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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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智弁和歌山の春野(という名前だったと思う。)が私の今年のナンバーワンなので、智弁和歌山が甲子園で見られるのは嬉しい。斉藤は、「球はえらく遅いが、なぜか打者が打てない」投手だった記憶がある。優勝候補とするには全体的な打力守備力投手力が少し足りないが、勝ち進めば面白い。早稲田実業の清宮は名前が先行しすぎで、マスコミによる売名(商売)臭が漂っていて好感は持てないが、それはもちろん当人の責任ではない。彼が本当に「怪物」かどうかは、今後次第だろう。



智弁和歌山 昨年の悔しさ晴らす、高嶋監督「本当によかった」

第97回全国高校野球選手権和歌山大会決勝  智弁和歌山2―0和歌山商 (7月26日  県営紀三井寺)



智弁和歌山
<智弁和歌山×和歌山商>最後の打者を内野ゴロに打ち取り、歓喜の智弁和歌山・斎藤
Photo By スポニチ

 智弁和歌山は、昨年の決勝で敗れた悔しさを晴らした。4回に高垣のスクイズが決まって先制。8回には山本が適時二塁打を放ち、野口が生還した。エース斎藤の投球が光り、和歌山商を3安打に抑え、完封した。

 高嶋監督は「決勝で負けたのはつらかった。本当によかった」と話し、斎藤の投球を「安心して見ていられた」と評価した。 私が選ぶ甲子園名勝負




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「ど根性ガエル」第二話から、京子がヒロシにつく悪態。なかなかのセリフである。
第一話の出来が思ったより良かった(これは平成の「男はつらいよ」シリーズになるか、と期待させた。)ので、第二話も見たが、思ったほど弾けない。「男はつらいよ」より「無責任男」シリーズの植木等的な主人公だが、あれほどスカッとしないのが作り手側の計算違いではないか。ピョン吉のCGは見事だし、演技陣もなかなか上手いのだが、もっと、観る側の共感を呼ぶような話を作らないと、この先は視聴者が離れていきそうである。単に無考えの無責任男では困るのである。いくら、好きな女には「根性」でぶつかると言っても、それがぐうたら人間では迷惑なストーカーでしかないし、視聴者がそれに共感するはずもない。ゴリライモを先々悪役にするつもりか、彼の陰険な面を少し描写しているが、これまで描かれた限りでは、ヒロシよりはまだゴリライモの方がマシ、と感じさせていたようだ。もっとも、演じている俳優の顔は気持ち悪いから、この先悪役としての面を発揮させるような予測はつく。



アンタが生きてるだけで資源の無駄遣いじゃん!
酸素の無駄遣いじゃん!
生きてるだけで環境汚染してんじゃん!






これは立派な幼児虐待、児童虐待だろう。
ところが、子供への勉強強制は虐待とは看做されない、というのが不思議である。
この相談の場合は、子供を精神的に破壊し、廃人にしている。殺人に等しい行為をしているのである。それが、勉強のためならば許される、ということはありえないだろう。親のしたことだから許される、ということはありえないだろう。だが、現実にはそれが許されているのである。





ハムスター2ちゃんねる 2015年07月20日 10:55 ID:hamusoku
勉強1


息子が本当にバカで、小さい頃からずっと勉強させてきたのに全く身につかずに困っています。

11歳になる小学5年生の息子の母親です。息子の成績が全く上がりません。
何か脳に異常があるのではないかと疑ってしまうほどのバカで、勉強させても勉強させても成績が伸びず、塾や学校のテストでも50点も取れず(他の子は満点近く取っています)、学校の成績も3段階でCが目立ちます。
私は息子のことを進学校の中高一貫校に入学させようと幼い頃から決めており、勉強漬けにしてきました。3歳の頃から英会話教室に通わせ、小学校に入る前から近所の塾に通わせ、通信教育も行っています。ゲームの類は全く買い与えず、テレビもネットも見せません。成績が下がり始めた小3になってからは土日も外出させずに塾の宿題や通信教育に専念させていました。

夫も私と同じような方針で、息子がサボっているときは強く叱ってくれています。夫の方は「遊んだら負けだ、勉強しないと負けだ」とよく息子に言い聞かせていて、息子の勉強の原動力になっているんだと思います。

このように明らかにクラスの他の子よりも勉強させているはずなのに、成績が全く伸びずに困っています。ゲームやら何やら、バカなことで遊んで時間を無駄にしている子の方が成績が良いなんて息子の何か根本的なものがおかしいとしか思えません。私のすぐ近所に住んでいるママ友は子どもには全く塾にも通わせず通信教育もさせずにいたので内心は見下していたのですが、その子を含めてクラスの他の子は息子よりも成績がいいです。この前クラスの授業参観に行ったのですが、その子はいきいきとしていて授業中にも積極的に発言していて、息子はといえばつまらなそうにボーっとしているだけでした。そのママ友は「好きなように勉強させた方が勉強が面白くなってくる」と言っていたのですが、今さらそんなことはしたくありませんし、勉強は面白くてやるものではなくて受験のために真剣にやるものだと思います。
こんなにお金や手間、時間をかけて育ててきたのにどうして息子は成績が伸びないのですか? 実はちょうどさっきまで塾の宿題が終わらないので終わるまで見ていたのですが、結局1時頃までかかってしまいました。

塾のクラスでも息子はほとんど最下位なので、このままでは予定していた私立の中高一貫校に入ることも難しいと思います。どうにかして勉強を身に着けることはできないのでしょうか?

