼は「スレイヤーズ」の監督もしていた記憶があり、そちらのほうがはるかに面白かった。しかし、ビバップは海外人気の高かったアニメとして有名だったと思う。つまり、そこが見込まれて「ネットフリックス」制作アニメに起用されたかと思われる。
しかし、正直言って、こういう「昔の名前で出ています」アニメが、今の若者に受けるとも思えない。私のような爺ですらさほど惹かれないのだから。

なお、そのほかに「状態異常スキルで何とかかんとか」という異世界転生アニメも見たが、登場人物のほとんどが下種で、視聴感が悪いが、「状態異常スキル」をバトルに使うネタ自体は工夫されている。キャラが不快キャラ揃いで、主人公が周囲から見下げられ、その後強くなって周囲を見返すという「ざまあ展開」というか、復讐展開を視聴するのが楽しいという人向きである。異世界そのもの(冒険者世界)が異常に格差社会である(SランクとかAランクとか)、という「ゲーム性」を不愉快に思う私などは例外かもしれない。何となく、隣国の社会や人間性を連想するのは、私の偏見だろうか。「俺だけレベルアップな件」なども同様である。まあ、アメリカや日本の「スクールカースト」も似たようなものか。
ただ、そういう「日常的なカースト」というのは、日本では最近の話である。昔(バブル以前)は貧乏人は貧乏人で、金持ちや高等学歴者をうらやむでもなく、さほど不満もなく助け合って仲良くくらしていたはずなのである。運動エリートや成績優秀者は「努力家で偉いね」と周囲から尊敬されていたが、それだけのことだ。つまり、最初から上級国民と下級国民は別という今の格差社会が、人々をギスギスさせているのだろう。アニメはその反映かと思う。


これからの商売を考える (4)「娯楽商売」続き 2016/05/16 (Mon)

娯楽の要素を「ギャンブル・スポーツ・鑑賞」と規定してみたが、これからの娯楽商売を考える上で一番大事なのは、「庶民にはカネが無い」ということだろう。
ここから出てくる帰結は

1)安い大衆娯楽を発明する
2)金持ち用の新しい娯楽を考える

の二つとなるが、後者には当然高額の資本金が必要になるから、考えるまでもない。ゴルフ場などが廃れているのを見ても、今の金持ち相手の娯楽商売は困難だ。だから、闇カジノなどに手を出す金持ちが出てくるのである。金持ちにふさわしい娯楽が無い。流行っていないゴルフなどをしても空しく思うのだろう。
庶民相手の安価な娯楽について考えてみよう。
「ボーリング」や「麻雀」はなぜすたれ、「カラオケ」や「パチンコ」はなぜすたれないのか。
いや、ボーリングなどはまだすたれてはいないだろう。若者だけの場になってしまっただけだと思う。かつてのように老いも若きもという娯楽ではなくなり、「大人」は行きにくいものとなった。それは「流行りではない」からだ。ゴルフと同様である。ディズニーランドも「流行り」ならば大人も行くが、流行りでなくなったら、大人は恥ずかしくて遊園地など行かない。
「麻雀」は、時間拘束が長すぎる。一晩ぶっ続けでやらないと麻雀は面白くないし、今どき、そんな時間の余裕のある庶民はいない。面子を4人探す苦労が大変だ。他者とのつきあいで毎日気苦労があるのに、個人的な時間まで他人とつきあいたくない、という若者も多いだろう。恋人やセフレとのつきあいは、性欲というエンジンがあるから別である。
「カラオケ」がすたれないのも、そこには「男女関係のいい機会」という要素があるからだろう。しかも、「密室」だ。男女の絶好の発展場である。
「パチンコ」は言うまでもなく、カネが儲かるかもしれない、という射幸心がエンジンである。
つまり、これから儲かる娯楽関係の新商売には「性欲の満足につながる」か「射幸心を刺激する」かのどちらかの要素があれば、かなり成功確率は高い、と言えそうである。
前者は法に触れる可能性があるし、後者も法律すれすれだ。抜け道は、「甘納豆くじ」のような子供相手の「ギャンブル」だろうか。もちろん、単純な運任せだけのゲームではなく、そこに「頭脳と経験で勝率が上がるシステムを組み込む」などのバリエーションも考えられる。
ネットを使って、壮大な「仮想野球世界」を作る、(小説「ユニバーサル野球協会」のネット版)というのも面白いのではないか、と思うが、これは構築したり商売化したりするのにカネがかかりそうな案だからここでは考察しない。
実は、「鑑賞」というのが現代のもっともポピュラーな娯楽である。つまり、「スポーツ観戦」だ。野球やサッカーをテレビで見ることだ。相撲やボクシングなどもある。これらは、一番安価で楽な娯楽だが、これを使って金儲けをするのは大資本にしかできない。
ただし、「便乗商売」はできる。ダフ屋や飲み屋(酒を飲むのではなく、ギャンブルのノミ屋である。)などだ。もちろん、これは違法行為だから、お勧めはできない。鑑賞することだけが庶民にできることだ。あるいは、自分自身がそのスポーツをやればいい。草野球などだ。
結局、手軽に始められる娯楽商売というのは

