「ミカド」が欧米で長い人気があるのには、何か大衆の心に訴えるものがこの作品にはあるからだろう。いわば、現代版「物語原型」的なものがあると考えれば、これをリメイクするのは、かなり成功する確率が高いのではないか。
(以下、引用)
ストーリー[編集]
日本の都ティティプーの死刑執行大臣ココの屋敷に一人の見知らぬ旅芸人がやってきた。彼の名はナンキ・プー。身分を隠しているが、実は日本の若くハンサムな皇太子である。彼は父の帝(みかど)が決めた年増で醜女のカティーシャとの結婚から逃れるため、家出して流しの旅芸人に身をやつしていたのだった。そこで皇太子は美しい娘ヤムヤムと出会い恋に落ちる。しかし、ヤムヤムは彼女の後見人であるココと婚約していることを知り、大いに落胆する。ココはもともと服の仕立て屋で身分が低かったのだが、貴族のピシュ・タッシュへの賄賂が功を奏し死刑執行大臣に昇進したばかりであった。
ここで事件が起きる。ココとヤムヤムが「いちゃつきの罪」で死刑を宣告されてしまう。しかしココは自身が死刑執行大臣であるため死刑執行は不可能である。この法律は代わりに死刑になる者が見つかれば助かるというものであった。そんな折、皇太子ナンキ・プーはあの美しいヤムヤムが死刑になると聞き、絶望のあまり自殺を考える。それを聞いたココは、しめたとばかりにナンキ・プーに死刑の代役を依頼する。ナンキ・プーが死刑の代役を引き受ければヤムヤムは命が助かるが、それでは同時にココも助かってしまう。そうなるとナンキ・プーとしては、自分の死後に二人が結婚するのが面白くない。そこでナンキ・プーはココに条件を一つ出す。「1ヶ月間はヤムヤムを自分の花嫁にすること」という条件である。ココは自分が助かるので大喜びで受諾する。
悲劇のヒロインとなったヤムヤムだが気を取り直し、ナンキ・プーとの1ヶ月間の新婚生活を徹底的に楽しむことにする。しかしその矢先、帝の定めた法律では「夫が死刑になった場合は妻は生きたまま埋葬される」という条項があることを知る。それだけは御免こうむりたいヤムヤムはナンキ・プーとの結婚に躊躇する。
一方、帝は近ごろ死刑執行が少ないと怒り、早く死刑を執行するようココ大臣に命じる。そこにナンキ・プーの許婚であるカティーシャが彼を追ってやってくる。カティーシャは死刑名簿の中にナンキ・プーの名前を見つけたので止めに入る。しかしヤムヤムとの色恋沙汰を知り憤慨したカティーシャは、今度は逆にナンキ・プーを死刑にしようと画策するが、ティティプーの民衆から追い出されてしまう。
プーバーとココは死刑をするのがいやなので、「既にナンキ・プーを死刑に処した」と嘘をつくことにした。そこへ帝がティティプーの街を来訪。ココ、プーバー、ピッティ・シングの三人は死刑執行の話をでっちあげて帝を納得させる。カティーシャから皇太子が街に来ていると聞いていた帝は皆に尋ねる。その皇太子の名がナンキ・プーであることを初めて知り、民衆は驚く。皇太子が死刑になったと聞いた帝は怒り心頭に発し、ティティプー市民全員を死刑にすると宣告する。街はパニックと化す。
ココはナンキ・プーに1ヶ月後に死ぬのはやめてほしいと頼む。しかしナンキ・プーはカティーシャと結婚するのがいやなので、生きることを躊躇する。するとピッティ・シングがココとカティーシャとの結婚を提案する。ココ以外が全員賛成する。しかしその後ココもカティーシャを好きになる。ココは帝にナンキ・プーの生存を報告し、自分とカティーシャの結婚のお伺いを立てて許可される。めでたし、めでたしのハッピーエンディング。
AKBの誰かを主演にした時点で、低視聴率は約束されたようなものだ、と思う(そもそも彼女たちは役者ではないし、AKBファンは、「全員のファン」というわけでもない。それに、AKBファンの絶対数自体が怪しいものだ。それくらいも分からない人間が企画を立てている時点で絶望的だろう。)が、下の、視聴率歴代ワーストを見ると、まず題名を見ただけで敬遠したくなるものがほとんどだ。