補足
私たちが間違っているという多くの意見に驚きました。「勉強は楽しくするべき、勉強のさせすぎ、息抜きも必要」と言っていますが、それは自分から勉強する優秀な子にだけ当てはまるのだと思います。息子のようなアホはこれだけやらせても勉強に興味を出さず、嫌々やっています。これは勉強を強要するしないで変わるものではないです。これ以上減らしたらさらに成績が下がります、それでも勉強を減らすべきだと言うのですか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13146993258






2 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:57 ID:nIwdHTDB0
バカが育てりゃバカになるさ






3 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:57 ID:9xFxss1J0
親が馬鹿なんだから、賢くさせようなんて無理。






4 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:57 ID:D2Airl2L0
親が馬鹿じゃどうしようもないわな







5 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:57 ID:fWGFNFVB0
この子供将来犯罪犯しそう(小並感)






6 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:58 ID:uPcAYvde0
土日も外出させないとか・・・監禁じゃねーか






7 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:u7szy8ut0
うん。両親がアホだね。






9 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:58 ID:Qyu6JuzA0
親がアホだとある意味子供もアホになるんだな・・






10 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:58 ID:mXIxhkVE0
親がバカだと、そうならないようにって子供に押し付けるアレ






11 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:58 ID:4RrI7.e.0
母親が本当にバカで






12 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:i587PGIW0
勉強が目的になってるようではアカンな

人間何事も必要なことしか出来んし身に付かんのに






13 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:58 ID:Nm4YgUF20
早くこの馬鹿親から逃げられるといいな、息子さん






14 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:eM5tgmw20
缶詰めで勉強とか独房かよ






15 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:It76FzT50
子供が可哀想だ、思う事はただそれだね






16 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:rxVgYsvm0
いやもう本当こういう親は理解しろ。自分の子どもはその程度だと認めて諦めろ。それで良いとこ伸ばしてやれ






17 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:58 ID:al5daYzH0
カエルの子はカエル
馬鹿の子は馬鹿






18 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:GTmitaHf0
心が壊れてしまうだろ…

両親がクズすぎる






19 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:59 ID:lb9Vcw.z0
鳶は鷹を産まない






20 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:i1dQYOWn0
とりあえず、子供を開放してやれよ






21 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:59 ID:kNa3644D0
まず親が教育というものを勉強してこい!







22 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:kp9h98ct0
親がこんな親じゃなくてよかった







25 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:qJVNZlaJ0
いきなりグレたり、大きな間違いを犯す未来が待ってそう






29 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:AMfdGOHg0
かわいそうに……遊びに連れてってやりたいわ……






30 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:59 ID:76vUDcUb0
同じような方法で、兄弟姉妹全員東大に行く子もいれば、
こうやって勉強嫌いになる子もいる。

教育ってのは本当に難しいね。






31 :ハムスター名無し2015年07月21日 10:59 ID:y01WkOKN0
・・・






32 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:ov0VVC.f0
まさに教育()






33 :名無しのハムスター2015年07月21日 10:59 ID:NKxkKhck0
息子逃げてー!






34 :名無しのハムスター2015年07月21日 11:00 ID:Cy03NRV70
子供を道具扱いすんな。

子供はお前ほどバカじゃない。






35 :ハムスター名無し2015年07月21日 11:00 ID:CjkWvkj.0
そりゃ楽しみを見出せない洗脳されて気力のない子供に育つに決まってるじゃんw
あほすぎワロタww






36 :名無しのハムスター2015年07月21日 11:00 ID:Kolu0vTi0
子は親を選べないから可哀想やな






38 :ハムスター名無し2015年07月21日 11:00 ID:3WLHLXaE0
特に小学生の勉強なんて、勉強したことと現実との結びつきが無ければ何の意味もないものばかりだろうに。
本当は、中高大学の勉強だって、現実に活かすための手段でしかない。

勉強することがどういう意味を持っているのかわかっていないキングオブアホ。






40 :名無しのハムスター2015年07月21日 11:00 ID:E4Qxaans0
両親がアスペとか子供が可哀想






42 :名無しのハムスター2015年07月21日 11:00 ID:X.tuy5n80
来年くらいに「発狂した子供が親を…」とかって新聞に出てそう



たしかに、レンコンに穴が無ければ、ただの根っこである。
こうした、どうでもいいギャグを真面目に考え、紙面まで作る人は尊敬に値する。
ゴーヤーを嫌いでも生きるのに不都合は無い、というのも頷ける。私は沖縄出身だが、子供の頃はゴーヤーが大嫌いだった。当たり前である。あの苦味が好き、という子供は異常者だ。将来はサイコパスになるだろう。



             さんがリツイート
中日の又吉は、同郷だからというだけではなく、下のようなエピソードを見ても、面白い。本当に「瓢箪から駒」のような野球人生で、誰か、漫画にでもしたら面白いのではないか。
なお、昨年の多投のせいか、今季はやや不調だが、それでも一軍で投げてここまで5勝を上げているのは高く評価していいのではないか。彼を見込んで取った中日のスカウトも褒められていい。


72: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/07/20(月) 12:06:06.49 ID:/1/GRL9x0.net
又吉は投手(バッピ)になったのが高2の終わりくらいやな

82: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/07/20(月) 12:08:04.80 ID:UOTjMhWcK.net
>>72
こういうまるで使えないやつが大学入って野球続けようと思う理由が知りたい

78: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/07/20(月) 12:07:28.51 ID:y45UP3y0a.net
高3夏まで ベンチにも入れない内野手、「打撃投手しんどいンゴ、横から投げたら楽ンゴ」→サイド転向

高3夏予選 投手3人故障、監督「お前投手やったことあるか」 又吉「あります(あるとは言ってない)」→MAX117キロ

大学のセレクションを受ける 監督「MAX117キロで持ち球スライダーのみとか逆に凄いンゴwwww合格ンゴwwww」

大学入学…又吉「洒落で受けたら受かってもうたンゴ 、ヤバいンゴ、走りまくるンゴ、投げまくるンゴ」→MAX138キロ

独立リーグ香川入団 監督「なぜ変化球ばかりに頼るのか又吉」 又吉「(直球を)投げようと思えば」→MAX148キロ

相変わらず、見事だ。





小田嶋隆 @tako_ashi 3時間前

  1. 過度に防衛的な母熊がたどりつく結論は、先制攻撃に優る防衛は無いというお話に決まっている。
今気づいたのだが、ほとんどの経営者が「顧客第一」と言うのは、顧客(仕事)のために滅私奉公しろ、と従業員に言っているのだった。つまり、顧客第一と言いながら、顧客のために社の利益を犠牲にする、ということはまったく無いのである。



後々の証拠として保存しておく。
森の言葉のどのあたりが大嘘かはリテラ記事で言及されている以外にもこれからどんどん出て来るのではないか。


(以下「阿修羅」より引用)




