1: 2017/12/01(金) 20:46:52.44 ID:eZY8/vefp
2013 0勝 1敗 3.30 30回
2014 0勝 3敗 7.78 19回2/3
2015 登板なし
2016 0勝 1敗 4.20 15回
2017 0勝 2敗 4.66 19回1/3
2014 0勝 3敗 7.78 19回2/3
2015 登板なし
2016 0勝 1敗 4.20 15回
2017 0勝 2敗 4.66 19回1/3
2018年度 投手 年齢早見表
38歳 杉内
37歳
36歳 内海
35歳 大竹寛 山口鉄
34歳 マシソン 西村
33歳
32歳 森福
31歳 カミネロ 山口俊
30歳 澤村 吉川光 マイコラス
29歳 高木勇 田原 菅野 ※高木京
28歳 篠原
27歳
26歳 宮國 戸根 池田 ※田中大 ※成瀬
25歳 廖 桜井 中川 今村 ※メルセデス
24歳 畠 ※坂本工 ※アダメス ※山川
23歳 田口 谷岡 鍬原 ※高井
22歳
21歳 與那原 ※巽 ※橋本篤
20歳 高田 大江 ※堀岡
19歳 ※山上 ※田中優
吉川 尚輝(中京学院大4年)遊撃 175/73 右/左 (中京出身) |
「大学選手権でブレイク!」 昨年からずっと1位候補だと言い続けてきた 吉川 尚輝 。そして一躍その評価を確定的にしたのが、先に行われた「大学選手権」。注目されるなか三拍子ハイレベルなプレーを見せつけ、世間に広く知られる存在となった。 (ここに注目!) 三拍子ハイスペックな能力を持っているものの、日本人離れしたスナップスローを織り交ぜた遊撃守備に注目して頂きたい! 守備面 ☆☆☆☆★ 4.5 打球への一歩目の反応が鋭く、フットワーク、グラブ捌きなどキャッチングまでの流れは素晴らしい。身体能力にかまけて派手なプレーをしようとするわけでもなく、打球の正面に回り込んで丁寧に捕球する。地肩が強いというよりも、手首のスナップが強くノーモーションで送球できたりと無駄な動作を無くしてもアウトにできるところが日本人離れしている。アクロバティックではないのに、ちょっと他の選手が真似できないプレーをする、それがこの 吉川 尚輝 の凄いところ。 またプロのニ遊間に必要な、スピード感や細かい動きも兼備。しかし凄いプレーに驚かされる反面、大学選手権では何かしらの毎試合ミスもしており、安定感という意味ではどうなのか? 年間プロの長いシーズンを想定した時に、どのぐらいのミスをするのかという不安も同時によぎってくる。しかしプロに入って野手が1番伸びる部分は、守備だと私は考えている。今の絶対的な動きの中に安定感が備わった時、球界屈指のショートストップになり得る素材、それがこの男の、最大の魅力なのではないのだろうか。 走塁面: ☆☆☆☆ 走塁偏差値60 一塁までの到達タイムは、早い時で3.95秒前後と俊足。これをドラフト指名された左打者のタイムで偏差値化すると、60 という上位15%のレベルに入ってくる。積極的に走塁できる勇気を持っている選手でもあり、自分の存在感の示し方も知っている。プロの環境に慣れてくれば、走力でも存在感を示して来るのではないのだろうか。そうれば自ずと、年間20盗塁ぐらいは期待できる能力は秘めている。 (打撃内容) 昨年の時点でも、ドラフト上位候補である 加藤 拓也(慶応大)投手の150キロ級のボールにも対応できる能力はあった。それでもスイングの強さ・鋭さという意味では、まだ物足りなさも残っていた。しかしこの一年で、だいぶ強く叩けるようになり、大学選手権でも5試合で、打率.364厘 を残し、全国レベルでも通用する打力を身に付けている。 <構え> ☆☆☆☆ 4.0 前足を軽く引いて、グリップを高めに添える。腰をあまり沈めず、背筋を伸ばして立つことを心がけている。全体のバランス・両目で前を見据える姿勢もよく、適度な集中力とリラックス感が同居した良い構え。昨年は、もう少し深く腰を据えた構えだったと記憶が。この辺は足を高く引き上げて打つ彼にとっては、よりスムーズに動作に移行しやすくなっているのかもしれない。 <仕掛け> 平均的な仕掛け 投手の重心が沈みきったあたりで、足を大きく引き上げて動き出す。これはある程度の確実さと長打力をバランスよく兼ね備えた、中距離打者やポイントゲッターに多く見られる。始動のタイミングは、昨年からほとんど変わっていない。 <足の運び> ☆☆☆★ 3.5 足をしっかり引き上げて回し込み、ベース側にインステップして踏み込んでくる。始動~着地までの間はそこそこで、速球でも変化球でもスピードの変化にはそれなりに対応。特にファールを打っている間に、徐々にタイミングを修正して来るのが、この選手の持ち味。 ベース側に踏み込んで来るように、外角の球を強く叩くことを意識している。踏み込んだ足元もブレないので、外角の球や低めの球にもシッカリ対応。外角の球を無理せずに、左中間方向に飛ばせる幅広さがある。インステップする分、内角の捌きが窮屈になる欠点は、昨年から変わっていません。 <リストワーク> ☆☆☆★ 3.5 打撃の準備である「トップ」を作るまでは自然体で力みがないのは良いところだが、少し立ち遅れる場面も見られその辺は気になりなる。スイングは基本的に上からミートポイントまで振り下ろすロスの少ないものだが、少し内から素直にバットが出ない感じで気になっている。その辺が、打ち損じの多いスイングに繋がっているのでは? それでもバットのヘッドは下がらないでスイングできており、広い面でボールを捉えることはできている。外の球に対しては強くボールを叩けているので、外野手の頭を超えるような長打は増えてきている。特にリーグ戦では、打率.490厘・長打率.612厘という自己最高成績で首位打者に輝き、チームを神宮に導いた。 <軸> ☆☆☆☆ 4.0 足の上げ下げは結構ある割に、目線の上下動は少なめなのは良いところ。身体の開きも我慢できているし、軸足の内モモにも強さが感じられ、打球が強かったり遠くに飛ぶようになった理由も頷ける。 (打撃のまとめ) 踏み込む分インコースが窮屈になる点と、そのせいで内からバットが出てこないで打ち損じる欠点がある。しかしそれは、根本的な資という問題よりも、メカニズムの問題であり今後改善は充分可能だと考えられる。 技術的には昨年から大きな改造はしておらず、経験と肉体の成長と共に結果に繋げた言えるだろう。一年目から一軍でレギュラーを任せられるほどかと言われると微妙だが、資質が高いだけにその経験がその後につながってゆく選手だと考えられる。持っている野球人としての資質の高さは、相当高いのではないのだろうか。 (最後に) 細かいことを言えば、課題も欠点も少なくない。しかしそれを補うどころか、遥かに上回る彼ならではの長所・可能性が秘めている。こういう選手こそ私は、プロに入るべき選手だと考えているので、ぜひ彼の個性を活かす環境で光輝かいて欲しいと願ってやまない。球界に久々に現れた、ショートのスター候補だった。 蔵の評価:☆☆☆☆ (彼が1位じゃなくて誰が野手が1位になるの?) (2016年 大学選手権) |
選んでくれたのは守備職人として
セリーグの打者の傾向や足の速さを
完全に把握してるからってのもあるのかな