1)たいして儲からない(相手が子供だったりする)
2)法律に触れる

のどちらかになるだけ、かと思われる。


辛・坊治郎とかいう国籍不明の人間が「死を覚悟で万博に行け」と言っているらしい。まあ、日本人の命だもんね。日本人は辛抱、辛抱。

(以下引用)

辛坊治郎氏
辛坊治郎氏
© 東スポWEB
キャスターの辛坊治郎氏が21日、X(旧ツイッター)を更新。大阪・関西万博について言及した。

連日、万博について投稿をしている辛坊氏は「私はこの万博、メタンガスで爆死するリスクを犯しても行くべきだと思う」と訴えた。メタンガスをめぐっては開幕前の6日に万博協会が「GW工区におけるメタンガスの検知について」とのお知らせを発表。「爆発下限界」とされる5vol%のメタンガスが検知されていたという。

辛坊氏は「夢洲は元はゴミの埋立地だからメタン発生のリスクはどこでもあるが、大量に検知されてるのは大屋根リングの内側からはかなり離れている場所。こんな重要な事実をわざと伝えないメディアって終わってるよねー」と、会場全体でメタンガスのリスクがあるわけではないと強調した。

万博に対しては開幕して1週間たった今でもSNSで賛成派と反対派が対立している。今回の辛坊氏の投稿には「あの程度で爆死するリスクなんてないから行くべきの主張なら理解はできる」「パワーワード過ぎる」などとコメントが寄せられている。
これからの商売を考える(3)娯楽とギャンブル 2016/05/15 (Sun)

馬鹿馬鹿しい値段で売られているものの例として医薬品と食品を挙げたが、特にコンビニの弁当など、あの値段で買う人がいるのが驚異である。つまり、家で料理をするのが少数派であるような時代になっている、ということだろう。英国(ロンドン)での見聞では、表通りの店の3軒に1軒くらいはファストフードの店か食堂であり、スーパーなどで買われている食品は生鮮食品ではなく冷凍食品のほうが多いようだ。日本もそれに近づいているのだろう。デフレ社会、低給与社会では外食産業が衰退する、と私は考えていたが、それは逆で、「家庭」を持たない「孤立(個立)社会」では、自分で料理する余裕すらなくなるようである。多少安いかどうかより、「買い弁」「宅配」「ファストフード」のほうが時間の節約になる、ということだろう。それが病的状態であることは言うまでもないが、この趨勢はなおも続くか、より悪化する、と見るのがいいだろう。
さて、我々の生活の中で、食と健康に関する商売はまだたくさんあるだろうが、見落としは後で補足することにする。次は「教育」と「娯楽」だ。

塾などの「教育商売」も、カネがさほど無くても始めることができる商売だが、これも今後は難しいのではないか。いや、やりようによってはいくらでも稼げるとは思うが、私は「教育で稼いではいけない」という考えなので、考察対象にはしない。「儲かる教育商売」とは詐欺の一種に近くなると私は見ている。

