ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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記事が一日にふたつだけだと寂しいので、私の別ブログの過去記事を転載する。
(以下自己引用)
「戦争は文明を発展させる」論の批判
思想、思想の断片、考えるヒント 2022年07月09日
「まおゆう」だったと思うが、戦争、あるいは闘争が文明を発展させてきたという、ネトウヨ的な経済思想が話の柱になっていたと思う。まあ、第一話しか見ていないので、確かではない。私はネトウヨ、あるいはネトウヨ的性格の人間が嫌いなので、後は見ていないのである。
で、この「戦争が文明を発達させた」という思想は案外多くの人が同意しているので、平和主義者の私としては腹が立つわけだ。で、これを論破できないか、という意図で考察してみる。
あらゆる戦争道具・戦争機械が戦争を機に発明され工夫して向上し実際に使われるようになるのは明らかである。で、根本的問題は、これは「文明の発展」なのか、ということである。こうした戦争道具や戦争機械の利用によって戦力を増した国が戦争に勝ち、負けた国を支配する。これははたして文明の発達なのだろうか。もしそうなら、人類の文明はその精神性において、馬や豚よりも下のレベルなのではないか。戦争に勝った国は負けた国より文明が上だ、とするなら、文明の評価とは何と野蛮なものだろうか。
もちろん、戦争をきっかけに発明された物が平時の社会生活を向上させる、ということもあるにしても、それは別に人類には戦争が必要だという理由にはならないわけである。戦時に作れるものなら平時にでも作れるに決まっている。単に、戦争の時には膨大な国家予算が軍事費(研究費)に使われるだけの話だ。それを平時に使えば、もっと有意義な発明も出てくるだろう。何も、相手を殺し、破壊する道具や機械だけが有益なわけがない。
現実の問題点は、戦争は一部の人間の大儲けの最高の機会だ、ということである。だから戦争は地上から無くならないのである。戦争が文明を発展させる、というのはそういうサイコパスたちの自己弁護の詐欺論法にすぎない。
(以下自己引用)
「戦争は文明を発展させる」論の批判
思想、思想の断片、考えるヒント 2022年07月09日
「まおゆう」だったと思うが、戦争、あるいは闘争が文明を発展させてきたという、ネトウヨ的な経済思想が話の柱になっていたと思う。まあ、第一話しか見ていないので、確かではない。私はネトウヨ、あるいはネトウヨ的性格の人間が嫌いなので、後は見ていないのである。
で、この「戦争が文明を発達させた」という思想は案外多くの人が同意しているので、平和主義者の私としては腹が立つわけだ。で、これを論破できないか、という意図で考察してみる。
あらゆる戦争道具・戦争機械が戦争を機に発明され工夫して向上し実際に使われるようになるのは明らかである。で、根本的問題は、これは「文明の発展」なのか、ということである。こうした戦争道具や戦争機械の利用によって戦力を増した国が戦争に勝ち、負けた国を支配する。これははたして文明の発達なのだろうか。もしそうなら、人類の文明はその精神性において、馬や豚よりも下のレベルなのではないか。戦争に勝った国は負けた国より文明が上だ、とするなら、文明の評価とは何と野蛮なものだろうか。
もちろん、戦争をきっかけに発明された物が平時の社会生活を向上させる、ということもあるにしても、それは別に人類には戦争が必要だという理由にはならないわけである。戦時に作れるものなら平時にでも作れるに決まっている。単に、戦争の時には膨大な国家予算が軍事費(研究費)に使われるだけの話だ。それを平時に使えば、もっと有意義な発明も出てくるだろう。何も、相手を殺し、破壊する道具や機械だけが有益なわけがない。
現実の問題点は、戦争は一部の人間の大儲けの最高の機会だ、ということである。だから戦争は地上から無くならないのである。戦争が文明を発展させる、というのはそういうサイコパスたちの自己弁護の詐欺論法にすぎない。
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笑いの原理
創作についての思索 2016年12月17日
「独楽」的な趣味の一つとして、小説や漫画原作やシナリオを書く、ということについて考えてみる。
断片的に考えていくつもりである。
今日は、最初に、ギャグやユーモアの作り方を考えてみたい。
手元にある三つの漫画から、その特徴や、それがなぜ笑いを生むのかを考えよう。
三つの作品は、「三月のライオン」「でぃす×こみ」「蒼の六郷」である。「三月のライオン」はともかく、ゆうきまさみやあさりよしとおの漫画のユーモアが好きだ、という人は珍しいかもしれないし、彼らの漫画の特長がユーモアだ、と言う人も多くないような気がする。それだけに、なぜそれが「読んで心地いいユーモア」なのかを考察する価値はありそうだ。
