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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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野球関係者としての「紳士協定(不文律)」で、現役監督への采配批判はあまりされないものだが、昨日の里崎も今日の宮本も、ラミレス采配のダメさを(どちらもソフトにだが)批判している。それくらい、ラミレス采配はあまりにひどいということだ。
采配の単なる成功失敗なら問題はない。与田の代打投手のようなうっかりミスのほうがまだマシで、ラミレスの場合は「野球を舐めている」としか思えない。あるいは「自分の監督の座さえ守ればいい」という姿勢だろう。そういう監督の下で真面目に働く選手はいない。すべて「個人成績」に走るに決まっている。現役時のラミレスがそうだったのと同様だ。あの守備で試合に出してもらえ、守備を向上させる意思がまったく無かったのだから、野球を根底から舐めていたのである。それは監督になっても変わるはずがない。

(以下引用)

2020年7月18日21時14分
原巨人とラミレスDeNAで監督力に差/宮本慎也

DeNA対巨人 2回表巨人2死二、三塁、北村の2点適時打で生還した走者を迎える原監督(右)と元木ヘッドコーチ(撮影・江口和貴)
DeNA対巨人 2回表巨人2死二、三塁、北村の2点適時打で生還した走者を迎える原監督(右)と元木ヘッドコーチ(撮影・江口和貴)
<DeNA2-4巨人>◇18日◇横浜

首位を走る巨人に独走気配が漂ってきた。DeNAはエース今永が先発した試合で、巨人は先発サンチェスで快勝。

得点差は2点だが、それ以上に力の差を感じさせる試合になった。

力量差を感じたのは、両チームの“監督力”だった。1点をリードした2回1死一、二塁で、投手のサンチェスに打席が回ってきた。セオリーでいけば送りバントだが、サンチェスは初球、バントの構えをせずに見送ってボールだった。2球目もそのまま構えていたが、投手が投球モーションに入ったところでバントの構えをし、送りバントを成功させた。

おそらく、初球は「待て」のサインがかかっていたのだろう。2球目も最初からバントの構えをしなかっただけに、相手の守備陣も「あれっ」と疑問に思ったはずで、バント処理をした一塁手のロペスはスタートが遅れ、楽々と送りバントは成功した。

前日の試合では5回1死一塁、投手の井納が送りバントをせずに三振。その理由についてラミレス監督は「走者が(足の遅い)戸柱だったから」と説明したが、疑問の残る判断としか言いようがない。井納にしても、サンチェスにしても、バントが下手なのかもしれないが、井納にそのまま打たせたラミレス監督の判断と、少しでも送りバントをしやすい状況を整えてから送りバントをやらせた原監督の差を感じてしまった。

打順の組み方を見ても、巨人は先発今永に対して2番坂本と3番丸を入れ替えていた。エース左腕の攻略を見越しての変更だろうが、結果的に5回に奪った貴重な追加点は、この入れ替えが功を奏したといえる。一方、ラミレス監督は明らかに不調に見えるロペスを前日に続いて3番で起用。ロペスは9回に意地の二塁打を放ったが「そろそろ打つだろう」という起用にしか思えなかった。

他球団は総じて「巨人たたき」に出るべき。CSがないセ・リーグなら、それができるはずだ。(日刊スポーツ評論家)
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