私は高年俸の選手を獲ることには普通はあまり賛成はしないのだが、コメント６８のような考え方もアホ臭いと思う。

武内や大松よりは打つやろけど武内や大松の5倍くらい年俸払わなならんし取らんと思う


武内や大松は安いかもしれないが、使えない選手は年俸が１００円でも高いのである。ダメ選手を使ったら、そこで使わなかった選手の出場機会が失われることになり、それを経済学では「機会損失」といい、目に見えない逸失利益を意味する。
ヤクルトの問題点は、若手の伸び悩みよりも、ベテランがベテランの働きをしていないところにある。山田など、本当ならまだまだ若手扱いでいいのだ。それが「チームリーダー」的働きをしろと言われても無理な話である。では、バレンティンがチームリーダーになれるか、川端や畠山はどうか。すべて落第だろう。
村田は、性格的に危険物ではあるが、それは横浜球団においては生え抜きの古株だったためである。新参者としてなら、真面目に働き、ベテランの長所を出せるのではないかと私は予測している。山田も、自分ひとりで打線を背負わなくてもよくなり、良い相乗効果が生まれる気がする。
まして、ヤクルトにとってはネックであり続けた一塁と三塁を守れるのだから、獲らない手はない。







2017年10月14日