まず、「三月のライオン」から考えてみる。
そのユーモアは、「いい大人が子供じみた行動を大真面目でする」、あるいは「大人を大きな子供として描く」ことから来ることが多いように思う。美女も美男も善人も悪人も、どこかで子供っぽい一面を見せ、それで読者は彼らを好きになってしまう、ということが多いのではないか。「悪女」キャラの香子が、食い過ぎで動けなくなる等。
もう一つは、「心で考えていること(自分を美化したりしている)」と、現実行動や他人から見た姿の食い違いによる笑いである。
こう書けば、簡単なように見えるが、その具体的な事柄をひとつひとつのプロットや出来事として頭脳から生み出すことは、なかなか大変だろうと思う。おそらくは、人物たちの出遭う事件に際して、それぞれの人物が考えることや行動することが、「三月のライオン」キャラとしてはこう考え、こう行動するはずだ、という線があるのだろう。
つまり、笑いを狙って、ありえない行動やありえない事件を無理に作るのではなく、ありうる行動だが、「三月のライオン」キャラらしい誇張を加える、ということかと思う。
たとえば、「自分が考えている自分の姿」と「他人が見たその人の姿」の食い違いのような、当たり前の食い違いでも、漫画として描けば、それだけで笑うに足るものとなる。そういう内面と外面の落差というのが、「三月のライオン」ではかなり大きな比重を占めているようだ。それだけでなく、過去の自分と今の自分の落差、理想の自分と現実の自分の落差が、この作品の物語としての大きな柱であり、笑いをも生み出す部分だろう。結論「落差は笑いを生む」。
「でぃす×こみ」の笑いは、何によるものか、分析が難しい。概して、主人公の一人である高校三年生の女生徒でかつ新人漫画家である渡瀬かおるのキャラクターが笑いを作っているようだ。可愛いが少し癇癪持ちで、頑固で融通が利かないところがあるが、素直に他者の美点を認めるし、常に前向きである。頭はいいがどこかずれていてのんびり屋の兄とのコンビネーションが笑いを生むのだと思う。落語の「長短」みたいなものだ。いずれにしても、キャラから来る笑いであり、また、兄妹両者の落差(編集者との落差もある。)から来る笑いだから、ここでも「落差は笑いを生む」原理に従っているかと思う。
「蒼の六郷」はどうか。絵柄の可愛さで読者をほのぼのとした気持ちに誘うのはいつもどおりだし、笑いの質もいつもどおりだが、あさりよしとおの笑いとはどういう笑いなのか、これも分析は難しい。一番目立つのは「何か重大そうな出来事」があって、それに対して登場人物たちが身構えていると、無害そのものの出来事であったことが判明する、という「大山鳴動して鼠一匹」の笑い、「拍子抜け」の笑い、「肩すかし」の笑いかと思う。これは「落とし噺」の常套手段でもあるが、あさりよしとおはこれを多用しているように思う。そして、これもまた「予期したこと」と「解決(真相解明)」の落差から来る、と言える。
以上から結論されることは、「落差が笑いを生む」という原理かと思う。
ハゲ頭そのものも笑いを生む(これは「不調和が笑いを生む」原理と言っておく。)が、禿げ頭の男がかぶっていたカツラが取れて禿げ頭がばれる、という事態のほうが、「落差」が大きいから、それだけ笑いも強くなるのではないか。
なお、「気持ちいい笑い」と「不快感を与える笑い」の違いは、後者にはわざとらしさ(極端な不自然さ)、臭み、他者(特に弱者)に対する悪意が感じられるところにあるかと思う。
(追記)「真田丸」のある場面についてディレクターの一人が語った言葉が、「落差がギャグになる」ことのいい事例かと思うので、引用しておく。ここでは、ギャグが同時にその人物の性格をも表現している。
一例は第1話「船出」(1月10日放送)。武田家が絶体絶命の危機を迎え、囲炉裏を囲んだ真田家の“家族会議”。父・真田昌幸(草刈正雄)は一家全員を前に「安心せえ。この真田安房守がいる限り、武田が滅びることは決してない」。直後のシーン、息子の信幸(大泉洋)信繁(堺)と3人だけになると、昌幸は「武田は滅びるぞ」-。
「単純に見るとギャグのようにも思えるし、もちろん笑えるんですが、そこには行間が生まれていて。(昌幸の)母・とり(草笛光子)、妻・薫(高畑淳子)、娘・松(木村佳乃)と女たちの前だと『滅びない』と言い、息子2人の前だと『滅びる』と言う。その間に『昌幸がなぜそうするか』ということは全く語られていないわけですが、昌幸は息子2人を他の者とは全然違うふうに見ているということ、息子2人には本音を語るということが象徴されています。そして昌幸が、必要ならためらうことなく二枚舌を使う男だということも」
真夜中にあまりに早く目が覚めたので、無理に寝ていたら夢とも妄想ともつかない幻想が幾つか生まれて消えたのだが、その最後に見たものしか覚えていない。