では、娯楽はどうか。これは、人間が生きている以上、絶対的に必要なものだし、「恋愛」や「セックス」を娯楽の一種と見てもいいだろう。もちろん、倫理意識の強い人間には我慢がならない考えだろうが。
現在の状況は、ゴルフやスキーに代表される「カネのかかる娯楽」が衰退していて、ネットゲームなどで遊ぶという「カネのかからない娯楽」に駆逐されつつある、と大きく言えそうだ。つまり、庶民にカネが無いのだから、庶民はゴルフやスキーには行けない。庶民が来ないと「絶対数」が足りないからそうした娯楽産業は衰退する。世の中に「超金持ち」が少数いても、彼らの数だけではゴルフ場やスキー場は維持できないのだ。払う料金は金持ちも庶民も同じだから、庶民が一人も来ない娯楽施設は倒産するしかない。
まあ、私にはそうした衰退産業(特にゴルフ場)を改革するアイデアも少しはあるが、これらはもともと大きな資本金を必要とする商売だから、ここに書いても無意味だろう。

娯楽というのは面白いもので、何でも娯楽になる。つまり、カネが無いから娯楽が無い、というのは想像力の欠如した人間の言うことだ。ただ、それを「商売」にするとなると、カネが必要となってくるわけである。しかもたいていは大資本が必要だ。だが、そうでない例もある。
簡単な例を言えば、昔は「駄菓子屋」というのがあって、そこに「くじ引き」付きの甘納豆などが売っていた。当たりが出たら、子供だましの景品がもらえるのだ。子供のころの私はこれに夢中だった。いつか一等を当てるのが夢だったわけだ。
これは大人がパチンコをやり、競馬をやり、宝くじを買うのと何も変わらない。「合法的ギャンブル」なのである。違いは、大人は子供だましの景品など欲しくはないから、「甘納豆くじ」は買わない、ということだ。だが、原理は同じである。しかも、小資本でできる。
たとえば、ゴルフなど、ゲームの実体は「子供の遊び」である。地面に掘った穴に小さなボールを入れるだけのことだ。それにいい大人が夢中になり、高いクラブを買い、高い料金を払ってプレーをする。
素人からプロまで、スポーツにおいて自分の技術を磨き、それをプレーで確認する喜びは共通だ。そこがギャンブルとスポーツの違いでもある。ギャンブルは運任せである。
スポーツ性とギャンブル性が娯楽の柱だろう。
もちろん、単なる「鑑賞」という娯楽もある。ストリップを見るのは、あれは鑑賞なのか? それとも別の意図があるのか、私には分からない。ああいうのを見たがる男どもの気が知れない。だが、絵画鑑賞は高級な趣味で、ストリップ鑑賞は低劣な趣味だ、という区別も、我々を自由な考察から疎外する障害としての「常識」だろう、ということを指摘しておきたい。ついでに言えば、「自分の体に自信のある女は裸を見せたがる」ものだし、そういう女性の中で、性的アピールでカネを稼ぐことへのためらいを持つ女は少数派だろう。体でカネを稼ぐというのは女の武器だし、男でもそういう「色を売る」男も珍しくない。ただ、これらは犯罪や犯罪組織、人生の破滅と常に隣り合わせの商売である。ギャンブルのほうが、まだ健全な娯楽だと言えるだろう。

以上、(ギャンブル、スポーツ、鑑賞)という娯楽の3要素を考察してみたが、もちろん、「商売」としての考察はまだである。それを次回にやってみたい。




いや、だから脚本家は誰だよwww
原作ありのスペースオペラをテレビアニメに落とし込むなら脚本家の腕が鍵になるのは明白だろうに、その名前が予告編にすらはっきり出てこない。脚本というのをどこまで馬鹿にしているのか。

ウィキペディアで確認すると、脚本担当は監督の肥塚正史本人で、最後のあたりを川口友美とかいう人との共同脚本にしたらしい。つまり、監督自身が途中から大失敗作だという自覚があったため、予告編にも脚本家名を出さなかったのだろう。

