このブログは誰も読んでいない前提で書いているのだが、自分以外に「リコリコ」を否定している層があるのは意外である。製作者側の視聴者を舐めた姿勢など、気づく人間はそれほど多くないと私は見ているのだが、そうでもないのか。いや、真面目に作っているのだが、単に頭が悪いから「こういうのが受けるんだ」という思い込みで作り、それで実際受けているわけだから、まあ、電通的と言うべきだろう。B層相手にはB層に受ける作り方をするのが当然ではあるし、B層が最大層なのだから。
とにかく、キャラ、特に脇役が「どこかで見たような」キャラばかりである。喫茶店の主人（支部の親玉か？）が巨漢の黒人で、アニメ的個性を出すために和服を着ているなど、「いかにも」な作り方だし、本部の親玉らしい男がオタク的な風貌で賢（かしこ）ぶったキャラ（ある意味、悪役だが、途中で、実はいい奴、という話に持っていくかもしれない。）であるとか、仮にこれが自分の好きな監督の作品だったりしたら、頭を抱えたくなっただろう。

---