これは、プロレベルの打撃技術だろう。巨人の坂本でも、内角低めのこの球を右翼スタンド（フェンスがけっこう高い。）まで運ぶのは難しいのではないか。まあ、スタンド入りはある程度偶然的部分もあるにせよ、異常なコンタクト能力に長打力も兼ね備えているように思う。
なお、増田はこの日もう一本ホームランを打ったようだ。



            蔵建て男さんがリツイート

前回の記事の参考記事である。
バルデスはさほど右打者を苦にしないタイプだが、それは右打者の外角への球を球審が正しく判定してくれる場合である。はたして昨日の試合はどうだったのか。
福留、糸井、糸原が欠場したことによって阪神打線は６番の鳥谷以外は右打者が並ぶことになった。その打線相手に、球威の無い左投手が、右打者の外角に辛い審判に当たったらどうなるか、試合は最初から見えている。球審の判定が甘いか辛いかで、この手の投手は生死が分かれるのである。
阪神や広島の投手陣のように、球威はあるが制球力は大雑把な投手のほうが、こうした「大リーグ式ポジショニング」の審判が増えてくると有利になる。（つまり、球審の判定にさほど影響を受けない。曖昧なボールがあまり無いのだから、ボールはただの糞ボールであり、明白なストライクの球を打者が振るかどうかだけの話になる。球審の仕事も楽だろうwww）それが広島や阪神が上位にいる原因のひとつかもしれない。同じ阪神でも制球力で勝負するタイプの能見などは苦労しているのではないか。制球力タイプの広島の野村やジョンソンも今年は苦戦しているようだ。

2017年07月28日20時52分02秒更新

中日 対 阪神

【試合終了】 中日7勝8敗0分け

◇公式戦◇開始18時00分◇ナゴヤドーム◇観衆30894人

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
阪  神	0	2	0	2	0	0	0	1	0	５
中  日	0	0	0	0	0	0	0	0	0	０

投手成績			勝利	敗戦	Ｓ	試合	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責	通算 防御
○	秋山	（右）	９	４	０	16	７	26	99	６	８	１	０	０	０	3.01
	岩崎	（左）	１	０	０	38	１	３	12	０	２	０	０	０	０	1.79
	メンデス	（右）	０	０	０	４	１	４	14	０	２	０	０	０	０	0.00
●	バルデス	（左）	６	６	０	19	５	23	86	７	２	２	０	４	３	3.10
	祖父江	（右）	１	１	０	15	２	６	24	１	２	０	０	０	０	4.41
	福谷	（右）	１	０	０	20	１	６	21	２	２	１	０	１	１	4.71
	田島	（右）	１	４	25	46	１	４	12	１	０	０	０	０	０	2.62

◇本塁打

大和１号（ソロ115m=バルデス）

◇失策

ビシエド（２回）

北條（９回）

◇走塁死

俊介（１回）

◇試合時間

２時間38分

◇球審

笠原

◇塁審

坂井

嶋田

石山

横浜の中継ぎ陣が危険水域に入っている、いや、火事状態であるのは横浜ファンの多くが感じていることだと思うが、横浜首脳陣は何も感じていないのだろうか。「今日は打たれたが明日は抑えるだろう」くらいの「トゥモアナ」精神なのか。そういうのを「その場しのぎ思考」と言うのである。楽観主義はいいが、冷静な情勢分析と、それによる計画性が無ければ、どんな経営も長続きはしない。球団経営は、まさに事業経営なのである。選手という資本をいかに活用するかだ。はたして横浜は選手を活用しているか。それとも活用できる選手がいないのか。おそらく答えは半々である。活用できる選手は少ないが、いないわけではなく、首脳陣が「在庫調べ」をしていないのだ。ラミレスが外人監督であることの欠点は、日本語がおそらく読めないことで、二軍選手の成績など自分では読めないのではないか。誰かが、選手名をローマ字にして資料を作るだけでこの問題は解決するし、ラミレス自身それを球団職員に要求すべきなのである。