なお、ここ(下記引用)には肥塚を「進撃の巨人」の監督と書いているが、実際は肥塚(二期三期監督)の上に荒木哲郎(アニメ「デスノート」の名監督。「進撃」の一期の監督。つまり、「進撃」の方向性を決めた監督だ。)が総監督として存在したようで、その際にも肥塚には脚本経験は無い。
邪推だが、原作自体、かなり「とっ散らかった」話ではないだろうか。
壮大な話をまとめるのは非常に困難で、映画やアニメはむしろ、短い話を「膨らませる」ほうが成功作になりやすいのである。それだと、原作の美点を生かしながら、いくらでも「見せ場」(視覚的な山場)を入れることができるからである。
私は見ていないが、田中芳樹のスペオペ(ヤンとかラインハルトのあれ)も、アニメでは原作の名場面やエピソードを「削る」のにかなり苦労したと思う。しかし、それでもあれは「短いエピソードの連続」だからアニメ化できたのだ。さて、冲方丁の原作には、そうした短いエピソードの魅力はあっただろうか。下の記事だと、やたらに登場人物を出しながら、それぞれの掘り下げはまったく無かったのではないか。キャラの人形化が起こっていないか? 〈そこへ判官出でてきて「さしたる用もなかりせば」とて退場す〉、となっていないか。

(以下引用)

Netflixアニメ『ムーンライズ』。本作品について、米Gizmodo内io9にてIsaiah Colbert記者がレビューをしています。米国の文化圏から見て、本作はどのように映ったのでしょうか? 以下、レビューです!

経歴あるクリエイターたちによって生み出された『ムーンライズ』ですが、惜しい部分もありました。

本作は、『進撃の巨人』で知られる肥塚正史氏が監督を務め、『鋼の錬金術師』作者の荒川弘氏がキャラクターデザインを担当しています。さらに、原作は『蒼穹のファフナー』でシリーズ構成や脚本を務めた作家の冲方丁氏によるもの。

こうした背景もあり、『ムーンライズ』は『スター・ウォーズ』や『宇宙戦艦ヤマト』のようなハイクオリティなスペースオペラになることが期待されていました。

『鋼の錬金術師』と『進撃の巨人』。古いアニメファンも、新しいアニメファンも魅了するようなコラボレーションが実現したといえる本作は、リリース前のプロモーションには苦戦したとはいえ、失敗するようにはまず見えない作品です。

しかし実際に見てみると、SFアクションシーンやアニメーションは素晴らしい一方、シナリオがかなり苦戦しているように感じられました。

『ムーンライズ』どんなお話?

本作のあらすじは以下の通り。

『ムーンライズ』の地球は、戦争や差別、汚染などから解放されたユートピアのように見える近未来世界。この世界は全人類から全幅の信頼を置かれたAIネットワーク「サピエンティア」の下に成り立っているものです。サピエンテティアの広範な取り組みの一環には、かつての地球が抱えていた問題を解決するための、犯罪者や汚染物質を月に隔離する月開発プロジェクトがあります。

この計画が火種となり、月面の反乱軍、サピエンティアの信奉者たち、地球連合軍、3つの勢力間での内戦が勃発することに。月の反乱軍によって家族を奪われた主人公・ジャックは復讐を誓い、地球軍の調査兵として月へ向かうことを決意するのでした。

『ムーンライズ』のココがよかった

Image: Wit Studio/Netflix
Image: Wit Studio/Netflix
『ムーンライズ』はハリウッドの大作スペースオペラのような壮大さがあり、才能あふれるクリエイター陣の名声に恥じないものでした。そびえたつCGの宇宙貨物船は、船首から船尾に至るまで、精巧なデザインになっています。

戦闘アクションも素晴らしく、無重力状態で画面をなめらかに滑りながら戦うような戦闘は、『進撃の巨人』の立体機動装置などを想起させるものです。

また、本作は重厚な政治的テーマを取り入れており、現代の世相を反映したようなものになっています。サピエンティアを信奉する者と反乱軍の分断などは、非常に現代的と言えるでしょう。

さらに、本作には「エングレイブ」という魅力的なSF技術が登場します。人々は、この技術を使い、サピエンティアによって作られた特殊な物質を、刃物、銃、弾薬などの武器に変換することができます。エングレイブの設定などは比較的ルーズですが、この作品のクールな要素であることには依然変わりありません。

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くわえて、キャラクターデザインにも魅力があります。ジャックやフィルといった主要キャラは荒川弘氏らしいキャラクターデザインを保ちながら、さまざまな個性を感じさせる仕上がりです。