何かの集団ヒーロー学園冒険物のストーリーだったと思うのだが、最後に出てきた男(高1)が、その集団に入ろうと思ったのだが、すでにメンバーは決まっていたというような部分で、その男(たぶん、ヒーロー集団の中の美少女に惚れていた万能のスポーツマンで素晴らしい体格の男)は、「なら仕方がない、俺が必要になったらいつでも呼んでくれ」と言って、水泳部に入る。どのスポーツ部からも引っ張りだこだったのである。(一番は柔道部からのスカウトだった。)で、入部するなり、その凄い運動能力であっと言う間に主将どころか実質的コーチ格になり、男子部の指導をするのだが、その時にも女子部から憧れの目で見られ、選手たちのほとんどは練習そっちのけで男子部を見ている。で、彼がなぜか女子部を見て注視しているので、誰に目をつけたのか女子たちはキャアキャア騒ぐのだが、彼の目(視力5・0)は一点を中止(もちろん「注視」の誤り。寝ぼけ頭で書いていたから誤記に気づかなかった。)していたのであり、それは女子選手のひとりの水着の裾から見えた、一本のハミ毛であった、という内容である。
たぶん、寝る前に読んでいた山田風太郎の「忍法八犬伝」の中の男キャラ(たいていが超人でノンシャランな性格)と、少し前に無料アニメで見た「エースを狙え!」(第一回)の学園ものの雰囲気(優秀スポーツマンは学園のアイドルというお約束)のミックスだろう。
何かの集団ヒーロー学園冒険物のストーリーだったと思うのだが、最後に出てきた男(高1)が、その集団に入ろうと思ったのだが、すでにメンバーは決まっていたというような部分で、その男(たぶん、ヒーロー集団の中の美少女に惚れていた万能のスポーツマンで素晴らしい体格の男)は、「なら仕方がない、俺が必要になったらいつでも呼んでくれ」と言って、水泳部に入る。どのスポーツ部からも引っ張りだこだったのである。(一番は柔道部からのスカウトだった。)で、入部するなり、その凄い運動能力であっと言う間に主将どころか実質的コーチ格になり、男子部の指導をするのだが、その時にも女子部から憧れの目で見られ、選手たちのほとんどは練習そっちのけで男子部を見ている。で、彼がなぜか女子部を見て注視しているので、誰に目をつけたのか女子たちはキャアキャア騒ぐのだが、彼の目(視力5・0)は一点を中止(もちろん「注視」の誤り。寝ぼけ頭で書いていたから誤記に気づかなかった。)していたのであり、それは女子選手のひとりの水着の裾から見えた、一本のハミ毛であった、という内容である。
たぶん、寝る前に読んでいた山田風太郎の「忍法八犬伝」の中の男キャラ(たいていが超人でノンシャランな性格)と、少し前に無料アニメで見た「エースを狙え!」(第一回)の学園ものの雰囲気(優秀スポーツマンは学園のアイドルというお約束)のミックスだろう。
次回から、私の別ブログの「創作についての思索」というシリーズを、一日一本くらいずつ載せる予定である。自分で読み直してもなかなか面白いからだ。
ついでに、そのカテゴリーも今作っておく。
ついでに、そのカテゴリーも今作っておく。
私の別ブログに載せた「アイザック・アシモフの創作論(*他記事の引用)」の一部である。概して賛成だが、ちょっと揚げ足を取るなら、「完璧主義」に批判的な作家であった結果、彼には「完璧な名作短編」が無い、ということになったと思うwww 短編小説は完璧であることが条件なのだから。無名作家でも、「冷たい方程式」のような歴史的傑作を書くこともあるのが短編小説である。
(以下引用)
また、アシモフ氏は書くだけでなく多くの本を読み、その経験について「むさぼるように読んだ雑多な読書は、指導の欠如の結果として私に消えないしるしを残した。このおかげで私の興味は20の異なる方向へ喚起され、そこから得たものは頭に残っている。私は、神話や聖書、シェイクスピア、歴史、化学などについての本を書いてきた」と言及。本を書き続けるには、多くのジャンルの本を読み、そこからかき立てられた自分の興味心に従い、自分自身への投資(学習)をやめないということです。
◆2:作業に詰まっても戦わない
多くの本を書いたアシモフ氏でさえも、アイデアが思い浮かばず詰まってしまうことがあり、「SF作品を書いているときは、書くことが嫌になり言葉が思い浮かばないことがある」と話しています。
By English106
しかし、経験を積むことで作業に詰まったときの独自の解決法を構築。この解決法についてアシモフ氏は「(作業に詰まったとき)私は白紙の紙を見つめるようなことはしない。アイデアが空っぽの頭を抱えて何日も悩むようなこともしない。その代わりに、書くことから離れて他の仕事をやってみる。他の仕事に疲れを感じ始めたら、もう一度詰まっていた作業に戻ってみる。こうすると前は書けなかったことが簡単に書けたりするものだ」と話しています。
◆3:抵抗に注意