題名はドラマの顔だから、よほど神経を使わねばならないのに、「夫のカノジョ」「家族のうた」「メッセージ」「家族の裏事情」では、見たいとも思わないだろう。そもそも、ドラマは退屈な日常を忘れるために見るのだから、「家族」「家族」ではうんざりではないか。「メッセージ」という投げやりな題名では、いったい、何のドラマなのか、想像する気にすらならない。
最近のダメドラマでは、「○○妻」が、かなりあざとい題名だが、興味を引くだけのインパクトはある題名だった。内容はかなりレベルが低かったが。
海外ドラマは、日本と比べると秀作が多い。最近のお勧めは「crisis」という作品で、これも残念ながら題名でかなり損をしている。芸の無い題名だなあ、と思う。内容は、ほぼ完璧に近いサスペンスで、ミステリー(謎解き)要素もかなりある。脚本が実によくできていて、よくここまで考えたなあ、という頭脳戦のドラマだ。俳優の演技も演出も完璧に近い。これを映画でやることは時間的に無理だから、テレビのサスペンスドラマでしかできない内容の、傑作だ。私の好みで言えば、あの傑作の「ブレーキング・バッド」よりも高く評価する。だが、「クライシス」とか「危機」という題名では、見る人もほとんどいなかったのではないか。残念なことだ。それほど作品の題名は重要なのである。
1位○3.84%「夫のカノジョ」
川口春奈、田辺誠一、鈴木福、鈴木砂羽、片平なぎさ、山村紅葉
4.7_4.8_3.7_3.1_3.0_3.6_4.5_3.3
2位○3.85%「家族のうた」
オダギリジョー、ユースケ・サンタマリア、貫地谷しほり
6.1_3.6_3.4_3.1_3.3_3.8_4.1_3.4
3位○4.40%「メッセージ」
真中瞳、りょう、山口もえ、玉山鉄二、伊武雅刀
6.2_4.6_5.5_4.3_3.9_3.1_4.4_3.2
4位 4.54%「家族の裏事情」
財前直見、沢村一樹、谷村美月、小野寺昭、真野響子
6.5_5.6_4.2_4.4_3.8_4.2_3.4_4.2
5位 4.69%「戦う!書店ガール」
渡辺麻友、稲森いずみ、千葉雄大、大東駿介、鈴木ちなみ、田辺誠一
6.2_6.4_4.6_4.7_5.0_3.6_3.3_3.7_4.7
6位 4.74%「ライオン先生」
竹中直人、岡本綾、今田耕司、要潤、小池栄子
7.9_5.3_4.3_5.7_4.3_3.3_5.5_4.2_3.8_3.1
7位○5.02%「ギンザの恋」
トータス松本、須藤理彩、戸田菜穂 、中澤裕子、石井正則
8.0_4.6_4.3_4.6_4.1_4.7_4.9
8位○5.10%「あすなろ三三七拍子」
柳葉敏郎、剛力彩芽、風間俊介、高畑充希、反町隆史
7.7_5.1_5.3_4.1_5.0_5.0_3.6_5.5_4.6
9位○5.20%「刑事イチロー」
加藤晴彦、菊川怜、細川茂樹、温水洋一、保坂尚輝
7.2_6.0_5.6_4.2_4.9_5.3_4.3_4.4_4.9
10位○5.49%「レガッタ」
速水もこみち、相武紗季、松田翔太、若槻千夏
9.5_5.2_5.7_4.7_4.3_5.6_4.3_4.8_5.3
火10ワースト
*4.69 2015年04月期 戦う!書店ガール 渡辺麻友&稲森いずみ
*6.64 2009年07月期 恋して悪魔~ヴァンパイア☆ボーイ~ 中山優馬
*7.05 2008年01月期 あしたの喜多善男~世界一不運な男の、奇跡の11日間~ 小日向文世
*7.14 2014年07月期 GTO AKIRA
*7.24 2012年10月期 ゴーイングマイホーム 阿部寛
*7.45 2008年04月期 無理な恋愛 堺正章
*7.52 2014年04月期 ブラック・プレジデント 沢村一樹
*7.65 2001年07月期 ウソコイ 中井貴一
*8.28 2007年10月期 スワンの馬鹿! ~こづかい3万円の恋~ 上川隆也
*8.46 2013年07月期 スターマン・この星の恋 広末涼子
火10歴代トップ
28.33% 1998年07月期 GTO 反町隆史
