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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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昨日の試合は盛岡大付属の試合以外は見る気もしなかったが、その盛岡大付属の試合は好試合で、投手がもう少し良ければ優勝候補だなあ、と思った。私が注目していた植田中堅手はやはり好選手で、身長があと10センチあれば完全にプロ注目だっただろう。打撃センスは履正社の安田より上だと思う。早実の清宮はあまり試合を見たことが無いので、対比はできない。だが、守備力や走力を加味すれば、清宮よりは欲しい選手だ。うまく育てば若松二世になるのではないか。4番の比嘉のシュアな打撃も光ったが、高校生レベルでの好選手にとどまるように思う。
第二試合は案の定、21対0という、地方予選ならコールドゲームになる大馬鹿試合で、観客に失礼な試合であった。とは言っても、3回くらいまでは普通の試合だったから、三塁手が二塁に投げた球がライトに抜けるというミスが2回もあったのでなければ、常識レベルの大差負けで済んでいたかもしれない。要するに、内野守備に穴があるチームが甲子園で勝つのは無理、という話である。秋季大会では、その穴が目立たない試合展開が多かったのだろう。
あまり真面目に見ていないので、報徳の選手で特に気に入った選手はいない。2番打者のセンター返しは上手かったが、目についたのはその程度だ。彼は走塁も目立ったが、相手が相手でなければ暴走だろう。
第三試合の中村高校は、21世紀枠にしては良く戦ったが、それでも5対1で完敗である。21世紀枠はいい加減終わりにしろ。
第三試合の勝者である前橋育英のバッテリーは、二人とも非常にいい選手だと思う。捕手の戸部の打席でのたたずまいは、阪神の原口を思わせる。好打者である。投手の丸山は、打者の攻め方に迷いがまったく無い。直球がいいコースに決まる。変化球が少ないのと、スタミナの問題があるようだが、投球がクレバーな感じで、PL時代の桑田を連想させる。顔つきの不敵な感じもいい。ハートの強さが顔に現れているように感じる。
前橋は二番手で投げた投手も三番手で投げた投手も水準以上で、私の見るところでは、履正社、盛岡大付属と並ぶ優勝候補である。ただ打線が1,4,5番以外は少し弱いか。1番は丸山、4番は三塁手で主将の飯島、5番が戸部である。丸山は左投げだが、中学時代は捕手や遊撃手もやった万能選手のようだ。しかし、捕手ならまだしも、左投げの遊撃手とは、また珍しい。


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