例によって小田嶋隆師のお言葉。
すごく納得するのだが、この「傲慢」を「自信」に変えれば、ごく当たり前の言葉になるような気もする。そのあたりが小田嶋箴言の作成法のコツかもしれない。
つまり「常識とされている、或る肯定的信条を否定的な言葉と結びつけること」である。そして、物事はほとんどが両面的だから、たいていの肯定的表現は否定的表現に置き換え可能なはずだ。すると、そこに「逆説」すなわち「鬼面、人を驚かす」箴言が生まれるわけだ。もちろん、これはただの原理であり、それを使いこなすには才能や修練が必要だろうし、小田島氏師の優れているところは箴言ばかりにあるわけではない。


（以下引用）






小田嶋　隆‏@tako_ashi

努力した分だけ能力が上がるわけではないけど、努力すればその分だけ確実に傲慢になる。一方、世界と対峙するために必要なのは能力よりもむしろ傲慢さだったりするわけだから、そういう意味で努力は有効だオレは思うぜ。