20.68% 2004年01月期 僕と彼女と彼女の生きる道 草彅剛
19.97% 1997年04月期 いいひと。 草彅剛
18.25% 2006年10月期 僕の歩く道 草彅剛
16.93% 2006年07月期 結婚できない男 阿部寛
16.83% 2004年04月期 アットホームダッド 阿部寛
15.90% 2006年04月期 ブスの瞳に恋してる 稲垣吾郎
15.46% 2003年01月期 僕の生きる道 草彅剛
15.39% 2006年01月期 アンフェア 篠原涼子
15.35% 2005年10月期 鬼嫁日記 観月ありさ
面白いけど、日本語タイトルがなぜ「デスパレート」なのか。「desperate」を表記するなら、ふつうは「デスペレート」だろうし、英語発音に忠実にするなら「デスパラト」「デスパラート」「デスパラット」になるのでは? まあ、これは辞書の発音記号から想像しただけ。いずれにせよ、「デスパレート」は中途半端に原音主義に思える。
また、これは日本語タイトルだけの罪ではないが、このタイトルで、このドラマを見たいと思う層がどれくらいいるだろうか。私自身、このタイトルのために長い間敬遠していた。
私が日本語タイトルを作るなら「フェアストリートの暴走主婦たち」とでもする。(舞台となる高級住宅街はたしか「フェアストリート」だったと思うが、間違いなら、そのうち訂正するかもしれない。)(訂正:街の名前が「フェアビュー」(見晴らしが丘、とでもするか)で、通りの名前はウィステリアストリートであった。)(訂正の訂正:「ウィステリアストリート」ではなく、「ウィステリアレーン」であった。ウィステリアは日本では小洒落た店の名前に使われることが多いが、今、辞書で引くと「藤」であるようだ。「藤通り」か、「藤の花通り」くらいか。)
実に同感である。私がアメリカの恋愛ドラマ、家族ドラマを見ないのは、まさにこのワンパターンのためだが、現実のアメリカ人カップルも、多分同じだと思う。白人どもには、闘争こそ人生、であるようだ。
アメリカ人カップルって喧嘩し過ぎだよな?
恋愛のライバルと戦って勝って
理想の相手を掴まえて結婚して
夫婦喧嘩して別居して離婚して
訴訟を起こして子供の親権争いして
既に別の男と暮らしてる女と月に1~2回だけ子供に会いに来る父親が嫌味を言い合う
↑ここまでが既定路線化してる。
戦う個人の戦う社会アメリカ。
脚本・監督が福田雄一となると、これは期待できそうだ。俳優も、漫画のキャラに良く合っている。それだけでも期待感十分。
(以下引用)
庵野秀明は安田顕!ドラマ「アオイホノオ」追加キャスト
2014年5月23日 9:00 3057
左から赤井タカミ役の中村倫也、庵野ヒデアキ役の安田顕、山賀ヒロユキ役のムロツヨシ。 (c)島本和彦・小学館/「アオイホノオ」製作委員会
主人公・焔モユル役の柳楽優弥。 (c)島本和彦・小学館/「アオイホノオ」製作委員会
島本和彦原作によるTVドラマ「アオイホノオ」の追加キャストが発表された。
発表されたのは柳楽優弥演じる主人公・焔モユルの同級生であり、のちにガイナックスを設立することとなる3人組。「新世紀エヴァンゲリオン」の監督としても知られる庵野ヒデアキ役は安田顕、絵は描けないがプロデュース能力に長けた山賀ヒロユキ役はムロツヨシ、気弱だが可愛い物の作画にはめっぽう強い赤井タカミ役は中村倫也がそれぞれ演じる。発表にあわせ、柳楽を含む4人が各役柄に扮したビジュアルも公開された。
TVドラマ「アオイホノオ」はテレビ東京系列にて、7月より放送をスタート。脚本と監督は「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「HK/変態仮面」などで知られる福田雄一が務める。
安田顕(庵野ヒデアキ役)コメント
あの、「庵野さん」を演じさせていただくのですから、光栄至極です。ただ、『あの、○○』を考えていたら、何もやってられません。天才も馬鹿も凡人も、同じ人だと思わなきゃ、やってられません。凡人は、あがくのみ。この作品が好きです。
