沖縄方言では、「俺が俺が」と自己主張の強い人間を「ワンカラワンカラ（俺から俺から）」と言う（「あいつはワンカラワンカラだからなあ」と悪口を言ったりするわけだ。）が、ラミレスなどがその典型である。つまり、余計な作戦を強行して選手の邪魔をする監督だ。
特に申告敬遠など、「バッテリーの権利」の侵害だ、と私は思っている。もちろん、それで失敗しても監督の責任だから気楽な面はあるだろうが、内心は不満だらけだろう。成績が悪化して査定に響くのは選手本人なのだから、「キャッチャーが提案して投手が決断して投げる」という、バッテリーの権利は監督といえど、よほどの場面でなくてはしてはいけない。まして、申告敬遠で満塁策を取る、といいうのが投球を苦しくするのは自明ではないか。

落合監督「オレは何もしてない」西武辻監督「私は何もしてません」