新国立競技場「白紙」宣言の安倍首相に親分・森喜朗が「おまえもいっただろ」と責任追及(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/776.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 17 日 21:30:05: igsppGRN/E9PQ
   
 

                自由民主党 森喜朗公式ウェブサイトより


新国立競技場「白紙」宣言の安倍首相に親分・森喜朗が「おまえもいっただろ」と責任追及
http://lite-ra.com/2015/07/post-1297.html
2015.07.17. リテラ


 新国立競技場の計画は白紙に──。本日、安倍晋三首相は新国立競技場について「ゼロベースで見直す」と宣言した。


 安倍首相は会見で「1カ月ほど前から計画を見直すことはできないか検討を進めていた」などと語ったが、騙されてはいけない。このタイミングで計画を白紙にしたのは、予想以上の世論の猛反発があったからこそ。安保法制を強行採決したことで決定的となった「自民党、感じ悪いよね」のムードを払拭するのが目的なのは見え見えだ。


 しかも、安倍首相は建設費の増大が国会で問題となったときには「(ザハ案は)我々が政権につく前のことだ」とすべてを民主党のせいにしたが、当然ながらOKを出したのは安倍政権になってからのこと。その責任を忘れたかのように「白紙にしたオレ、カッコイイ」と英雄を気取るさまは笑止千万である。


 だが、そんな安倍首相の責任を追及する者が身内から現れた。そう、今回の問題で最大の“戦犯”である森喜朗元首相だ。


 森元首相が安倍首相に言及したのは、本日の産経新聞に掲載された「新国立競技場の経緯すべて語ろう」というインタビュー。取材は今月14日に行われたものだというが、このなかで森元首相はあらゆる関係者の名前を出し、ことごとく罪をなすりつけるという愚行に出ている。


 このインタビューで森元首相は、冒頭から共同通信の新国立競技場に関する連載について触れ、「初回の見出しが「きっかけはラグビーW杯」だ。はは~ん、ときたね。反対してる連中は、国立競技場に反対している人たちは、戦略的に僕を一番の悪者にしようとしてるわけですね」と言う。……いや、「はは〜ん」じゃなくて、実際問題、アンタがいちばんの悪者だよとツッコミを入れずにいられないが、ここから森元首相は“サメの脳みそ”をフル活用した言い訳をこれでもか!と並べていく。


 まず、定番となった「ラグビーW杯が決まった。その時は民主党政権」という民主党への責任押しつけにはじまり、「なんで建築家のザハ・ハディド氏が出てきたかというと僕もよくわからないのだが、2016年の東京五輪招致の時、晴海を中心にした全体像を描いたのが建築家の安藤忠雄さんなんですよ」と今度は安藤の名を出して「あの時は石原慎太郎(元東京都知事)さんが安藤さんと共同作業で晴海に国立競技場を移そうとしてたんだ」と発言。だがこれは嘘で、石原と安藤が晴海に建てようとしていたのは都立の施設だ。


 さらに、「文科相の下村博文さんと猪瀬さんはこの問題で3~4回会ってますよ」と言い、国と東京都の関係悪化の原因はふたりにあると言明。しかも、「あの2人は会う度にそれぞれが自分の手柄のようにアナウンスするからカチンとくる」と、この期に及んでなお“オレが五輪のリーダー”と主張。当然、舛添都知事についても「ものすごく頭の良い人だから記者にペチャクチャと学者みたいなことを言ってたら混乱する」とダメ出しを忘れない。


 しかし、最大の注目点は、安倍首相の責任について語った箇所だ。


「2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で日本に投票した委員は「日本はこんなすごいものを造るのか」となった。それに安倍晋三首相は「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから確かな財源措置に至るまで、その確実な実行が確証されている」と演説して大拍手だったわけよ」


 たしかに、安倍首相は最終プレゼンテーションのスピーチで、あの世紀の大ウソ「汚染水は完全にブロックされています」「状況はコントロールされています」とともに競技場についてもそうぶち上げていた。「どんな競技場とも似ていない」ザハ案を、安倍首相は大喜びで受け入れ、世界に誇っていたのである。


 この森元首相のツッコミはもっともではあるものの、「お前が言うな」感は拭えない。インタビューでは「僕も無報酬だよ。わずかばかりの議員年金は家内に渡してね。日当は手をつけず組織委のメンバー全員の盆と暮れの打ち上げ代に貯めてるんです」などと殊勝なことを言っているが、既報の通り、森元首相は“五輪利権”の窓口とも噂される人物。そして、これまで森元首相がやりたい放題やってきたことに手を貸してきたのは、ほかでもない安倍首相だ。


 責任を追及されると他人にすべてを被せる元首相と、強行採決という最悪の事態を引き起こしながらイメージアップのために計画の白紙撤回をダシに使う現首相。──新旧ともに、見苦しさは当代随一である。


(水井多賀子)


 



   
 



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コメント
 
1. 2015年7月17日 21:41:47 : uCzRZGvqsA
【単刀直言】森喜朗元首相 「新国立競技場の経緯すべて語ろう」
2015.7.17 01:00

 先日、共同通信が新国立競技場の連載を配信したでしょ。初回の見出しが「きっかけはラグビーW杯」だ。はは~ん、ときたね。反対してる連中は、国立競技場に反対している人たちは、戦略的に僕を一番の悪者にしようとしてるわけですね。


 経緯を説明すると、ラグビーW杯が決まった時、「せっかくビッグイベントがくるんだから国立競技場の改築のいい機会だな」となった。耐震も免震もやってないし、老朽化も進んでいるけど、サッカーや早明ラグビーなどは超満員だ。時に危険で改築は10年来の課題だったんです。


 もう一つ。国立競技場はもう陸上競技の公認競技場じゃなくなった。陸連(日本陸上競技連盟)が世界大会をやりたくてもできない。つまり陸上、サッカー、ラグビーなどスポーツ界にとって新国立競技場は悲願だったわけです。


 そこにたまたまラグビーW杯が決まった。その時は民主党政権。だから西岡武夫(故人、元参院議長)さんにラグビーW杯の議連会長になってもらい改築話をスタートさせたんです。


 ラグビーW杯会場となる条件は定員6万人、それに観客席に屋根がいる。男子サッカーW杯は定員8万人以上だ。だからサッカーも招致できるように定員8万人でいこうとなった。それに陸上競技もできるようにするには可動式スタンドも必要だと。そういう話を進めているうちに東京五輪が決まったわけだ。