なお、前回の記事で、石田が8回まで投げたというようなことを書いたのは私の勘違いで、石田は６回くらいで降りていたようだ。QSは達成しているらしい。
８回裏の投手陣炎上で嶺井のリードを批判するコメントを他スレッドで読んだが、第一の問題は右打者が続く回に砂田を投入したことだろう。私は「左右病」には批判的だが、砂田という投手はそれほど球威が凄い投手ではない。録画を見ると、あの日の球審は、外角のきわどい球をすべてボールと判定していたのだから（石田が打たれたのもそれ。特に中谷に打たれる前に北条に四球を出したのはそのため。）内角を攻めるしかない。打者は、外角は来ないと分かっているのだから、内角を待っていればいいから楽なものである。
最近の審判に多いのだが、ホームベースの真後ろではなく、ホームベースの、打者の内角側に位置して判定する大リーグ流の構え方をしていたのが、あの時の球審である。これは、日本のベテラン審判の書いた本に書かれていたことだが、この構え方だと打者の外角側の判定は非常に不確かになるということだ。つまり、「だいたいの勘で」判定されることになる。その判定方針が投手に厳しいと、外角で勝負するタイプの投手にとっては最初から勝負にならないわけだ。
ラミレスや横浜の投手コーチにそうした知識があれば、砂田のような球威の無いタイプをあそこで投入したりはしなかっただろう。
バルデスのように球威ではなく制球力で勝負するタイプの投手が、そういう審判（外角を打者有利に判定する審判）に当たったらどうなるか。昨日の阪神中日戦の試合は見ていないが、バルデスが打たれたところを見ると、おそらくそうだったのではないかと思う。

【緊急】山﨑康晃以外のDeNA中継ぎ

1. 嶺井が先発でマスクをかぶって先発投手に負けがつくのは珍しいが、阪神の気迫が勝ったということだろう。今の阪神は大山を三番にするなど打線を組むのに苦労しているが、その三番大山が珍しく当たってしまったということだ。若手の中谷、大山のホームランが出た阪神に対し、横浜はロペスの欠場で一塁が後藤になるという緊急事態であり、その打線が機能しないのだから、いかにロペスに打線が依存していたかが分かる。筒香が長い間スランプであったその間も、ほかの選手が働いたが、今日の試合で働いた打者はほとんどいない。
   特に8回の無死１，２塁を嶺井が送って１死２，３塁にした好機に梶谷と代打が凡退したのは大きかった。これでがっくりきた石田がその裏に打ち込まれたのではないか。（もともとスタミナに不安のある投手だからこそ去年は５回限定で投げさせていたのではないか。なぜビハインドで８回まで投げさせたのか。）
   まあ、打者が打てなかったのを責めるのは無理な話であり、それならお前が打ってみろ、ということになる。打てる時もあれば打てない時もある。今日は負ける巡りあわせだったのだろう。８回表の攻撃の失敗で実質的敗戦であり、その裏の大量失点はおまけのようなものだ。
   砂田の救援失敗も、こうした「勝機を失った横浜と勝勢に乗った阪神」の勢いの差によるものだろうが、横浜の中継ぎ陣がかなり悪化していることは前々から書いているとおりである。砂田だけの問題ではない。今の横浜にまともな中継ぎなどいるのだろうか。なぜ下から上げないのか。一軍首脳陣ははたして二軍選手の調子に留意しているのか。
   エスコバーを先発で使うのも面白いと少し前に私は書いたが、そのために一度二軍に落とすというのは意味不明である。中継ぎの必要な時には中継ぎもやるくらいの位置づけでいいのではないか。それでこそエスコバーを置く意味があるはずだ。もちろん、先発でやっていける確証が出てきたら先発専任でいい。日ハムでは先発でも中継ぎでもダメと烙印を押されていた選手なのであることは当人もよく分かっているだろう。
   しかし、ロペス欠場でこのありさまの横浜と、糸井欠場でも何とかやっている阪神は、やはりチームとしての底力が違う気がする。金本が監督であってすらこうなのである。
   
   
   （追記）ロペス欠場の理由は「来日中の妻の体調不良のため」らしい。単なる外人女特有の我がままではないかと邪推。
   
   

• 1. 蔵建て男さんがリツイート
  1. ベイスターズ＠神奈川新聞‏ @Kanaloco_bay17 6時間6時間前

1. ここまで全試合に出場していたロペスが来日中の妻の体調不良のために、チームより一足早く横浜に戻りました。 きょうは、筒香、宮崎、後藤の中軸で戦います。 #baystars #ロペス

• 1. 蔵建て男‏ @kuratateo 6時間6時間前

1. ロペスは完全におかしかったので、ここで休ませてあげることは大事だと思う。ただまさか４番が宮崎にするとは考えていなった。むしろ３番宮崎、４番筒香を試して欲しかった。