こうした要素を踏まえれば『ムーンライズ』は大傑作となりうるポテンシャルがあるはずですが、シナリオの面での苦戦がボトルネックとなってしまいました。

シナリオ面の問題
物語中盤に差し掛かるころ、それまで非常に魅力的であったシナリオが急に失速し始めます。この背景には、本作特有の奇妙な物語展開があるように思われました。

序盤は、政治用語や同盟関係、宇宙領土といった、完成度の高いSF作品らしい要素が満載なものの、中盤以降の変則的な時系列によってこの基盤は無駄になり、その深みが失われてしまっているのです。

時系列が何年も経過しているのにも関わらず、それがなかなか言及されないシーンでは、視聴者はシナリオに置き去りにされたような気分に。本作はこうしたフラストレーションを感じたり、人物の思惑を理解するのが難しかったりする場面があります。

多数の要素を織り交ぜようと試みたにもかかわらず、本作はその一貫性を維持するのに苦戦し、物語は、感動的なシーンを省いた総集編映画のように感じてしまいました。

結果、18話と話数は多いにも関わらず、重要なディテールや説明が欠落しているという感覚を視聴者に与えてしまったのです。

キャラクターの掘り下げがもったいない
さらに、このようなリズムの悪さは、見事にデザインされたキャラクターにも影響を及ぼしています。主要キャラ以外の人物は、印象的なビジュアルであってもテンプレート的な役割に留まり、物語的な必然性があまり見えません。

関係性や個性など、彼らについて有意義な掘り下げはエンドロール内で行なわれるため、皮肉なことにNetflixの自動再生によってスキップされてしまいます。

さらに気になった部分は、政治的陰謀と各派閥間の政変をめぐる緊張感を捉えきれていない点。政治的対立における鋭い心理描写は、唐突な第4の存在の登場によって鈍化し、人間ドラマの勢いが失われています。

結局、『ムーンライズ』はテーマ、アクション、複雑なプロットを一本にまとめようとするものの、見事な結論には到達できていないという印象に。

クライマックスも、序盤の政治的な複雑さを回避するような形になっており、初期の期待感を裏切るものになっています。アニメのアクションは非常に素晴らしかっただけに、シナリオ面が残念で、政治的なアプローチも惜しいものになっているように感じました。


『ムーンライズ』の全18話はNetflixで配信中です。


これからの「商売」を考える(2)輸入販売業 2016/05/14 (Sat)

さて、私が「成功可能性があるのではないか」と思う仕事(主に自営業)を、思いつくだけ並べてみる。

1)医薬品輸入業(これに認可が要るかどうかは知らない)

これを成功可能性が高いと見るのは、日本の医薬品が暴利をむさぼっているからだ。欧米の医薬品のすべてが安いわけではないが、日用品的医薬品は非常に安い、という印象である。咳止めなど、日本製品はほとんど効かない(注:これは2016年当時の印象)が、英国製の某薬品(これは名前を秘しておくが、1ポンドショップで売っているから、現地で調べればすぐに分かる。)など、一発で咳が止まり、値段は170円(1ポンド)だった。アルカセルツァーという痛み止めも有名だが、安い。同じく1ポンドだった。(ただし、10錠入りの小箱)私が薬局でも経営しているなら、こういう「欧米の格安医薬品」を仕入れて売る。欧米の医療(病院)が高い、というのは、日常的な病気などは病院などに行かず、売薬で済まし、その薬は安い、という事実とセットになっていて、後者を日本のマスコミやネットでは言わないからだろう。

ここで一つ指針ができる。それは、日本と外国の物品を比べ、日本では異常に高いが海外では安いという物品を見つけて売ればいい、ということである。輸入にかかる費用を考慮しても十分に利益が出るだろう。それほど日本では無意味に高額化している物品が多々ありそうな気がする

*上に書いたアルカセルツァーの箱書きにはさまざまな痛みの痛み止めだけでなく、風邪やインフルエンザにも効く、と書いてある。日本で、170円で買える風邪薬があるか? もちろん、風邪やインフルエンザそのものを治癒する薬など存在しない。症状を緩和するだけだが、それは日本の薬品も同様である。