 じゃあ、なんで建築家のザハ・ハディド氏が出てきたかというと僕もよくわからないのだが、2016年の東京五輪招致の時、晴海を中心にした全体像を描いたのが建築家の安藤忠雄さんなんですよ。あの時は石原慎太郎(元東京都知事)さんが安藤さんと共同作業で晴海に国立競技場を移そうとしてたんだ。僕らが「霞ヶ丘はどうするんだ」と言ったら石原さんは「サッカーとラグビーだけそっちを使えばいいじゃないか」と言ってたな。


 ところが、晴海の話はIOC(国際オリンピック委員会)からノーを食らったわけですよ。風があるから公認記録に影響するってね。羽田空港の空路のせいで空撮にも支障があるらしいんだな。2020年の五輪もヨットやカヌー、トライアスロンなどの会場を他に変えたのもそういう問題があったからなんだ。


 そういうことで2016年の招致は落ちちゃったけど、2020年は幸い決まった。


 五輪招致では「立候補ファイル」というのをJOC(日本オリンピック委員会)と東京都がIOCに提出するんだけど、その中に新国立競技場の全貌が書かれていて、IOC委員の投票の決め手になっているわけです。


 2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で日本に投票した委員は「日本はこんなすごいものを造るのか」となった。それに安倍晋三首相は「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから確かな財源措置に至るまで、その確実な実行が確証されている」と演説して大拍手だったわけよ。


 そういうわけで五輪によって新国立競技場はあんな風に変わっちゃったんだが、共同通信の「はじめにラグビーありき」というのは実に下品な推測というか、怒りを覚えるね。


 それにもう1つ。2019年にはプレ五輪がある。五輪と同じ競技場を使うわけです。それまでに新国立競技場を完成させなければならない。


 それがなぜ「ラグビーW杯のために」となるのか。そんなこと言うならラグビーはWR(ワールドラグビー)と話をつけて日産スタジアム(横浜)に行くか、味の素スタジアム(調布)に行くかという話になる。だからラグビーありきではないということはぜひ理解してほしいんです。


 あえて言えば2016年に招致を失敗した東京都とJOCが考えた案でしょ。それだけのこと。僕は反対だったんだけど、ああいう大きな事業だとWTO(世界貿易機関)関係で国際コンペをしないわけにはいかない。そこでザハって人に頼んだというのは僕もさっぱりわからないが、2016年招致からの経緯なのかね…。


 あの有識者会議っていうのは、そんなことを決める会議ではないんですよ。投票権もないし。グラウンドの恩恵を預かる陸連とかラグビー協会とかサッカー協会とか学識経験者とかに「こう決まりました」って報告するだけ。私は当初からあんな生牡蠣をドロッと垂らしたようなデザインを見せられて「へーっ、こんなのは嫌だなあ」と思ったけどね…。


   
           × × ×


 そういう経緯もあるんだから東京都は逃げちゃいけない。東京都で開くんですからね。五輪をやりたいと手を挙げたのは東京都だ。その時は石原さんだった。正直言うと「知事選に出ない」と言うのを、僕が「五輪をもう一度誘致すると宣言して辞めればいいじゃないですか」と説得したから申しわけないと思ってるんだけどね。


 招致が決まった時の都知事は猪瀬直樹さんだけど誘致できたのは石原さんの存在が大きかった。だから石原さんが推薦する安藤さんの意向を文科省もJOCも拒否できなかったのかな。


 だから現都知事の舛添要一さんにも言ったけど、東京都は国がメーン会場を作ることに感謝しなきゃいけない。「迷惑だ」みたいなことを言う立場じゃないでしょ。前々からの経緯から言えば、少しでも資金援助をするのが、むしろ常識ではないかな。


 石原さんの元々の構想では、晴海の競技場は国と東京都が折半でやるって話だったと聞いたよ。1000億円くらいを見込んでたんじゃないかな。それが1300億円、1500億円と膨らんでね…。


 文科相の下村博文さんと猪瀬さんはこの問題で3~4回会ってますよ。あの2人は会う度にそれぞれが自分の手柄のようにアナウンスするからカチンとくる。その辺が国と都がギスギスした原因の一つかな。


 だけどそれはそれ。舛添さんはそういう過去の経緯を承知して五輪をやるということで都知事になった。だから自民党都連が一生懸命、推したんだ。


 まあ下村さんと色々ギスギスしてたけど遠藤利明さんが五輪相になったので、国と都の調整は遠藤さんにお願いすることになった。するとどうも下村さんは逃げよう逃げようとするんだな。五輪相がいたって所管は文科相なんだよ。


 舛添さんは来年、リオデジャネイロで市長から五輪の旗をもらって「次は東京だ」とデモンストレーションするんですよ。そしてその旗を新国立競技場で振らなきゃならん。その栄誉を受けたのだから少しは協調性を持ってやってくださいと申し上げた。ものすごく頭の良い人だから記者にペチャクチャと学者みたいなことを言ってたら混乱する。


 この間、舛添さんがここに来られた時、「風邪引いてる」とおっしゃるから、それで「田舎でもらった蜂蜜があるから持って帰りなさい」と言ったら「蜂蜜で買収された」と新聞に書かれてね。ホントにこの問題を漫画チックにして、僕が都知事に「都民の金を出せ」と押さえつけてるような書き方だよ。


 僕が言いたいのは、2019年のラグビーW杯だけじゃなくてプレオリンピックに間に合わせないと世界中の笑い者になるぞ、ってことなんです。


 それに7月末にクアラルンプールでIOC総会がある。ここでまだ決まってなかった自転車競技の会場と、メーン会場がすべてセットされましたという報告を私がしなきゃいけない。


 IOCのトーマス・バッハ会長はなかなか腹のある人で、6月のローザンヌでの理事会では「メーン会場の話はしないで結構です。私は日本の仲間を信じている」と武士の情けをかけてくれた。理事たちも何も言わずに我慢してくれたが、次も決まらないと一悶着あるよ。各国にいろんな日本の新聞情報が入ってみんな心配してるんだから。


