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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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面白い文章を見つけたので紹介する。「BLOGOS」からの転載だ。
面白い、というのは内容ではなく文章表現である。とある作家(?)の文章であるが、どこが面白いのか、まずは読んでもらおう。


(以下引用)


それを考える中で、ある時、興味深い出来事と遭遇した。それは、とある駅でのことだった。改札口のところで、客と駅員がもめていた。そして、客の方が、なぜかは分からないが激怒していた。駅員に食ってかかって、大声で怒鳴っていたのだ。

それを見て、ぼくは思わず立ち止まった。立ち止まって、激怒しているその人を、興味深げに観察し始めた。と言うより、無意識に魅入られていた。強い関心を持って凝視した。



(引用終わり)



以下、文章批評である。
1 「立ち止まって、激怒しているその人を、興味深げに観察し始めた。」……「興味深げに」というのは、「私」の様子を第三者が外部から眺めて評する表現であり、一人称描写と矛盾する。つまり、この作家(?)は一人称描写と三人称描写の区別がついていない。
2 「と言うより、無意識に魅入られていた。強い関心を持って凝視した。」……「無意識に」と「強い関心を持って」が矛盾することは分かるだろう。自分が「強い関心を持って」いることが分かるなら、それは「無意識」ではない。


まあ、ほかにも妙なところはあるが、作家を自称するなら、まずは日本語から勉強してほしいものだ。ただし、意識的な日本語破壊を試みるなら、その限りにあらず。
最後にこの「作家」とは「もしドラ」でヒットを出した「岩崎夏海」である。名前はきれいだが、頭のはげたオッサンだ。その「もしドラ」も編集者だか電通だか秋元康だかにアイデアを貰って書いたものらしい。だから私は「作家(?)」と書いたり、括弧つきで「作家」と書いているのである。




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