起業家や作家、アーティストなどクリエイティブな仕事に従事する人は、アイデアを世に送り出すことに恐れを抱いているとのこと。世界中に自分のアイデアを見せることで、大きな批判を浴びるのが怖いという人がいるのは当然です。アシモフ氏は他人からの批判を「抵抗」と例えていて、「普通の作家は書きつつも、不安に襲われることに縛られています。だから、文章を短くしたり、変えようとしたりしながらさまざまな自己表現方法を試行します。しかし、私が知っている限り、この抵抗を恐れて行う削除や修正に満足することは決してありません」と解説。つまり、自分の書いたことが否定される恐怖に襲われても、それに屈してはいけないいうことです。
◆4:基準を低くする
アシモフ氏は完璧主義に対して反対の立場を貫いており、「始めから完璧なものを作ろうとするのは大きな間違いだ」と説いています。毎回最高なものを書こうとする必要はなく、自分の創造性を信じて書くことが大事。失敗し、もがき苦しむのを経験してこそ、後の成功につながります。
◆5:もっと多くの本を書く
アシモフ氏は、完璧主義に対抗する手段として、多くの本を書きまくることが必要と主張しています。失敗について悩む暇がないほどに書くことで、例え失敗しても精神的なダメージをそこまで負わなくなるそうです。
(以下引用)
また、アシモフ氏は書くだけでなく多くの本を読み、その経験について「むさぼるように読んだ雑多な読書は、指導の欠如の結果として私に消えないしるしを残した。このおかげで私の興味は20の異なる方向へ喚起され、そこから得たものは頭に残っている。私は、神話や聖書、シェイクスピア、歴史、化学などについての本を書いてきた」と言及。本を書き続けるには、多くのジャンルの本を読み、そこからかき立てられた自分の興味心に従い、自分自身への投資(学習)をやめないということです。
◆2:作業に詰まっても戦わない
多くの本を書いたアシモフ氏でさえも、アイデアが思い浮かばず詰まってしまうことがあり、「SF作品を書いているときは、書くことが嫌になり言葉が思い浮かばないことがある」と話しています。
By English106
しかし、経験を積むことで作業に詰まったときの独自の解決法を構築。この解決法についてアシモフ氏は「(作業に詰まったとき)私は白紙の紙を見つめるようなことはしない。アイデアが空っぽの頭を抱えて何日も悩むようなこともしない。その代わりに、書くことから離れて他の仕事をやってみる。他の仕事に疲れを感じ始めたら、もう一度詰まっていた作業に戻ってみる。こうすると前は書けなかったことが簡単に書けたりするものだ」と話しています。
◆3:抵抗に注意
起業家や作家、アーティストなどクリエイティブな仕事に従事する人は、アイデアを世に送り出すことに恐れを抱いているとのこと。世界中に自分のアイデアを見せることで、大きな批判を浴びるのが怖いという人がいるのは当然です。アシモフ氏は他人からの批判を「抵抗」と例えていて、「普通の作家は書きつつも、不安に襲われることに縛られています。だから、文章を短くしたり、変えようとしたりしながらさまざまな自己表現方法を試行します。しかし、私が知っている限り、この抵抗を恐れて行う削除や修正に満足することは決してありません」と解説。つまり、自分の書いたことが否定される恐怖に襲われても、それに屈してはいけないいうことです。
◆4:基準を低くする
アシモフ氏は完璧主義に対して反対の立場を貫いており、「始めから完璧なものを作ろうとするのは大きな間違いだ」と説いています。毎回最高なものを書こうとする必要はなく、自分の創造性を信じて書くことが大事。失敗し、もがき苦しむのを経験してこそ、後の成功につながります。
◆5:もっと多くの本を書く
アシモフ氏は、完璧主義に対抗する手段として、多くの本を書きまくることが必要と主張しています。失敗について悩む暇がないほどに書くことで、例え失敗しても精神的なダメージをそこまで負わなくなるそうです。
「電磁砲」とか「レールガン」という言葉自体は若者向け大衆小説や漫画でしばしば耳にしたが、それがどういうものか説明されたのを見るのは初めてである。まあ、火薬の代わりに電磁力で砲弾を打ち出すだけで、電磁力そのものが破壊力を持っているわけではなさそうだ。で、その電磁力を生み出すのに燃料が要るだろうから、どれほどの意味があるのかは疑問である。砲弾自体は重力という物理的法則にしたがうわけだから、一直線に的に向かうわけでもないはずだ。
なお、「中国語報道」と書いた記事筆者はなかなか慎重だ。「中国語報道」は中国が出しているとは限らないからである。「大紀元」はその代表的なもので、反中国的記事が多い。つまり、中国人の間で反政府機運や政治的混乱を生じさせるためのものだろう。出元は当然、推測できる。
(以下引用)
2025年04月28日20:21
カテゴリBrainDead World
「日本の電磁砲は中国の極超音速ミサイルを標的としている」という中国語報道
BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=27866
<転載開始>
日本の電磁砲艦の試験は中国の極超音速ミサイルを標的としている