 次のIOC総会できちんと報告できなかったら、契約違反になる。東京都とJOCが「こういう開会式でこういう風にやります」という文書をIOCに出し、契約したんですよ。


 無責任な評論家は「そんな競技場がなくても五輪はできる」とか言うけど、これはメンツの問題でもある。


 ラグビーだってヨーロッパとオセアニアでやってたのを初めてアジアへ持ってきた。日本でやってこれが米国やロシア、南米へと広がっていくことを期待してるんです。


 ラグビーだけじゃない。サッカー協会は女子W杯の誘致を希望しているが、それにはスタジアムがいる。それに可動席スタンドが必要なんです。ラグビーは6万人でいいけど可動式スタンドと観客席の屋根は重大な問題だ。


 さてそこで、屋根の問題がなんでこんな風にこじれたかといえば、これも下村さんなんですよ。初めて公式に舛添さんに協力の依頼に行ったでしょ。


 その時に舛添さんが沖縄県みたいにカメラやマイクを入れて下村さんと会見をやったわけですよ。僕は下村さんに「気をつけて話しなさい。間違っても議論をふっかけるようなことはしないように」と忠告してたんだ。下村さんも「わかりました、よく気をつけます」と頭を下げときゃいいのに、知事に言われて大見得を切ったんだ。


 「考えてますよ。スタンドは仮設にして屋根はやめる」と。これは余計なこと。最後に切るカードを先に出しちゃったんで「屋根がいらない」と独り歩きしてしまった。そうじゃなくて開閉式はやめようということだった。


 ラグビーもサッカーもグラウンドに雨が降っても別に構わない。問題は屋根が空いたままだったらコンサートや文化行事ができないことなんです。


 新国立競技場の維持費をまかなうにはコンサートを開きたい。大きいからいろんなことをやれる。文化、経済、スポーツ、すべての集積する場にしようという計画だったんです。


 日本武道館は一度も赤字を出したことはないのはなぜか。コンサートで7~8割の運営経費をまかなっている。東京ドームもポール・マッカートニーやEXILEのコンサートをやってるでしょ。屋根がないとそういうことができない。騒音問題が出て環境問題になる。


 これは五輪にとっても死活問題なんです。なぜかというと開会式は半年以上前から準備する。多くのマンパワーを要するからリハーサルは夜しかできないんです。毎晩電気をつけて音楽かけてたら、たちまち騒音問題になるじゃない。


 だからほんとは天蓋は必要なんです。抗しきれなくなっちゃって「天蓋はやめて五輪後につけます」と言わざるを得なくなったけど、開会式のリハーサルは一苦労だな。


 僕は専門家じゃないけどキールアーチが問題なのは分かる。でもそれを前提にして基礎設計をやってるんですよ。キールアーチをやめるとなると全部やり直しだ。そうすると実施設計まで1年半かかり、プレ五輪に間に合わない。


 それにキールの部材は7月中に発注しないと間に合わないそうだ。あまりに巨大だから全体を作って競技場に運べないから切断したのを運んで現場で接合するしかない。だから仮設工場もいるんですよ。


 問題は総事業費だけど、そこは腹をくくって国家的事業だからということで納得してもらうしかないんです。大事なことは、五輪は国と東京都と組織委員会が協力してやることなんです。そして経費を徹底的に精査すること。僕が組織委員会にきて2000億円くらいはすでに圧縮したよ。


 それでも東京都が3000億円、組織委員会もトータルで7000億~8000億円はかかる。でも国は2520億円しか出さない。おかしいと思いませんか。3対8対2だよ。


 新国立競技場は50年先とか、80年先に東京五輪のレガシー(遺産)として残して、日本の文化、経済、科学技術、スポーツを世界中に発信する中枢にすべきなんです。それがアベノミクスでしょ。われわれはそういう理想に向けてなんとか歯を食いしばって国の財政にも迷惑かけないようにやってるんです。


 僕も無報酬だよ。わずかばかりの議員年金は家内に渡してね。日当は手をつけず組織委のメンバー全員の盆と暮れの打ち上げ代に貯めてるんです。


 僕は組織委に2つを言ってるんだ。1つは派閥を作るな。もう1つは自分の出身の組織を向いて仕事をするな。組織委員会に現在380人ほどいるが、来年には倍になる。その人たちがみんな自分の出身の組織を見て仕事をしたら一体どうなりますか。だから、自分の出身組織のことは考えずに五輪を成功させることだけを考えてやりましょうと。俺もいろいろ気を遣ってるんだよ。


=このインタビューは7月14日に行いました。


(石橋文登、森田景史、力武崇樹)


http://www.sankei.com/politics/news/150717/plt1507170002-n1.html

先に結果を知ってから、渡邊氏のインタビュー記事を読むとしみじみと面白い。(笑)まあ、恥を恐れずに試合に出た、その意気は壮とすべきか。
それにしても、合気道(古流柔術と名乗っているが、インタビュー内容から見ると合気道だろう。)という武術が常々持たれているいかがわしさをいっそう感じさせる結果であった。やはり、物理的力(それは筋肉量から生まれると思うのだが)は格闘技の基本であり、「気」が空間を支配する、というのは合気道信者の寝言だろう、という印象である。



【巌流島】60歳・達人の技出せず、15秒でKO負け

イーファイト 7月18日(土)22時31分配信

「巌流島 Staging tournament 公開検証2」(7月18日 東京・両国国技館)

▼第7試合 スーパーファイト 巌流島特別ルール 1R3分、2R2分 ※関節技あり
○中島大志(相撲/日本)
一本 1R 15秒 ※左フック
●渡邉 剛(古流柔術/日本)

 大円和流・合気柔術師範の渡邉は、40歳からある高名な武術家に古流柔術を習い、修行を積んで合気の極意を身につけたという。60歳にして実戦で戦うのは今回が初めて。対する中島は『巌流島・道場マッチ』に出場してTKO勝ちした、体重80kgの29歳で相撲がバックボーン。

 試合前、中島は「対戦相手は達人ということですが、全然信じていない。達人なんていないところを証明したい。思いっきり殴りにいきます」と宣言した。

 1R、しゃがみこむように体勢を低くした中島へ渡邉がパンチを放つ。これを空振りさせた中島はパンチを繰り出し、左フックがクリーンヒットして渡邉が倒れたところでレフェリーストップとなった。

 試合後、渡邊は「負けましたが楽しかった。悔いなしです」と清々しい表情。そして、「私で全てを評価しないで欲しい。私はまだ未熟者。(武術界に)素晴らしい人はいます。私がもっと勉強しないといけないということです」と語った。




2015.7.12 インタビュー

私と闘ったあと、相手が「もういいです」って言ってくれるといいですね|渡邉剛(大円和柔術)

news photo

第2回巌流島への出場選手にインタビュー第2弾。ここで紹介するのは大円和柔術の渡邉剛・創始師範だ。古流武術家がこういったプロの大会に出場するのは、極めてまれなケースだ。渡邉師範の思いとは?