2)果物や野菜の輸入販売業

上と同様の発想だが、日本には無いか、日本では異常に高価な果物や野菜で、海外では安いものを探して売る。一例を挙げれば、ブドウの一品種で、皮のまま食べられ、しかも味が非常にさっぱりとした甘味であるものがある。見かけはマスカットに似ているが、あんなに酸っぱくない。これはこの前イオンでも売っていたが、残念ながら品質管理が悪く、カビが生えていた。きちんと品質管理して売れば、ファンが増え大需要が生まれるはずの品種である。他にも、西洋野菜などの中には日本人の知らない味を持ったものがあるだろう。まあ、農家と契約して、日本で育てて売るのが一番成功可能性は高いのではないか


他にも、輸入販売業は考えられると思うが、この方面はひとまずこれだけにしておく。ワインなども、安くて美味いのがあったのだが、これは個人的な主観かもしれない。まあ、私が美味いと思った安酒は、その後たいてい売れているから、間違いは無いとは思っているのだが。スーパーなどに並んでいるワインで美味いのにはほとんど出会ったことがない。これはバイヤーが酒の味を知らないからだと思う。また、酒通でも、通になりすぎると安酒を認めなくなる。甘口などは最初から考慮の外になる。だが、大衆はやはりその語源どおり「甘い」が「美味い」なのである。馬鹿なバイヤーが「ワイン通は辛口を好む」という一つ覚えで買い付けるからスーパーのワインは売れないのである。
英国のスーパーで棚に大きくスペースを占めているワインは一番の安酒だが、それでも結構美味いのがある。やはり、ワインは欧米人の文化の一部である。


思考メモとはいいながら、一応はブログ風の文章になっているところが我ながら面白い。そのうちただの箇条書きだけになるかもしれない。
なお、英国の加工肉はひどい味だった。英国人が味覚音痴だからというよりも、世界的に加工肉を排斥する風潮があり、加工肉をまともに作っていないのではないかと思う。ただし、安物の加工肉しか食っていないので、これが全体に言えるかどうかは分からない。



(追記)英国の食料品が安いのは、英国では食料品には消費税がかからないからである。つまり、庶民保護思想が根付いているからだ。さすがに社会福祉制度法制化の先駆けの国である。で、これを利用して、英国から食料品を輸入して日本で売るというのは有効性が高い、となるかと思う。
「たった」10%の消費税でも、流通の各段階で税がかかる結果、日本では店舗に並ぶ商品は異常な高額になるのである。そしてその消費税額を政府はさらに上げようと画策している。まあ、消費税は庶民(特に貧困世帯)殺しの税金である。
なお、上に書いた「皮ごと食べられるブドウ」は2025年現在、既にかなり流通しているが、価格が異常に高い。もちろん、生鮮食品の輸入や輸送はロスも大きいだろうが、もっと値段を下げられそうなものである。
「ウマ娘シンデレラグレイ」を見ていて競馬への興味が再燃してきたが、皐月賞段階での牡馬勢力の主力はやはり皐月賞出走馬だろうから、その成績を転載する。
私が注目するのは3着のマスカレードボールである。上がりの足(と言ったか)が一番速い。つまり、最後の直線に入った時の位置取りをもう少し前にしていたらミュージアムマイルと勝ち負けになっていたのではないか。つまり、騎手の腕次第でダービーでも好勝負になる可能性大だと思う。
まあ、小柄な馬のようだが、かえってそういう馬のほうが距離が延びても問題なし、という気もする。

(以下引用)成績の表が完全には転載できていない。

My
印 着
順 馬
番 馬 名 性齢 騎手名 斤量 タイム 着 差 コーナー
順位 ゴール前
コース取 後3F 馬
体重 増減 厩 舎 馬 主 単勝
オッズ 人
気 馬トク
指数 激走
指数 激走