大紀元 2025/04/23
日本电磁炮上舰测试 剑指中共高超音速导弹
2025年4月9日、海上自衛隊は最新鋭の電磁砲の試験を実施した試験艦「あすか」の写真を公開した。(写真提供:海上自衛隊)
4月、日本の海上自衛隊は最新鋭の電磁砲の試験を飛試験艦「あすか」で行っている様子を示す写真を公開した。これは、電磁兵器の分野において日本にとって重要な節目となる。
写真を見ると、この新型電磁レールガンの砲塔は角張ったデザインで、砲身は平らな八角形であり、砲塔の後ろには支援電力システムを装填するための白いコンテナがいくつかあることがわかる。「あすか」は、海上自衛隊初の特別に建造された試験艦だ。
中国本土メディアは、日本のこの兵器は「中国向けに特別にカスタマイズされた」電磁砲、つまり中国を攻撃するために特別に設計された電磁砲であると報じた。
電磁砲は従来の砲兵よりも進歩している
この電磁砲は日本の防衛省が購入した。独立行政法人技術支援機構(ATLA)傘下の地上システム研究センター(GSRC)は、2016年に研究開発を開始し、2023年10月に初の艦上発射試験を完了した。
4月21日に報じられたところによると、4月9日、自衛隊艦隊司令官の大町克士海将が試験艦「あすか」を視察し、電磁砲の作動状況を視察した。
「自衛隊艦隊は、今後の作戦行動に備えて、防空・ミサイル・対レーダー兵器局(ATLA)やその他の機関と緊密に連携し、海上自衛隊に必要な装備品の開発と早期導入を進め、日本国民と領海の安全を守るための防衛態勢を引き続き強化していく」と自衛隊のプレスリリースは述べている。
プレスリリースには電磁砲の写真も掲載されていたが、兵器システムに関する詳細は明らかにされていなかった。
火薬の燃焼によって発生するガス圧を利用して発射体を高速で発射する従来の砲兵とは異なり、電磁砲は電磁エネルギーを瞬間的な運動エネルギーに変換し、短時間で非常に速い速度で発射体を発射する。理論的には、発射効率は従来の大砲よりもはるかに高くなる。
日本の、この新しい電磁砲兵器システムは、毎秒 2,000メートルという高い初速度を示し、最大 120発の砲弾を安定して発射することができ、レールの腐食や砲弾の飛行安定性といった課題を克服した。
現在の研究は、連続射撃、飛行安定性の向上、カスタマイズされた射撃管制システムを組み込んだ完全な「銃システム」への移行を目指しています。
日本の電磁砲は海上自衛隊のミサイル防衛能力を強化し、対砲兵や沿岸攻撃など陸上砲兵に新たな選択肢を提供し、理論的には特定の高速ミサイルの脅威の迎撃にも役立つ可能性がある。しかし、実用化には小型電源が依然として重要だ。
日本の電磁レールガンは主に防空迎撃作戦に使用されており、防衛省はこれを極超音速兵器対策計画に組み入れている。防衛省の 2022年度計画によれば、対艦作戦用の小口径艦載電磁レールガンの試作機の開発を 2027年までに完了し、艦艇や地上、車両に搭載可能な中口径防空型を 2028年までに投入する予定だ。
次の目標は支援電源システムを小型化し、10年以内に充電装置のサイズを 90%縮小することだ。
なお、「中国語報道」と書いた記事筆者はなかなか慎重だ。「中国語報道」は中国が出しているとは限らないからである。「大紀元」はその代表的なもので、反中国的記事が多い。つまり、中国人の間で反政府機運や政治的混乱を生じさせるためのものだろう。出元は当然、推測できる。
(以下引用)
2025年04月28日20:21
カテゴリBrainDead World
「日本の電磁砲は中国の極超音速ミサイルを標的としている」という中国語報道
BrainDead Worldさんのサイトより
https://nofia.net/?p=27866
<転載開始>
日本の電磁砲艦の試験は中国の極超音速ミサイルを標的としている
大紀元 2025/04/23
日本电磁炮上舰测试 剑指中共高超音速导弹
2025年4月9日、海上自衛隊は最新鋭の電磁砲の試験を実施した試験艦「あすか」の写真を公開した。(写真提供:海上自衛隊)
4月、日本の海上自衛隊は最新鋭の電磁砲の試験を飛試験艦「あすか」で行っている様子を示す写真を公開した。これは、電磁兵器の分野において日本にとって重要な節目となる。
写真を見ると、この新型電磁レールガンの砲塔は角張ったデザインで、砲身は平らな八角形であり、砲塔の後ろには支援電力システムを装填するための白いコンテナがいくつかあることがわかる。「あすか」は、海上自衛隊初の特別に建造された試験艦だ。
中国本土メディアは、日本のこの兵器は「中国向けに特別にカスタマイズされた」電磁砲、つまり中国を攻撃するために特別に設計された電磁砲であると報じた。
電磁砲は従来の砲兵よりも進歩している
この電磁砲は日本の防衛省が購入した。独立行政法人技術支援機構(ATLA)傘下の地上システム研究センター(GSRC)は、2016年に研究開発を開始し、2023年10月に初の艦上発射試験を完了した。