◎聞き手/安西伸一(フリーライター)


——まず出場に至った経緯をうかがわせて下さい。


渡邉私は古流武術を40歳ぐらいから始めたんですが、私の先生である方から色々学んでいき、自分なりの研究を重ねていく中で、すごい武術なんだなあと思えるほど、中身の濃いものを勉強させていただきました。そこで8年ぐらい学ばせていただいて、独立して研究を重ねてきたんです。ただ、私の大円和(だいえんわ)柔術では、大会とか試合がないんです。実際、武術となると、相手があって初めて現象があるわけで、どういう相手にも通用するようなことを考えて行かなきゃならない。そんな時に、自分の所だけの稽古で自分の得意な技だけを磨いているだけでは……。やはり指導者としての立場でも、物を見る角度からしても、もう少し先に進まなければいけない、と考えるようになったんですね。自分の所の技術を磨くことがだいぶ進歩してきてる状況ですので、そろそろ外へ向けて発信していこうかなと、思っていたんです。一つの方法として、私の持ってる技術、どんなスポーツにも応用できるんですが、それは要塞のように強い体を作る技術なんです。それは全く知られていない技術なのですが、体の強さが全く違うっていうことだけは、今回の試合で見せられるはずなんです。


——巌流島の第1回大会が開催されたことはご存知でしたか?


渡邉知っていました。少しの映像しか見ていなかったけど。


——ご自分から出場をアピールされましたよね?


渡邉フジテレビに知人がいて。そこから巌流島実行員会に連絡が回って、プロフィールを自分で書いたものを送って、決まったんです。


——他流試合に打って出て、勝ちを証明しないと、自分の技術を証明できない と。


渡邉いや、他流試合に勝つとか負けるとかではなく、自分の技術の中身を磨きあげていくためには、ここで他流との接触を持つことで、自分も勉強することができるだろうという考えです。要するに自分を磨くための、外に出る大会だと思ってください。あくまで自分を高めていく一環として、外へ出てみたいのです。


——良く知られた言葉で説明すると、先生の使うテクニックは『合気』という表現では間違いですか?


渡邉『合気』という特殊な技術を使っています。


——創始されて何年?


渡邉13年です。47歳の時からですから。


——大円和柔術をわかりやすく説明して下さい。


渡邉『合気』そのものが、ほとんど知られていない技術なので。触った時に相手は崩れてしまう。要するに、相手を崩してしまう技術なんですよ。


——触らないで投げ飛ばすとか、そういうものですか?


渡邉そんなんじゃない×3。


——接触して相手の体のバランスを崩すっていうことですか?


渡邉はい。私は物理的ではなく、内面的な方から勝負をするんです。『合気』で面白い特徴があるのは、私と相対した人とがやってた時に、技に入った時、相手が声を出すんですよね。それは私が『合気』の技術によって、体の内部に影響を与えてしまっているからです。軽く触っただけで、その声を出しますから。でもその声は、今回の会場で聞こえるかどうかはわかりませんけどね。それが崩しに入っている証拠です。


——大円和柔術だけではなく、護身術で試合のない武術もありますが。


渡邉私は試合という形式でなくても、何か競争し合えるようなものはあった方がいいと思うんですよ。私の先生は、よくほかの流派を研究してましたね。ボクシングの時にはこうやるんだ、相撲に対してはこうやるんだと。すごく良く見ていました。


——先生の『合気』は、触らずにボンと放り投げてしまうようなものとは違う?


渡邉それはないですね。でも正直もっとこまかく言うと、私が触る前の距離があるでしょ。その段階で相手の腰が崩れ始めてますから。見たらわかりますよ。もっと簡単に言うと私、指一本であなたの腕、全部押さえちゃいますよ。


——大円和柔術の技術体系は1対1の闘いを想定しているんですか? それとも1対多人数を想定しているんですか? 


渡邉基本的には1対1ですけど、それを多人数に応用もできますから。


——でも現実に、試合をしない護身術の流派もあると聞きます。


渡邉だから逆に言うと『本当にあるのか、そういう世界が!?』みたいな形になる。


——『達人は本当に存在するのか』『その技術は強豪集う実戦の場で通用するのか』という疑問になるわけです。


渡邉結局そういうふうになるのは当然なんですよ。そう言われても私は不本意ではないです。出ていく人間がいないんだから。だから私は、そろそろ出てもいいかな、と思えたから参戦するんですよね。自ら売り込んで参戦するんですよ(笑)。


——『達人はいる!』と。存在を証明してみせましょうと。


渡邉…そういう気持ちは、あんまり表に出したくない。そんな言葉で言うほど軽いもんじゃないのでね。やっぱりそこはもう腹の底に決めて、やらなきゃいけない事なんで。


——では、UFCとかPRIDEという総合格闘技の大会には、なぜ達人の皆さんはお出にならないのでしょうか?


渡邉ルールの中で、ああいう寝技だけの展開って、なかなか日本武道にないじゃないですか。


——寝技に持ち込まれる前に、立ったまま関節を決めて勝ってしまえばいいじゃないですか。


渡邉できるけど、 ほかのルールもあるから。日本で昔からあるようなものとは違うルールで、どんどん発展してきてる現代があるわけじゃないですか。そこでは一致する部分がなかったからでしょうね。逆にいえば不利に働いたんじゃないですか?

田村潔司参戦と同じくらい感心をもたれている渡邉剛の巌流島挑戦! インタビューの受け答えは非常に自信に満ち溢れていた
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——UFCは見たことありますか?