だって、登場人物は、皆、あがいてます。だから、僕も、あがきます。
大好きな福田監督の元で、必死に愉しまさせていただけるよう、あがかせていただきます。
ムロツヨシ(山賀ヒロユキ役)コメント
はい、また、福田雄一が遊ぶそうなので、仲間に入れてもらいました。だいぶ前から福田さんのテンションがあがっております。やりたくて仕方ない原作らしく、しっかりふざけると思いますので、冷やかし充分で観てください。ムロツヨシです。
中村倫也(赤井タカミ役)コメント
これだけ面白い原作に福田雄一監督なんだ!面白くない訳が無い!!と、熱く意気込んでおりますが、僕の役は引っ込み思案。いい感じのスパイスを、押し入れから出し入れ出来たらいいなと思っています。頑張ります。
予告編におけるヒロイン(およびその子供時代の子役)の「うんま~い」という顔が最悪で、ドラマの質も想像できたので、最初から一度も見ていない朝ドラだが、見なくてよかった、と自分の先見の明を褒めたい。
我ながら、抜群の勘の良さであった。
なお、私はNHKの朝ドラ自体は嫌いではない。時として、素晴らしい作品もある、と思っている。さらに言えば、視聴率がその作品のレベルを示すとも思っていない。
(以下引用)
それにしても、夫婦の思い出が全て料理だとは。
「料理ドラマ」に拘るばかりにピックアップしすぎ。
しかも結局は、そこまで言うほど料理がピックアップされていたわけではないからね。
おら的、このドラマの思い出は…
・ジャムの瓶に汚い指突っ込んで何日もなめ続ける主人公。
・人前で、街中で、ギャーギャー「自由恋愛」を叫ぶ主人公。
・「実験くん」で人の嫌いな物を毎日出し続ける主人公。
・見合い現場から逃げ出して、悠太郎の大事な助っ人試合をぶっ潰す主人公。
・自分のせいで悠太郎が下宿を追い出されたのに自覚なく運命を呪う主人公。
・嫁入りで実家を出る挨拶まで「ごちそうさん」。
・嫁に入っても我が道押し通す主人公。自腹で高い食材集め。
・お金がないらしいのに大量の鯛を無駄にしようとした「魚島季節」の狂った義姉。
・何の罪もない義妹の見合い相手のお茶に毒仕込む主人公。
・食中毒は起きるわ三味線の弦は切れるわ、主人公一家の幸せのために犠牲になった悪夢の祭り。
・何日も絶食していた人が焼きサンマをムシャムシャ食い始めて解決の関東大震災。
・何ヶ月も食べていなかったはずの人が牛乳……の戦後心的外傷後ストレス障害。
他、ついここ2、3週に渡る子どもに関する色々とか…。
なんだろう…もう、「変な思い出」が半年間も積み重なって今さら何があっても
感動とかできない苦々しい物でいっぱいなんすけど。
何事も、良い思い出が積み重なって行けば幸福になり、酷い思い出が積み重なって行けば
見たくもない過去になって人生に襲い掛かる…。
えっと…個人的にはこのドラマで心に残るエピソードの中に好印象な物がないです。
そんな評価ですわ、すいません~。
あと一か月…ですが、この後の感想は簡単にサラサラっと週一で行こうと思っとります。
たぶん、最終回は初回の冒頭に繋がり、焼け野原で子どもたちに「ごちそうさん」している所に
悠太郎が戻ってきて終わるんじゃないかと予想。
ここまで拙いレビューをお読みくださった方々、ありがとうございました。
このドラマが大好きなのにウチの記事を読んじゃっていらした方々には…
だから読むなって書いたじゃん…と言いつつも、ごめんなさいっっ!ね。
本当に、読んで下さってありがとうございました。
昨日、実家に帰る機会がありまして、戦時中に子供時代を過ごした父母に少し話を
聞いてみました。
当時の人間はみんな戦争が終わるなんて別に思っていなかったし、あるのが当たり前だと
思っていたし、負けるなんて当然思っていなかったし、年頃の兄さんたちは軍で出世する
ために勉強していたし……という「当時の当たり前」話が聞けました。
ちなみに「ごちそうさん」は、酷いと思いながらながら見しているようです。
牛肉の塊を買ってきたシーンでは、あり得な過ぎてビックリしたと申しておりました…。