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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ロー・ファーム・カルピオ」から抜粋転載。
練習試合やオープン戦の結果がそのままシーズン結果に結びつくわけではないが、今年の広島が好調かつ順調なのは確かなようだ。これは、優勝争いの一番手になる可能性も出てきたのではないか。前田の抜けた穴をドラフト1、2位で埋められそうな気配がある。
去年だって、前半戦の緒方の阿呆な采配ぶりがなければ、優勝チャンスは十分にあったのだから、首脳陣の去年の学習結果と選手の奮起で、今年はかなり改善される可能性は高い。
何より、内野守備が固いのが利点である。
横浜の上がり目のひとつと思われた熊谷(だったか?)が案外使えない感じで、そうなると投手力がやはり不十分だとなりそうだ。守備力の弱さも、一朝一夕には変わらないだろうから、今年も苦戦は免れないだろう。だが、横浜優勝の可能性は十分にある、という考えは変わらない。


(以下引用)



一方のカープであるが,この時期にしては気候が寒い割には対外試合でえらく好発進を続けている。浦添でのスワローズでのオープン戦を11-1で勝ったときはふーん,てな感じだったが,その後の那覇セルラーでのジャイアンツ戦も二桁安打で完封勝ち,KIAタイガースとの練習試合も同様に二桁安打で完封勝ち,先のベイスターズとの練習試合も6-1と打棒ふるって投手陣もよく踏ん張って,まあいい勝ち方をしている。これをどう評価すればいいのか。正直私も驚いているところである。

日南キャンプでの状況を見るに,こりゃ今年も苦しいわいというのが見立てだった。とにかく目立っていたのが新井貴浩一人なのである。後はルーキーと外国人だったのだが,ルーキーと新外国人にすべてを頼るようなチームは後々だめになるというのはまあ常識の範疇である。その段から行くと今シーズンのカープはまあだめだろうと思ってみていたのであるが,いざ他流試合に入ってみると今年は早い段階から結果を出し続けている。昨年など他流試合で勝てず,オープン戦に至っては黒田博樹が投げた3試合しか勝てなかったという醜態をさらしただけに,少しはましなのかという思いも,ある。

まあ,ましなんだろう。少しだけ。

去年は,とにかく立ち上がりから悪すぎたというか,何もかも酷すぎたのである。今年は,それが少しだけ改善されたのだろう。そう思えば,なんとなく理屈は立つ。まあ,土日に行われる名護でのファイターズとの練習試合と,3月にナゴヤドームで行われるドラゴンズとのオープン戦でどんな試合が出来るかが最初の査定になるだろう。もちろん,選手にとってはここで結果を出せなければ教育リーグ,出せればオープン戦対同権獲得であるし,チームとしても,初めてのパシフィックと,天敵ナゴヤドームでの対戦であるから,ここまで出した結果は本物かメッキかというところが,試されると言ってよい。





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