渡邉特別じっくり見たことはないけど、格闘技嫌いじゃないんで、ちょうどチャンネルが合えば見ることはあるけど。


——ホイス・グレイシーVS桜庭和志とか、ヒクソン・グレイシーVS船木誠勝とかは、見たことはありますか?


渡邉見たことはありますよ。船木が落とされた所も見ましたよ。ただね、何にしてもまずね、今度ご覧になればわかるけど、例えば腕一本取ってヒザか何かでどこかを押さえてた場合、もしくは私が手で一点を押さえた場合、絶対動けなくなりますから。


——はあ〜。


渡邉普通の人達がやってるようなものだと、逃げられるし動けますから。私はピンで刺した状態になりますから。標本のように。


——先生が思っているような形になれば強いと思いますが、万が一にでもそれを崩された時、そこから挽回する策はあるんですか? そんなこと考える必要もないんですか?


渡邉先ほども言ったように『合気』という技術をしっかりと私がそこで使えてさえすれば、全然問題ないです。例えばマウントを取られても、もうかなり短い時間でひっくり返せると思います。


——寝技のわかりにくい攻防で膠着しているように見られると、今大会ではブレイクがかかると思います。


渡邉実はこちらが攻めているのに、それを主審がわからずに膠着してるって思われたら困ってしまいますね。私はそういった状態でも技をかけている、というのを見てくれないと。


——あと、今回出場するからには、勝てるルールだと思われたからですか?


渡邉じゃなかったら出ないですよ(笑)。


——勝てると思ったポイントは、何でしょうか?


渡邉さきほども言ったように『合気』で相手を制してしまえば。


——巌流島ってロープがないので、まずいと思ったら闘技場の外に逃げられるんですよ。リングやオクタゴンの方が相手は逃げれないから、より仕留めやすいのでは?


渡邉だけど私は別に、格闘家でいきたいってわけではないから(笑)。ただここで圧倒的な勝ち方したらねえ、自然と呼び出されることになるのかなあ。


——一般的には20代をピークに体力、瞬発力は下がってきますけど、先生の場合はそんなことはないんですか?


渡邉もちろん下がりっ放しですよ(笑)。


——でも古武道の達人って、年輩の方が多いですよね。それはどうしてなんですか?


渡邉やっぱりそこには、ひとつの技があるからじゃないですか。技と技の間の展開の速さっていうものを、歴史の中で培ってるからじゃないですか? 瞬時に次に行くっていう展開ができるっていうところがあるんじゃないですか? まだまだ私なんかねえ、そういった面では全然ない方ですよ。まだ上を目指したいから。


——はあ〜。


渡邉それから私がやりたいのは、これはアスリートであっても武道家であってもいいんですが、本当に強いヤツを作ってあげたいっていうのがある。近い将来、東京でオリンピックがある。私は育成っていう部分で入っていきたい。ある意味では巌流島に出る、ひとつのキッカケになったことは、私に何のネームバリューもないんです。今まで経験もないし。「この人、何言ってるんだろう」っていうふうにしか思われない。見せても、わからない人にはわからないですから。そういった中で今回、こういう所に出て勝利するっていうことは、ひとつのネームバリューにはなってくるとは思うんですよね。


——体の作り方っていうことですか?


渡邉体の作り方が全く違うんです。世の中に知られてるような言葉で『体幹』というのがありますが、そんなレベルじゃ全然ダメです。それと、筋肉を作ってますけど、筋肉作るっていうのは決して全て良しではなく、どんどん動けない自分を作っていきますから。で、痛みやすい体も作りますから。いっけん見た感じで、筋肉隆々の選手は強そうに見えるけど、実際もろくはないとは思いますけど、“そういう世界とは違う世界があるよ”っていうことも、私の技術を通して示すことができれば、いいんじゃないかなと思います。

武術が実戦で闘うとどうなるのか? 60歳での挑戦の結末やいかに……?
武術が実戦で闘うとどうなるのか? 60歳での挑戦の結末やいかに……?

——今回の対戦相手の、これまでの道場マッチを見ましたか?


渡邉見ましたよ。


——相撲やラグビーみたいに、思い切り体を作ってガチンとぶつかり合う競技と、先生の大円和柔術の考え方とでは、水と油のように違う気がします。


渡邉それがガチンコでぶつかってみたらどうなるか、結果が楽しみですね!


——合気の体の作り方とは真逆の運動選手ですよ。


渡邉向こうがぶつかってくるなら、私が受けてぶつかりましょうと。その時どうなるかを見てください。


——かわすんですか?


渡邉かわしてもいいけど、私が見せると言っているのは、ぶつかりあって、っていうことです。どっちがひっくり返るか、見て下さい(笑)。逆にそれが、かなり僕のアピールになると思うんですよ。


——相手の中島大志選手が「60歳の人なんて殴りづらいな」 ともし思っていたら、そんなこと思ってくれなくて結構だと。


渡邉いや、思ってくれていいですよ。


——え?


渡邉(爆笑)思ってくれていいですよ。


——先生から見たら「グレイシーなんて、何てことない」っていう感じですか?


渡邉いや、人のことを「何てことない」とか言うつもりはないです。そこはそこで切磋琢磨して、お互いが成長できる材料を作ってくれるわけだから。それをそんな言い方したら、相手に対しても失礼だし、人間性を逆に疑いますよね。


——先生は格闘家ではなく武道家、武術家、なんと表現したらよいでしょう?


渡邉格闘家ではないですね、私はね。武術家ですね。柔術っていうか武術家ですよね。


——指導者という立場ですか? それとも実践者、競技者?


渡邉私は研究者です。


——インターネットなどで流れている古武術の映像も、結構ありますが。


渡邉でもYouTubeで出ているような世界のものとは全然違います。だから中身を一緒にして見ないでほしい。これは強く書いてほしい。


——会場に来て下さる方にメッセージというか、見てほしいことはありますか?


