スポニチ記事らしいが、横浜に上がり目が大きいことを買っているのは私と同様だ。ちなみに、掲載時刻を見れば分かるように、私が前の記事を載せた時は、この記事は出ていない。まあ、この記事だって、「勘」で予想しているだけだが、横浜に何かの気運を感じているのは私も同じである。
この記事のパリーグ予想も悪くない。私も、日ハムは優勝争いができるチームだと思っている。中田がプレミア12での体験から本格覚醒し、西川あたりが年間を通じて堅実な成績が残せれば、新人投手の出来次第では優勝も可能だろう。むしろ大谷が今年投げすぎた悪影響が出ないかどうかのほうが心配だ。
ソフトバンクも必ずしも磐石ではないだろう。まあ、ソフトバンクと日ハムの一騎打ちになるのではないか。工藤監督や首脳陣に奢りや油断があれば、勝負は分からない。新人監督で優勝すると、その2年目は失敗する確率が高いのである。
2016年Vチームはここ!反論覚悟でDeNA、日本ハム推しだ
DeNA・ラミレス監督 Photo By スポニチ |
来季の新戦力も出揃ってはいないが、日本一早い優勝予想をしたいと思う。セ・リーグは18年ぶりにDeNA。パ・リーグはソフトバンクの大戦力の岩盤を突き破って、4年ぶりに日本ハムが頂点に立つ。実は13年の楽天優勝を的中した実績がある。自信はあるが、同年にセの優勝と予想したヤクルトは最下位だったので自慢はできない。
今季はどうだったかと言えばセはヤクルトだったが公言はしなかった。何故なら14年も優勝予想して2年連続最下位になったことでヤクルト関係者に「もう予想しないでくれ」と懇願されたからだ。そして見事(?)に優勝した。パはソフトバンクだったが、対抗はロッテと思っていた。
優勝予想をする時、何を根拠にするか。決して胸を張れないが「勘」だ。チームの空気感といえばいいのか。13年の楽天は春季キャンプから勝てる雰囲気があった。田中は盤石で新人の則本は本物だった。4番にジョーンズを固定する目星が立ち、藤田、岡島、嶋、銀次ら日本人主力の役割がはっきりしていた。
来季のDeNAには13年の楽天と同じ空気感が生まれそうだ。4番はプレミア12で侍ジャパンの主軸となった筒香がいる。課題の投手陣は今季終盤から頭角を現した砂田、石田とドラフト1、2位コンビの今永(駒大)、熊原(仙台大)で底上げできる。井納が先発の軸になれば久保、山口、三浦ら安定したローテーションが組める。ラミレス新監督は投手陣に内角攻めの徹底を指示したという。浸透すれば今季リーグワーストの68暴投も改善されるだろう。
日本ハムには大谷と中田。絶対的なエースと4番がいる。中島、西川、杉谷、岡、浅間…若手野手の台頭は12球団一だ。ソフトバンクとの12ゲーム差は先発投手陣の勝利数とほぼ重なる。そこはドラフト補強の名人球団だ。1位の上原(明大)を始め5人の即戦力投手を指名した。
来年の話をすれば「鬼が笑う」という。他球団ファンの方々には鼻で笑われるだろうが、反論覚悟でこの2球団を推したい。(君島 圭介)
[ 2015年11月26日 08:10 ]