2017年07月27日22時19分03秒更新

阪神 対 ＤｅＮＡ

【試合終了】 阪神8勝6敗0分け

◇公式戦◇開始18時00分◇甲子園◇観衆46752人

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	９	計
ＤｅＮＡ	1	1	0	0	0	0	0	0	1	３
阪  神	0	0	0	3	0	0	0	7	X	10

投手成績			勝利	敗戦	Ｓ	試合	回数	打者	球数	安打	三振	四球	死球	失点	自責	通算 防御
●	石田	（左）	３	４	０	10	６	24	111	４	４	２	０	３	３	3.19
	田中健	（左）	０	１	０	37	１	３	15	０	０	０	０	０	０	3.73
	砂田	（左）	１	０	０	40	０ 1/3	７	23	５	０	１	０	６	６	4.88
	三嶋	（右）	０	１	０	２	０ 2/3	４	14	１	０	０	０	１	０	12.71
○	岩田	（左）	１	０	０	１	５	22	85	３	４	５	０	２	２	3.60
Ｈ	メンデス	（右）	０	０	０	３	１ 2/3	７	19	２	２	０	０	０	０	0.00
Ｈ	高橋	（左）	２	０	１	36	０ 1/3	１	６	０	０	０	０	０	０	1.67
Ｈ	桑原	（右）	３	１	０	41	１	５	12	１	０	０	０	０	０	0.87
	松田	（右）	０	１	０	20	１	４	12	１	２	０	０	１	１	5.96

◇本塁打

中谷11号（３ラン110m=石田）

大山３号（２ラン110m=砂田）

桑原11号（ソロ100m=松田）

◇盗塁

田中浩（１回）

筒香（１回）

鳥谷（４回）

◇失策

北條（８回）

後藤（８回）

◇走塁死

倉本（２回）

◇暴投

岩田（１回）

◇ボーク

岩田（３回）

◇試合時間

３時間27分

◇球審

丹波

◇塁審

土山

坂井

東

【謎】砂田さん、右打者が続く場面で登板してしまい打ち込まれるwwwwwwwwwwww

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クルーズを放出したその日にマギーが負傷離脱とは、野球の神様も皮肉である。今年はとことん巨人に意地悪をするつもりのようだwww
それとも、アンチ巨人の私の気持ちが神に通じたのかwww

真面目な話、巨人はどうなるのだろうか。若手育成軽視の球団姿勢がここに来てとことん祟ってきたようだ。下から上げられる若手が一人もいない。これで横浜で平良がモノになったら大笑いである。投手はともかく、若手野手の有望株って誰がいるのだ。
まあ、今年のドラフトで清宮か安田を獲るくらいしか起死回生策は無いだろう。それにしても、清宮なら一軍で活躍できるまでに2年、安田なら４年はかかるだろう。下で故障しない保証も無い。
要するに、「巨人暗黒時代」はこれから始まる、ということである。
まあ、弱小球団ファンの私としては、ひいき候補の中に巨人が入ってくる可能性も出てきたわけだが、長年の巨人嫌いとどちらを優先するか迷うところだ。
悪役がいてこそドラマは面白くなるのだから、最高の悪役としての巨人がただの三下悪役になるというのも寂しいことではある。






マギー死亡ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ New!

柴田の守備のいいことは聞いていたが、下の動画を見て驚いた。確かに、取ってから投げるまで一瞬である。この速さは菊池に匹敵する。もちろん、守備の総合力ではまだ菊池が上だし、打力を含めたら足元にも及ばないが、この守備能力だけでも柴田はレギュラーに固定していい。

倉本も、守備の悪口ばかり言われるが、下の動画での動きは見事だ。送球も速い。柴田と組むと、その影響で守備が良くなるのではないか。




215: 名無しさん＠おーぷん 2017/07/26(水) 21:54:46.59

今見つけたばかりのスレッドだが、楽天ファンにもこのトレードは高く評価されているようだ。私は星野仙一という人間は嫌いだが、彼がこのトレードを指示したのなら有能だとは思う。
１９６のコメント下段の写真が実に楽しそうで、今の楽天の雰囲気の良さがよくわかる。チームが首位にいてこの雰囲気なら、優勝可能性は非常に高いのではないか。