4月21日に報じられたところによると、4月9日、自衛隊艦隊司令官の大町克士海将が試験艦「あすか」を視察し、電磁砲の作動状況を視察した。
「自衛隊艦隊は、今後の作戦行動に備えて、防空・ミサイル・対レーダー兵器局(ATLA)やその他の機関と緊密に連携し、海上自衛隊に必要な装備品の開発と早期導入を進め、日本国民と領海の安全を守るための防衛態勢を引き続き強化していく」と自衛隊のプレスリリースは述べている。
プレスリリースには電磁砲の写真も掲載されていたが、兵器システムに関する詳細は明らかにされていなかった。
火薬の燃焼によって発生するガス圧を利用して発射体を高速で発射する従来の砲兵とは異なり、電磁砲は電磁エネルギーを瞬間的な運動エネルギーに変換し、短時間で非常に速い速度で発射体を発射する。理論的には、発射効率は従来の大砲よりもはるかに高くなる。
日本の、この新しい電磁砲兵器システムは、毎秒 2,000メートルという高い初速度を示し、最大 120発の砲弾を安定して発射することができ、レールの腐食や砲弾の飛行安定性といった課題を克服した。
現在の研究は、連続射撃、飛行安定性の向上、カスタマイズされた射撃管制システムを組み込んだ完全な「銃システム」への移行を目指しています。
日本の電磁砲は海上自衛隊のミサイル防衛能力を強化し、対砲兵や沿岸攻撃など陸上砲兵に新たな選択肢を提供し、理論的には特定の高速ミサイルの脅威の迎撃にも役立つ可能性がある。しかし、実用化には小型電源が依然として重要だ。
日本の電磁レールガンは主に防空迎撃作戦に使用されており、防衛省はこれを極超音速兵器対策計画に組み入れている。防衛省の 2022年度計画によれば、対艦作戦用の小口径艦載電磁レールガンの試作機の開発を 2027年までに完了し、艦艇や地上、車両に搭載可能な中口径防空型を 2028年までに投入する予定だ。
次の目標は支援電源システムを小型化し、10年以内に充電装置のサイズを 90%縮小することだ。
やっぱり、疑問に思う人はいるんだ。
知恵袋ユーザーさん
2021/11/20 23:37
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Netflixはなぜ韓国ドラマが多いのですか?韓国の会社なんですか?
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知恵コレ
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ash********さん
2021/11/21 16:29
Netflixは欧米のドラマのほうが圧倒的に本数が多いです。
日本のNetflixの視聴ランキングが韓国系上位だから、多いと勘違いしてるだけでは?
日本は世界とはランキングが大きく異なっており、韓国ドラマとアニメが人気上位です。
これは日本での特徴に過ぎません。
世界でも韓国ドラマがヒットしていることはありますが、それ以外では欧米ドラマのヒットしています。
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知恵袋ユーザーさん
質問者2021/11/21 16:40
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ネットフリックス 韓国ドラマに関するQ&A
海外ドラマ
Netflixで観れるおすすめの韓国ドラマラブコメがあれば教えてください!
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4/27 18:29
アジア・韓国ドラマ
Netflixで韓国ドラマに詳しい方教えてください。 不倫のドラマで、ドロドロしていて、死ん...
1
4/24 15:02
100
アジア・韓国ドラマ
Netflixの韓国ドラマのマイデーモンっていうドラマ見るか迷ってて、見た方いたら感想とか評価教え
3
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netflix アニメ韓国ドラマ 人気netflix 韓国ドラマ
その他の回答(1件)
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gac********さん
2021/11/20 23:48
副社長が韓国系になってしまいました。
知恵袋ユーザーさん
2021/11/20 23:37
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ash********さん
2021/11/21 16:29
Netflixは欧米のドラマのほうが圧倒的に本数が多いです。
日本のNetflixの視聴ランキングが韓国系上位だから、多いと勘違いしてるだけでは?
