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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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2016年7月31日の記事である。この時もヤクルトはどん底に沈んでいた。

(以下再掲載)*後半省略(この後にウィキペディア記事を掲載)


一昨日の阪神ヤクルトの録画を見ていて、興味を惹かれた選手がヤクルト側に二人いて、一人は最後に1イニングだけ投げた平井投手だが、もう一人が、試合後半に出たこの西浦内野手である。
代打で出て二塁打を打ったことよりも、二打席目にドリスの速球を見事に打ち返し、安打性のライナーを右翼に飛ばしたのが目についた。つまり、実質的に2打数2安打だ。三塁守備も堅実に見えたが、本職は遊撃手らしい。なぜ、このような才能のありそうな若手がいるのに、どんどん使わないのか。現在までの打率は2割4分くらいのようで、ホームランが4本くらいらしい。若手内野手としては十分ではないか。川端が故障したことで、こうした若手を使う機会が出てきたことをむしろ好機ととらえるべきだろう。昨年は打席数は少ないが、2割9分打っているらしいから、はっきりと成長していると言える。打席での立ち姿も自然体で、とてもいい。
平井投手のほうは、球速が150キロあり、制球力もあるのに、北条と鳥谷に簡単にヒットを打たれていた。勿体ない感じの投手である。何か掴めば、(あるいは捕手のリード次第では)先発ローテーションに入れる素材ではないかと思う。
この試合では小川が大量失点してぶち壊しにした試合に成瀬が敗戦処理の形で出てきたのだが、今の小川よりは成瀬のほうがまだ先発投手として適切ではないか。成瀬が敗戦処理というのは、あまりにひどい処遇である。こうした配慮の無さは、下位チームによく見られるものだ。
ついでに書いておくが、坂口をなぜオリックスは放出したのか、不思議である。坂口の打撃技術は、どのチームに行っても上位クラスだろう。まして、今のオリックスなど、坂口ほど打てる打者は糸井のほかにはほとんどいないのだから。
これもついでに書いておくが、鳥谷は、まだまだ打者としてはいける。150キロの速球に対応できるということは、動態視力は落ちていないということで、それなら打者としては大丈夫である。もっとも、平井の150キロの速球より、藤川球児の140キロ台の速球のほうが「伸びがある」ように見えるのは不思議である。スピードガンの数字は、体感速度とは別のように思われる。高校球児ですら、150キロ以上の速球にバットを当てるのだから。全盛期の藤川球児の球は、大谷の160キロ以上に速く見えたものだ。
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