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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「バカ国民帝国日本の滅亡」から転載。
ヤンキースにおける松井とイチローの扱いのあまりの差別ぶりにいつも私はイライラさせられていたのだが、松井は「日本とのコネクション」という商売上の理由から盛大に持ち上げられ、一方、イチローにはそれが無い、ということだろう。イチローの場合は、マリナーズでの居心地が悪くなって、緊急避難的にヤンキースに入った、というのも「足元を見られ、安く扱われる」原因になっているのではないか。もちろん、ジラルディ監督がイチローを嫌っている可能性もある。イチローのようなタイプのバッターを7番や8番に置く、という馬鹿げた采配は、イチローをわざと働きにくくさせている、としか思えない。
それはともかく、サッカーに関しては、下の記事の言う通りだろう。日本人にはもともとサッカーというスポーツは合わないのだから、アマチュアだけで遊ぶスポーツとして今後はやっていく方がいいのではないか。金の動く、プロサッカーは、日本では根付かないだろう。何より、見ていて面白いスポーツでもないのだから。


(以下引用)



サッカーという”うんち”にタカるハエども
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「3S政策」だからってことでもなく、オリンピックも、それ以外のスポーツも、いまや汚物でしかない。




やっぱり、「市場原理」などを闇雲に推進したせいであろう。




本来、市場化も、産業化も、そんなに悪いことではなかったと思うのだが、人間の卑しさ、愚かさが、いろんなものを歪めてしまう。




宗教や科学にかぎらず、カネと権力が絡んでくると、急速に”劣化”が始まる。




スポーツや芸能も例外ではない…というだけのことなのだ。きっと…





再び『紙の爆弾』7月号の記事から。




サッカー利権に群がるNHKや電通などのハエの存在が指摘されている…





現地で反対デモも行われているW杯ブラジル大会。




世界220か国、のべ265億人の視聴者が見込まれている。




オリンピックでも50億なので、ケタが違う。





このように「市場化」というのは、反多様性を通常伴う。「メジャー」になることで、市場も巨大化する。




アメリカが、日本などに肉食やパン食を普及させたのと、”狙い”は共通する。




この「市場化」で、アメリカの小麦メジャー、畜産メジャーが儲かるわけである。





この場合、単に「儲かる」だけではない。日本人の胃袋を「支配」してしまう意味がある。





それじゃあ、「日本食」へ回帰すればよいかというと、今度はその「日本食」が「市場化」されてきている。




その「日本食」は「日本職」が支えているのか?…というと、そうではない。





いろんなものを、世界に売っていけばいいなんて言う人がいるが、その際には「市場化」が伴い、その”反作用”を受けずにはいかないということに留意していただきたいものである。




「市場化」には、副作用が伴うことが多い。




「カネになる」と人々が思った瞬間、そこには”闇”がつくられるのである。





さて、日本のサッカーブームは1993年のJリーグ発足で沸き起こったが、数年でそのブームも過ぎたのだとか…Jリーグもメディアからは、ほとんど注目されずにいる。




野球人口840万に対し、サッカー人口610万人。ちょっと少ないだけなのに。




世界のサッカー人口は、プレーをする人々が2憶5千万人を超える。





よって、動くカネも大きく、世界レベルでは野球と比べても遜色はないのだ。





田中将大のヤンキース入りの契約金が、7年契約で約162億円。年棒にして23億。




対して本田圭祐のイタリア・ミラン入りが三年半で27億円。年棒にして7億7千万という健闘ぶり。




しかも、背番号「10」という”破格の待遇”がついている。





これのなにが”破格”かといえば、一時代を築いたスーパースターばかりが背負ってきたシロモノ。




本田は本拠地デビューで初ゴールで飾って、サッカーファンを喜ばせたが、実は、この背番号「10」は、本田の実力に期待したものではなかったのだ。




では、なんに期待しての背番号「10」だったのだろう?…





本田の鮮烈デビューを受け、さっそくNHKが動いた。放映権の独占が狙いだった。




日本代表のエースが、セリアAのビッグクラブACミランに入団したということで”市場価値”が高まったというわけだが、狙いはそれだけではない。




このワールドカップの放映権こそが”本丸”だった。ブラジル大会の放映権料は400億と高額。





W杯の日本代表戦となれば、視聴率は50%越えもありうる。もう頭の中は札束でいっぱいだ。





…ということで、メディアは現実、カネのことしか考えていない。




そういう連中が、煽り、誉めそやしても、シラケるだけなのだが、テレビを見る人というのは、そもそもそういうのにかる~く乗せられる人々だから、飽きもせず、喜んで見ているわけであった。




本田に対する現地の評価には、厳しいものが少なくない。





ヤンキース入りした松井秀樹が「55」の背番号を与えられ、インタビューでは常に監督が”称賛”していたのを思い出してみよう。




あれは、なぜだったのだろう?…





1994年に三浦和良がセリエAに移籍したときには、6億円のスポンサーがついていったという。




移籍先のジェノアCFCは、大喜びでカズを迎え入れた…





つまり?…松井の場合もそうだったろうし、本田圭祐の場合もそうなのである。




カネのためなら、背番号くらい安いものである…




本田の移籍で、球団グッズの売り上げや、日本人の観戦客の増大、さらにアジア市場進出も”あわよくば”と狙っている。




ミランは、さっそく複数の日本企業とスポンサー交渉を始め、固定で年間8億5千万を獲得。




その後、本田への年棒3億5千万に対し、日本企業とのスポンサー契約は14億円にも達したのだという。




富士通や東洋ゴムなどが、そのなかに食い込んでいる。





ミランは日本企業だけでなく、中国やスイス、アラブの企業などともこうした契約を結んでおり、その中には”アウディ”も含まれている。




また、こうした契約の仲介に絡む者たちもいて、日本の場合は、それが電通なのである。




(電通は、日本の試合時間が日本時間の”ゴールデンタイム”になるようにと、工作もしている)





まあ、こういうことで、拝金産経なども、「ナショナリズム」がどうの「日本ガンバレ」だのという記事を書いているわけである。




そういうのを読んで、それを「愛国心」だとか「保守」だとか勘違いしているバカが、ネトウヨである。





振り込め詐欺に引っかかって熱くなるのも、スポーツだの軍事だので熱くなるのも大した違いはない。




ただの浮かれた熱病や、痴呆症の類を「愛国」と呼ぶなら呼んでいればよいし、「保守」と呼ぶなら呼んでいればよい




まあ、それよりは、「認知症」の呼称を「愛国病」とか「保守病」とかにしたほうがよいかもしれない。




テレビやネットで”感染”する、恐ろしい”死の病”の名前なんだが…


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