ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
カテゴリー
フリーエリア
最新CM
最新記事
(11/22)
(11/22)
(11/21)
(11/21)
(11/21)
(11/20)
(11/20)
(11/19)
(11/19)
(11/19)
最新TB
プロフィール
HN:
o-zone
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
(09/04)
P R
カウンター
「クロスアンジュ天使と龍の輪舞」というアニメは、一部では評判の高いアニメだが、その評価の理由が今一つ理解しがたくて、なかなか見る気になれなかった。
第一話を見た限りでは、面白そうな要素は皆無だったのである。主人公は嫌な性格だし、舞台設定は見たところありきたりな異世界だし、絵柄は萌えアニメ風だし、王室の存在する世界と科学と超能力が混在するというところも気に入らないし、どうやら美少女たちがガンダム風ロボットに乗って龍と戦うというふざけた話のようだし、無意味にエロな描写が多いようだし、とにかく、私の大嫌いな要素をすべてぶちこんだアニメとしか思えなかったのだが、あるスレッドの「主人公がゲスで周りの人間もほぼ全員ゲス」みたいな評が少し面白く思えて、第3話まで我慢して見ていると、その面白さが少し分かってきたように思う。
簡単に言えば、ユダヤ人迫害が当然視されている王国で、ユダヤ人嫌悪が心の奥底まで染みついているお姫様が、実は自分がユダヤ人だったと知り、しかもその事実を公表されて、奴隷階級的な地位に落とされ、生きるために非情さを発揮して戦う、という話である。
ここで、「ユダヤ人」と書いたのは比喩であり、アニメの中では「ノーマ」とされている。つまり、「ノーマル」のことだろう。一般人は「マナ」(聖書にある、天からの食物の「マナ」から取った名だろう。つまり、「天与の才」である。)というある種の超能力を持っており、それを持たないノーマ(普通人)は被差別階級である。その被差別階級の少女たちを集めて、異次元から定期的にこの世界に侵入してくるドラゴンたちと戦わせるのが、この世界の決まりであるわけだ。
戦いであるから、美少女たちはどんどん死んでいくし、軍隊だから非道な行為もあるし、少女たちばかりだから、女学校的ないじめもあるわけで、これで主人公が優しい善良な性格なら「小公女セーラ」のような悲しい話になるが、あいにく主人公は周りのいじめ集団より冷酷非情だから、いじめになど負けないし、逆襲して逆にいじめ集団をひどい目にあわす。そこに奇妙な痛快さが生まれ、このゲスな性格の主人公を応援したくなるわけである。なるほど、主人公がゲスな性格であることには、ちゃんと意味があったわけだ。こうした悲惨な境遇の中で生き抜くタフさを、元王女様である人物が持つには、優しさや善良さは障害にしかならないだろう。「タフでなければ生きられない」のである。
これらの状況の結果、主人公は常に不機嫌である。すなわち「クロス(不機嫌な)アンジュ」ということになる。「クロス」に「不機嫌な」の意味があると知らない人には「交錯したアンジュ」って何だ、ということになり、あまり見る気を起こさせない題名なのではないか。まあ、「不機嫌なアンジュ」で見る気になるかどうかは別である。
見ていて、心がどす黒い楽しさに満たされるアニメで、「けものフレンズ」や「リトルウィッチアカデミア」のような清らかな楽しさとは対極的なアニメだが、どちらも見れば心を中和させられるのではないかと思うwww
(追記)かの有名な、ゲス漫画界を代表する田中圭一先生もこうおっしゃっておられる。リトアカには何の義理も無いが、いいものが世間に評価されていないのが気に入らないので、宣伝活動にボランティア協力しておく。田中先生にはクロスアンジェのほうが親近感はあるかと思う。
はぁとふる売国奴『うつヌケ』発売中@keiichisennsei 17時間前
第一話を見た限りでは、面白そうな要素は皆無だったのである。主人公は嫌な性格だし、舞台設定は見たところありきたりな異世界だし、絵柄は萌えアニメ風だし、王室の存在する世界と科学と超能力が混在するというところも気に入らないし、どうやら美少女たちがガンダム風ロボットに乗って龍と戦うというふざけた話のようだし、無意味にエロな描写が多いようだし、とにかく、私の大嫌いな要素をすべてぶちこんだアニメとしか思えなかったのだが、あるスレッドの「主人公がゲスで周りの人間もほぼ全員ゲス」みたいな評が少し面白く思えて、第3話まで我慢して見ていると、その面白さが少し分かってきたように思う。
簡単に言えば、ユダヤ人迫害が当然視されている王国で、ユダヤ人嫌悪が心の奥底まで染みついているお姫様が、実は自分がユダヤ人だったと知り、しかもその事実を公表されて、奴隷階級的な地位に落とされ、生きるために非情さを発揮して戦う、という話である。
ここで、「ユダヤ人」と書いたのは比喩であり、アニメの中では「ノーマ」とされている。つまり、「ノーマル」のことだろう。一般人は「マナ」(聖書にある、天からの食物の「マナ」から取った名だろう。つまり、「天与の才」である。)というある種の超能力を持っており、それを持たないノーマ(普通人)は被差別階級である。その被差別階級の少女たちを集めて、異次元から定期的にこの世界に侵入してくるドラゴンたちと戦わせるのが、この世界の決まりであるわけだ。
戦いであるから、美少女たちはどんどん死んでいくし、軍隊だから非道な行為もあるし、少女たちばかりだから、女学校的ないじめもあるわけで、これで主人公が優しい善良な性格なら「小公女セーラ」のような悲しい話になるが、あいにく主人公は周りのいじめ集団より冷酷非情だから、いじめになど負けないし、逆襲して逆にいじめ集団をひどい目にあわす。そこに奇妙な痛快さが生まれ、このゲスな性格の主人公を応援したくなるわけである。なるほど、主人公がゲスな性格であることには、ちゃんと意味があったわけだ。こうした悲惨な境遇の中で生き抜くタフさを、元王女様である人物が持つには、優しさや善良さは障害にしかならないだろう。「タフでなければ生きられない」のである。
これらの状況の結果、主人公は常に不機嫌である。すなわち「クロス(不機嫌な)アンジュ」ということになる。「クロス」に「不機嫌な」の意味があると知らない人には「交錯したアンジュ」って何だ、ということになり、あまり見る気を起こさせない題名なのではないか。まあ、「不機嫌なアンジュ」で見る気になるかどうかは別である。
見ていて、心がどす黒い楽しさに満たされるアニメで、「けものフレンズ」や「リトルウィッチアカデミア」のような清らかな楽しさとは対極的なアニメだが、どちらも見れば心を中和させられるのではないかと思うwww
(追記)かの有名な、ゲス漫画界を代表する田中圭一先生もこうおっしゃっておられる。リトアカには何の義理も無いが、いいものが世間に評価されていないのが気に入らないので、宣伝活動にボランティア協力しておく。田中先生にはクロスアンジェのほうが親近感はあるかと思う。
はぁとふる売国奴『うつヌケ』発売中
ようやく『リトルウィッチアカデミア』の1話を視聴! めっちゃ良質なアニメ!!なんだろう・・・ハウス名作劇場が終わらずに2017年まで続いていたら、きっとこういう進化を遂げていたかも、と思わせる素晴らしい内容! そして、キャラクターデザインが抜群にいい! 継続視聴決定!
PR
この記事にコメントする