July 26, 201723:16

私は、楽天はどうせそのうちソフトバンクに追い抜かれるだろうと考えていたが、フロントのこの機敏な行動を見ると、球団自体の内容が良くなっていると感じる。シーズン前の岸の獲得もそうである。さらに言えば、ここ数年のドラフト内容もいい。
藤田、茂木が戦力から抜けたら、二軍から（いもしない）人材を探すより、即戦力になるベテランを他球団から金銭で獲得する、というのは賢明だ。実際、今の楽天の二軍に誰かいるだろうか。まあ、有望若手はいるにしてもまだ一軍で働ける可能性は少ないだろう。

なお、横浜ベイスターズが阪神に2連勝して単独２位に上がった。これは驚きであるが、現在の両チームの調子から言えば妥当な結果とも言える。これまでの横浜はこうしたチャンスに必ず失敗し、下位に沈んできたのだから、少し変わってきたのかな、と思う。ラミレスへの評価も当然上がることになるが、まだまだ先は長い。気を緩めずにやってほしい。

横浜の連勝は阪神の金本采配に助けられた面もありそうだ。「貧すれば鈍す」というやつで、とうとう大山左翼という無茶な布陣をしてきた。外野手の余っている阪神で西岡や大山をわざわざ外野で使うというところに金本の「外野守備は（引退間際の俺でもできたのだから）誰でもできる」という奇妙な思考形態が見える。馬鹿である。せっかく伸びかかってきた有望若手がどんどん腐っていきつつある。原口、高山がそれだ。そして中谷まで昨日は代打でしか使わなかった。
高山に関しては、かなりスランプのようだから、一度二軍に落として調整させるべきだろう。原口もそうかもしれない。二軍には狩野など、使えるベテランはたくさんいるはずである。金本は「有名選手」と若手以外には厳しいし、その若手を使うにも最後まで我慢することができないようだ。


なお、金本の末期の外野守備のひどさを本人は自覚していなかったようだが、阪神ファンの間では有名なものであり、ショートの鳥谷はレフトの守備まで半分担当していたために「ショフト」と呼ばれていた。介護されている金本本人は介護されていることに気づいていなかったため、自分がレフトをちゃんと守っているつもりだったのだろう。その「体験の誤解」が今の外野守備軽視につながっている、というのが私の仮説だ。

楽天クルーズ獲得、即出場「チームの力になりたい」

[2017年7月26日17時44分]

巨人から金銭トレードでの楽天入りが決まり安部井統括本部長（左）から激励される会見するクルーズ（撮影・野上伸悟）

　楽天は２６日、巨人からルイス・クルーズ内野手（３３）を金銭トレードで獲得したと発表した。この日の午後６時開始のソフトバンク戦（Ｋｏｂｏパーク宮城）から出場する。

　楽天は藤田一也二塁手（３５）が腰痛で１９日に出場登録を抹消。茂木栄五郎遊撃手（２３）は右肘の骨挫傷と、６月から長期離脱が続いている。攻撃面でも、大砲カルロス・ペゲーロ外野手（３０）と岡島豪郎外野手（２７）が２３日のオリックス戦で負傷離脱するなど、けが人が相次いでいる。

　７月末の補強期限を前に、華麗な内野守備を誇る助っ人の緊急補強に踏み切った。安部井寛チーム統括本部長は「まだ残り６０試合以上ある。センターラインの強化、過密日程もあるので選手層を厚くしたいという思いがあった。守備力やパンチのある打撃で貢献してくれると思う」と話した。

　クルーズはこの日、Ｋｏｂｏパーク宮城で入団会見に出席。パ・リーグはロッテで２年間プレーした経験がある。今季、巨人では１軍出場９試合にとどまったが「自分の持ち味である守備や、ホームランを打つことを腐らずやって、一生懸命やっていれば、どこかのチームでチャンスがあると思っていた。楽天はチーム状況がいい。リーグチャンピオンに向かって、チームの力になりたい」と新天地移籍を歓迎した。

尾仲の二軍での数字の良さについては前々から何度か書いているが、「即戦力」で獲った選手がこれだけの好成績を二軍で残しているのだから、これを二軍で腐らしておくのはもったいない話である。たとえ少々「一軍未満」でも、一軍経験を積ませる以外に、尾仲に必要なことは無いだろう。毎度言うが、ベイの中継ぎ陣は数字が悪すぎるし、使用過多である。
新しい血を輸血しないと中継ぎ陣は敗血症にかかるだろう。




DeNA尾仲祐哉(2軍) 19試合 25.2回 防御率1.05 whip0.70