日本は世界とはランキングが大きく異なっており、韓国ドラマとアニメが人気上位です。
これは日本での特徴に過ぎません。
世界でも韓国ドラマがヒットしていることはありますが、それ以外では欧米ドラマのヒットしています。
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知恵袋ユーザーさん
質問者2021/11/21 16:40
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gac********さん
2021/11/20 23:48
副社長が韓国系になってしまいました。
いや、「昆虫博物館(笑)」に強盗に入るよりサラ金を踏み倒せよ。で、警察に保護を求めるなり戦うなりしろ。何のための筋肉だ。行動が情けない。で、いったい、「昆虫博物館」の一日の売り上げがいくらくらいだと考えているのだ。まあ、原案の魚何とかが虫好き科学少年(「チ」の原作者)だったのだろう。
(以下引用)注:既に打ち切りらしい。そもそも、全人類がマッチョになった世界は気持ち悪い。セックスも格闘技にしか見えない不気味さだろう。
攻めすぎやろ草
主人公・元気守は「全人類をマッチョにする」という夢を抱き、ジムを経営している。しかし彼はジムを開業するために悪徳金融から借金をしてしまっていた。ある夜、守は悪徳業者に逆らえず、昆虫博物館に強盗に入ることに。守はそこで、先日悩める自分に励ましの言葉をくれたおじいちゃんと再会し……。「Dr.マッスルビートル」は週刊少年チャンピオン(秋田書店)で連載中だ。
ネットフリックスが見られなくなったので(まあ、見たいアニメも「シングレ」以外に無いのでさほど未練もないが)、無料アニメ(ほとんどが第一話のみ)を見ているが、たまたま見た「ムシキング」の美術(虫の視点の自然描写・色彩感・光の使い方)の素晴らしさに驚いた。しかし、話そのものはゼロに近い。内容がないよー、である。幼児や年少者でも面白くないのではないか。途中、主人公(擬人化された虫)の母親(これも擬人化)のセミヌード(おっぱい出し)があり、こういうのは幼児向けで許されるのか、と少し疑問に思ったが、まあ、昭和中期までは人前で授乳する光景はたまにあった気がする。おそらく監督は美術生上がりで、ヌードは世間一般の禁忌だという観念が少ないのだろう。
それと、「月がきれい」という、あまり食指をそそらないタイトルのアニメ(学園アニメか)が脚本柿原優子、監督岸誠二の「瀬戸の花嫁」の黄金コンビであったのにびっくりした。ただ、この作品は笑いがゼロの内容で、このコンビの無駄遣いであるが、学園もの抒情アニメとしては優秀である。
なお、前に書いた、「スレイヤーズ」の監督名は渡辺信一郎ではなく、渡部姓の別人である。(名前は数秒後に忘れた。)
それと、「月がきれい」という、あまり食指をそそらないタイトルのアニメ(学園アニメか)が脚本柿原優子、監督岸誠二の「瀬戸の花嫁」の黄金コンビであったのにびっくりした。ただ、この作品は笑いがゼロの内容で、このコンビの無駄遣いであるが、学園もの抒情アニメとしては優秀である。
なお、前に書いた、「スレイヤーズ」の監督名は渡辺信一郎ではなく、渡部姓の別人である。(名前は数秒後に忘れた。)
一応、これでこのシリーズは終わりである。だったと思う。
これからの商売を考える その10 ものの価格と脳の「物語作成システム」 2016/05/21 (Sat)
どういうものが「要らない」とされ、「捨てられる」か、あるいはどういう人が捨てるのか、どういう場所で「実際は有益なもの」が「不要」とされて捨てられているか、などと考えを「ずらして」見ていけばいいだろう。
と前回書いた、その続きを考えてみる。まあ、何であれ、とっかかりが無いと、物事を始めるのは難しいわけだ。
何が「要らないもの」となるか。
1)使えないもの
2)趣味に合わなくなったもの、好かれなくなったもの、古くなったもの
の2点に大きく分かれそうだ。つまり、「使えるが要らない」か、「使えないから要らない」のどちらかで、後者は本物のゴミである。回収業者は、ゴミを集めているわけではなく、「使えるが要らないもの、不要品」を回収し、それを再利用することで商売にする。
書籍などは「文化の塊」のようなもので、その中身である「情報」にはもの凄い価値があるものもあるがたいていの場合は古い書籍は不要品となり、ゴミとされる。情報などはパソコンやスマホでネットを通じて入手すればいいから、無駄に空間を占領する「物」は不要、という時代だ。
回収業者も古本などは古書店に売るか、再生紙の原料にするだろう。
どうも、この「不要品」をテーマで考えると、いいアイデアが出ない。
儲けにつなげるには逆方向から考えたほうがよさそうだ。つまり、「何を世間は必要と思うのか」である。