 
1 6 ⑪ ミュージアムマイル 牡3 モレイ 57.0K 1:57.0 8880 34.1
500
-2 [栗] 高柳大輔 サンデーR
10.6

─5 ─2 激★
 
2 5 ⑩ クロワデュノール 牡3 北村友 57.0K 1:57.3 11/2 4462 34.7
500
+4 [栗] 斉藤崇史 サンデーR
1.5

─1 ─1
 
3 3 ⑥ マスカレードボール 牡3 横山武 57.0K 1:57.3 クビ 1043 33.9
460
-4 [美] 手塚貴久 社台RH
13.7

─6 ─6
 
4 3 ⑤ ジョバンニ 牡3 松山弘 57.0K 1:57.4 1/2 6610 34.3
482
+2 [栗] 杉山晴紀 KRジャパン
23.4

─4 ─4 激★
 
5 8 ⑯ サトノシャイニング 牡3 西村淳 57.0K 1:57.4 アタマ 9087 34.5
496
+4 [栗] 杉山晴紀 里見治
8.6

─2 ─8
 
6 8 ⑱ マジックサンズ 牡3 佐々木 57.0K 1:57.6 1 6773 33.8
516
+6 [栗] 須貝尚介 サンデーR
201.5

─7 ─ 
 
7 2 ③ キングスコール 牡3 藤岡佑 57.0K 1:57.7 1 4477 33.9
494
-2 [栗] 矢作芳人 DMMドリームC
40.1

─  ─ 
 
8 7 ⑬ アロヒアリイ 牡3 横山和 57.0K 1:57.9 1 7832 35.5
492
-2 [美] 田中博康 鈴木剛史
56.5

─  ─7
 
9 7 ⑮ ヴィンセンシオ 牡3 ルメー 57.0K 1:57.9 クビ 4433 34.7
506
-10 [美] 森一誠 キャロットF
19.8

─  ─5 激△
 
10 7 ⑭ カラマティアノス 牡3 戸崎圭 57.0K 1:58.0 クビ 2243 34.6
464
-2 [美] 奥村武 サンデーR
60.8

─  ─ 
 
11 1 ② エリキング 牡3 川田将 57.0K 1:58.0 ハナ 9810 34.9
500
+2 [栗] 中内田充正 藤田晋
18.7

─3 ─3
 
12 2 ④ ジュタ 牡3 坂井瑠 57.0K 1:58.0 クビ 2242 35.5
500
+2 [栗] 矢作芳人 ラメール
110.1

─  ─9
 
13 1 ① ニシノエージェント 牡3 津村明 57.0K 1:58.1 1/2 4487 35.3
470
-2 [美] 千葉直人 西山茂行
91.1

─  ─ 
 
14 4 ⑧ ジーティーアダマン 牡3 岩田望 57.0K 1:58.2 クビ 3346 35.7
496
+4 [栗] 上村洋行 田畑利彦
41.3

─  ─ 
 
15 8 ⑰ ファウストラーゼン 牡3 杉原誠 57.0K 1:58.2 クビ 8411 36.0
456
±0 [栗] 西村真幸 宮崎俊也
39.8

─  ─ 
 
16 4 ⑦ フクノブルーレイク 牡3 松岡正 57.0K 1:58.6 2 2247 35.1
456
+4 [美] 竹内正洋 福島祐子
261.1

─  ─ 
 
17 6 ⑫ ドラゴンブースト 牡3 丹内祐 57.0K 1:58.6 1/2 6667 36.0
476
+6 [栗] 藤野健太 水谷美穂
244.6

─  ─ 
 
18 5 ⑨ ピコチャンブラック 牡3 石橋脩 57.0K 1:58.9 11/2 1112 36.7
484
-4 [美] 上原佑紀 石部美恵子
74.7

─  ─
これから「生きるヒント」というカテゴリー名で私の別ブログ記事を転載する。
まあ、その当時は今よりは少し若かったから商売の計画なども真面目に考察したが、今は当時考えたことを娯楽読み物として提供するだけの話である。

(以下自己引用)


これからの「商売」を考える(1) 2016/05/14 (Sat)

この項目は、ただのノート代わりである。特に、「生きるヒント」の思考メモだ。
生きるためにはカネが必要だ。そこで、カネを得る、ということに関する思いつきを脈絡も論理も無しにメモしていこうという次第である。私自身は差し迫ってカネの必要は無いが、必要になってから準備しても遅いだろうから、普段から考えておこう、ということである。