渡邉あの広い会場で、どういう形になるかなあ。だから『合気』を使ってやってる時って、映像的に見るとものすごくつまらないものなんですよ。あまりにも自然すぎるから。当たって何でひっくり返っているのか、遠くから見てたら音もしないし。ましてや裏側の人で形も見えないと、何であそこであんな簡単にひっくり返っているのかがわからない。


——では、日本の伝統文化見てくださいとか。でもオリジナルなんですよね。


渡邉いや伝統文化ですよ。先生から学んできたものですから。ある意味ね、私がド緊張しちゃって『合気』の状態に入れなかったと。そしたら、笑っちゃうぐらいボロクソにやられちゃったりすることだって、なくはないかもしれないですよ。だけど私、そんなに緊張するつもりもないし、逆にそこに自信を持って闘技場に上がりたいっていうつもりでやってますから。面白いものは見せられるって思ってますから。


——大円和柔術の技術は、一般人相手ではなく、相撲や柔道をやっていたような、ガッチリした相手にも通じるというお考えだから、出場されるんですよね。


渡邉相手の力を無効にしてしまう技術だから、相手が大きかろうが 、力があろうが、私がちゃんとしたことができれば、それは力が半減している状態になりますから。そこでどう料理するかです。そういうもろもろを整理して、まとまってきたので、そろそろ行けるかなってなったから。自分が緊張しすぎたりしないようにしてね、闘技場に上がれればいいかなと。当然緊張すると思うんですよ。緊張すると思うけど、緊張してもいいから、自分がやるべき事をやれるっていう状態になればね。相手あってのものだから、あんまり頭がのぼせたようになっちゃうと、判断が悪くなるから。


——相手にはくれぐれも手加減してくれるなと。あ、してもいいのか。


渡邉十分、手加減して下さい(笑)!


——それがまた変ですね(笑)。


渡邉普通の方々から見たら「大丈夫かな、この人」っていう感じかもしれないですね(笑)。


——証明していただかなければ存在は確認できません。この実戦の舞台を、目を皿のようにして見させていただきます!


渡邉私が何にもない普通の状態でこう居たって、なんの空気もかわらない。私がそのモードに入って、くわってやると、拳は何倍もの拳になって、ぐわーって押し寄せてきますから。その瞬間ね、怖いですから。相手がこうやってよける時は、怖さを感じてる時ですよ。そういう所を逆に見てほしいくらいなんですよ。


——触れていないのに何かが起こることもありますか?


渡邉何かが起きているということを見てほしい。それが私の言う『合気』の特徴なんです。


——少しでも触れて相手を崩すというならわかりますが、触れずに相手の動きが遅くなったりするそうですね。触らないのにどうやってスピードが落ちるんですか?


渡邉私の場合、空間が変わってますから。


——どうやって変えてるんですか?


渡邉それは言えないですけど、見れば何かが起きていることがわかりますよ。何でやり返さないんだろうって、意外とつまらないものに見えてしまうことが起きるんだけど、そこは全部私に制されてると思ってください。私の領域に来た時には、入った時には、彼は私の領域の中で、虜にさせられてると思って下さい。


——では、対戦相手の戦闘モードが衰えて見えたりする時は、全部先生の領域に入ってると。


渡邉戦闘モードが衰えるわけではないだろうけどね。まず相手がどんな印象を受けるか。一番面白いのはね、試合が終わった後に、相手の人に聞いてほしいくらいなんですよね。どんな感じを受けましたかと。『合気』が入っている時には「ものすごく怖かった」とか「別な空気感を感じた」とか。そういう気持ちにさせられるんですよ。その人が正直に答えたら、そういうコメントが出てくるはずです。「何か人間じゃないみたいだ」とかね(笑)。


——「なぜ負けたのかわからない。次は絶対勝てる」って言うんでしょうか?


渡邉それはわからない。人によりけりだから。その人の性格によりけりだから。「もういいです」って言ってくれるといいですね。「何か人間と闘っている気がしない」と思うと思います。それぐらい、不思議なものと闘った感じですよ。『合気』というのはどういうものであるか、存在を見てほしいっていうのが、素直な率直な気持ちですから。そこに行けるどうかですね、私が。もう私自身にかかってますから。相手じゃないんですよ、私にとっては。そういうシチュエーションの中で、ちゃんとあがらず、自分のやるべきことがキチッとできるか。それだけ。


——ご自分がケガをすることは全然考えてない?


渡邉今のところ考えてないけど、なったらなったでしょうがない。それは現実を受け入れなければ、しょうがない。まあ、サッサッサッとやれれば一番いいんですけどね。彼を驚かせてあげたいな。こういう人もいるんだって、思わせたい。当人でないとわからないから。私と相対した時の空気の違いっていうのは。

歴史的記録として保存。最終的にはどこでもいいから勝率5割以下での優勝を希望。屈辱の優勝。(笑)




前半戦終了…大混戦のセ 勝率5割で首位ターンは史上初

サヨナラ勝ちし、小躍りするDeNA・中畑監督
<D・巨>サヨナラ勝ちし、小躍りするDeNA・中畑監督
Photo By スポニチ

 プロ野球は15日、オールスター戦を前に前半戦が終了した。

 セ・リーグはDeNAが巨人にさよなら勝ちし、1998年以来となる首位ターンを決めた。42勝42敗1分で、勝率5割のチームが前半戦を終えて首位に立つのはオールスター戦が始まった51年以降、初めてのこと。

 2005年から始まった交流戦で、今年はセ・リーグ上位チームの低迷が原因。1位から6位までのゲーム差も、6月23日には2・5ゲーム差まで縮まる大混戦で、この日も1位DeNAから6位中日まで4・5ゲーム差で前半戦を終えた。

 過去のリーグ優勝の最低勝率は(パの前後期制を除く)73年巨人の・524(66勝60敗4分け)だが、その年は借金を背負い、巨人にとって史上初のBクラスでの折り返しだったが、最後に優勝を飾っている。また、その年の最下位となった広島の勝率は・472(60勝67敗3分け)となっており、その時の1位から6位までのゲーム差は6・5とあり、それぞれの“記録更新”もありうる。

 一方、パ・リーグはすでに1位での折り返しを決めていたソフトバンクが2位日本ハムを7―4で破り50勝1番乗り。ゲーム差を3・5に広げての折り返しとなっている。

 「マツダオールスターゲーム2015」は第1戦が17日に東京ドーム、第2戦は18日にマツダスタジアムで開催、後半戦はセ、パともに20日にスタートする。 順位表




[ 2015年7月15日 23:00 ]

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