その対象には、食品や医薬品のように「生存のために切実に必要なもの」と、衣料品や化粧品などのように「生命維持には関係はない(切実さはあまりない)が、社会生活に参加する上では是非必要」というもの、趣味や娯楽関係のように「余裕があれば欲しいし、生活を健全に楽しむためにはあることが望ましい」ものなどがある。
ここで、価格というものについて 簡単に言ってしまえば、「生存に直結する物質の価格は安く抑えられている」「生存に直結しない、物質的精神的装飾は価格が青天井である」と言えるのではないか。そして、後者の価格つり上げには、社会的洗脳が必須であるわけだ。誰もが、そのべらぼうな価格を不審に思いながら、それがそういう価格で取引されているという事実が、その価格の正当性を裏付けている、つまり、高価格のものは実際に価値があるのだと自分自身を説得させてしまうのである。
これは人間の脳の「物語作成システム」である、勝手につじつまあわせを脳が作るのである。そうでないとつじつまの合わないことばかりで、先に進めないから、無意識のうちに自分で「合理化された物語」を作る、ということだ。
価格と価値の相違を簡単な例で言おう。朝鮮の民家に転がっていたほとんど無価値な便器を千利休が「これは素晴らしい価値のある茶器だ」とお墨付きを与えれば、その便器は一つの領国に等しい価格となる。これが「価格」というものである。ネットに転がっている素材を名のあるデザイナーが少し加工したら何千万の価格で売れる、という例を我々は最近見ている。つまり、価値のつり上げは社会的地位と関連するわけである。だから詐欺師は例外なくいい身なりをする。社会的地位の高さを偽装するのである。詐欺師は仲間を増やすことで価格のつり上げや利益の独占や保全もできる。これが「上級国民」である。で、価格にだまされているのが下級国民である。
これからの商売を考える その10 ものの価格と脳の「物語作成システム」 2016/05/21 (Sat)
どういうものが「要らない」とされ、「捨てられる」か、あるいはどういう人が捨てるのか、どういう場所で「実際は有益なもの」が「不要」とされて捨てられているか、などと考えを「ずらして」見ていけばいいだろう。
と前回書いた、その続きを考えてみる。まあ、何であれ、とっかかりが無いと、物事を始めるのは難しいわけだ。
何が「要らないもの」となるか。
1)使えないもの
2)趣味に合わなくなったもの、好かれなくなったもの、古くなったもの
の2点に大きく分かれそうだ。つまり、「使えるが要らない」か、「使えないから要らない」のどちらかで、後者は本物のゴミである。回収業者は、ゴミを集めているわけではなく、「使えるが要らないもの、不要品」を回収し、それを再利用することで商売にする。
書籍などは「文化の塊」のようなもので、その中身である「情報」にはもの凄い価値があるものもあるがたいていの場合は古い書籍は不要品となり、ゴミとされる。情報などはパソコンやスマホでネットを通じて入手すればいいから、無駄に空間を占領する「物」は不要、という時代だ。
回収業者も古本などは古書店に売るか、再生紙の原料にするだろう。
どうも、この「不要品」をテーマで考えると、いいアイデアが出ない。
儲けにつなげるには逆方向から考えたほうがよさそうだ。つまり、「何を世間は必要と思うのか」である。
その対象には、食品や医薬品のように「生存のために切実に必要なもの」と、衣料品や化粧品などのように「生命維持には関係はない(切実さはあまりない)が、社会生活に参加する上では是非必要」というもの、趣味や娯楽関係のように「余裕があれば欲しいし、生活を健全に楽しむためにはあることが望ましい」ものなどがある。
ここで、価格というものについて 簡単に言ってしまえば、「生存に直結する物質の価格は安く抑えられている」「生存に直結しない、物質的精神的装飾は価格が青天井である」と言えるのではないか。そして、後者の価格つり上げには、社会的洗脳が必須であるわけだ。誰もが、そのべらぼうな価格を不審に思いながら、それがそういう価格で取引されているという事実が、その価格の正当性を裏付けている、つまり、高価格のものは実際に価値があるのだと自分自身を説得させてしまうのである。
これは人間の脳の「物語作成システム」である、勝手につじつまあわせを脳が作るのである。そうでないとつじつまの合わないことばかりで、先に進めないから、無意識のうちに自分で「合理化された物語」を作る、ということだ。
価格と価値の相違を簡単な例で言おう。朝鮮の民家に転がっていたほとんど無価値な便器を千利休が「これは素晴らしい価値のある茶器だ」とお墨付きを与えれば、その便器は一つの領国に等しい価格となる。これが「価格」というものである。ネットに転がっている素材を名のあるデザイナーが少し加工したら何千万の価格で売れる、という例を我々は最近見ている。つまり、価値のつり上げは社会的地位と関連するわけである。だから詐欺師は例外なくいい身なりをする。社会的地位の高さを偽装するのである。詐欺師は仲間を増やすことで価格のつり上げや利益の独占や保全もできる。これが「上級国民」である。で、価格にだまされているのが下級国民である。