要点は、

資本金無しにカネを手に入れる道は無いか、

ということだが、それは犯罪しかない、と結論がすぐに出る。そこで、最小資本(まあ、300万円くらい)でカネを得る(増やす)方法を考察してみよう、ということだ。
これは無数の賢い人たちが日夜考えて答えを出せない難問ではあるが、考えないよりは、頭の体操くらいにはなる。

思考のポイントは

1)今の日本で必要性が十二分にありながら、誰も気がつかないもの
2)今の日本で有り余っているが、その価値を誰も気づかないもの

の2点であり、しかもそれを商売とするのに資本金が要らないものを見つける、ということだ。

たいていの人が自営業などを始めようと考えた場合、だいたいは飲食店を考える。資本金が少なくて済むからであるし、需要が確実だからだ。だが、同業者は多く、競争も激しい。そこで生き残り、成功するのはかなり少数だろう。上記の1)か2)の条件を満たせば、同業者もいないし、競争もないわけだ。それが簡単に見つからないのは承知だが、思考遊戯として考えるわけである。

今の時代で絶滅の危機に瀕しているのが、「音楽産業」と「印刷出版業」である。これは小資本でも参加できる可能性はあるが、衰退分野だ。つまり、それがなぜ衰退しつつあるかを考えれば、逆にそれを成功に導ける可能性もあるだろう。音楽産業はネット配信が主流となってレコードやCDなど、音楽を「物」として売る手段が不要になり、カネは「情報配信元」だけに入ることになった。全国のレコードCDショップは店をたたむしかない。印刷出版業も似たようなものだ。人々はネットで小説も本もタダで読めるから、本や漫画を買わない。全国の書店は潰れるしかない。
そのほかの分野の中で、これが今後は需要が出てくる、というものはあるのだろうか。
ただ、音楽にしても小説や漫画にしても、それ自体への需要はある。ただ、それが「物」ではなく「情報」部分だけが求められるようになってきたのである。

この、「物」を持つことがメリットではなく逆にデメリットとさえなってきたという点は留意する必要がありそうだ。
少し古いがひところの「断捨離」ブームは、狭い家にムダな物を置きたくない、という主婦層の潜在的欲求をつかんだ結果だったのだろう。本など新刊で買わずに図書館で借りればいいじゃない、という人間が増えれば、作家は飯の食い上げであり、実際そうなりつつある。これは「本の売れ行きで印税を支払う」という現在の出版業システムが破綻しているということである。

だが、こういう文化論や社会論は当面の論点ではない。貧しい個人が生きていくために何か商売をするとしたら、何か新しい切り口の(成功可能性の高い)商売は無いか、模索する、というのがテーマであった。それを、次回に考えたい。

なお、ブログではなく日記や雑記帳に書くべきこんな内容の文章をなぜブログに書くかというと、私はブログを自分の雑記帳としているからである。ブログに載せると、自分でも読み直し、考えを追加したりすることができる。他人に盗まれたらダメになる程度のアイデアなら、自分でやってもムダだろう。
ためしに「デデデデ」(正式なタイトルは覚えきれない)を見てみたら、冒頭に吉田玲子という名前が出てきて驚いたので第一話(ゼロ話)を最後まで見たが、脚本担当ではないようだ。構成担当だろうか。吉田玲子にまったく似合わないダークファンタジーで、画面がほとんど暗い上にキャラが全員不細工な顔である。監督名は確認していない。まあ、浅野いにおという漫画家のキャラはだいたいそうなのではないか。同業漫画家の間での評価が高いという印象だったが、要するに緻密な構成の漫画を描ける、あるいはキャラ以外の部分、たとえばアクション画面が上手いとか、そういうものではないか。
いずれにしても、第一話から子供がふたり殺されるという殺伐さで、このまま見続ける気もしない。もともとアニメに娯楽以外は求めないし、殺し合いを娯楽として見ることは私には不可能である。しかも、殺されるのが子供ときては、視聴に堪えない。

同じように崩壊世界・終末世界を描いても、「天国大魔境」や「ヨコハマ買い出し紀行」のような娯楽性(視聴者の精神的救い。前者ではユーモアとキャラの魅力、後者の場合は抒情性)がある作品と無い作品では大違いである。
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