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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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今朝、「ハンター×ハンター」のアニメの最終回まで見て、まあ、年内にと言うか、ネット接続がぶち切られる前に見終えることができて良かった。というのは、私は別ブログで右からも左からも嫌われそうで、特に世界支配層からは嫌われるような政治的な感想や思想の文章を書いているからである。まあ、私がネットブログランキングに登録していない理由もそれで、ひとりでも、私の書いた文章を読んで同感する人や面白く思う人がいれば、それでブログを書く意味はあると思っているし、この「アンファニズム」が娯楽ブログであるのは言うまでもない。何より「自分自身の娯楽」だから、アホな記事を平気で書いているのである。

さて、本題だが、「HvsH」読者や視聴者でアンケートを取ったなら、その中の嫌いなキャラNo1は、おそらく敵キャラではなく、ゴンの親父のジンが断トツで1位になるだろうと私は思っている。最初の最初から私はその無責任さが大嫌いで、ゴンがあれほど彼を慕うのが不可解そのものだった。まあ、育児放棄されて会っていなかったから、彼への幻想が大きいのだろう、と理屈づけをしていたが、ハンター会長選挙でレオリオがジンを念能力で殴ってKOした時に会場のほぼ全員がレオリオに拍手喝采したシーンを見て、作者の富樫自身、ジンが「普通の人間には物凄く嫌われるタイプの人間だ」ということを熟知して描いていたのだな、と分かった。そして、なぜゴンがジンを慕うのか、ということの「作劇上の合理性」も、なんとなく理解できたかと思う。

それは、ジンもゴンも同じタイプの人間であり、それは「自分の好き勝手に生きたい」というのが根底にあるということだ。そしてそれは本音ではあらゆる人間の希望する生き方なのである。つまり、偽善を捨てたら、ジンのような「わがままで無責任な生き方」になるのが当然だということで、だが、それだとおそらく読者からも嫌われるのは確実だから、そこに「仲間だけはけっして裏切らない」というルールを付け加えたわけだ。つまり、ジャンプの「友情・努力・勝利」思想が「ハンター×ハンター」の作劇の根幹なのである。

まさに「遊びせんとや生まれけん。戯れせんとや生まれけん」というのが、この長大な作品のバックボーンなのである。

そういう意味では、このブログのタイトル「アンファニズム(子供主義)」も、「ハンター×ハンター」と同じ思想かもしれない。

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第三十三章 オルランド家相続

 船の一室に閉じ込められたヴァルミラは、脱出の機会を窺っていた。もちろん、脱出して、父デロスの仇、エスカミーリオを殺すつもりである。
 部屋の戸の前に誰かが来た気配がした。ヴァルミラは、戸が開いたら、すぐに外に飛び出そうと身構えた。
「ヴァルミラ。私だ。マルシアスだ」
聞き慣れた声に、ヴァルミラは体の力を抜いた。
「いいか、ヴァルミラ、そのうち必ずここから助け出す。今は、無謀な事をせずに我慢するんだ」
言い終わると、マルシアスは部屋の前から遠ざかって行ったようである。
 ヴァルミラは溜め息をついて、部屋のベッドに身を横たえた。

 グリセリード軍の使者がアルカードに着いたのは、アスカルファン上陸から一週間後だった。その間、グリセリード軍はバルミアを東と西から挟む形でじっと待機していた。
「奴らはなぜ攻めてこないのだ」
アスカルファン軍総大将のジルベルト公爵は、いらいらと言った。
「この前バルミアを正面から攻めて全滅しているので、警戒しているのでしょう」
軍議の場に加わっているオズモンドが答える。
「あの、マルスとやらを警戒しているのか?」
「それが一番大きいでしょうな」
「重宝な男だ。是非、我がアルプ軍の弓兵に加えたいものだが、お主口利きしてくれぬか」
「弓兵ですって? 将軍の間違いでしょう」
「何を馬鹿な事を。たかが庶民の若僧ではないか」
「いや、失礼ながら、あなたより高い家柄です。オルランド家の嫡男です」
軍議の場にどよめきが走った。
「それはまことか、アンリ殿」
シャルル国王が、軍議の場に場違いそうに座っていたアンリに聞いた。
「い、いえ、何かそのような事を申し立てているそうですが、何の証拠も無いことで」
アンリは太った顔に脂汗を浮かべて言った。
「証拠は有るそうですよ。オルランド家に代代伝わるブルーダイヤモンドのペンダントをマルスは受け継いでいます。私もそれを見ています」
「そう言えば、そのダイヤの事は聞いた事がある。もしもそのペンダントが本物なら、オルランド家を継がせぬわけにはいかんだろうな」
シャルル国王の言葉に、アンリは真っ青になった。
 やがてマルスは国王から呼ばれてその前に証拠のペンダントを提出し、明らかにジルベールの息子であると認められた。マルスはアンリに、屋敷と領地以外の財産のすべてを譲り、自分はトリスターナと共にオルランドの屋敷に住むことだけしか求めなかった。これは、トリスターナのためであった。しかし、ジルベールの行方については相変わらず手掛かりは無かった。
「マルスさん、えらく出世したもんだねえ。ローラン家よりでかい家じゃないか」
マルスとトリスターナの新居に招待されたジョーイは、周りを物珍しげに見ながら言った。
「こんな大きな屋敷では、掃除するだけでも大変だ。僕にはケインの家の一部屋で十分だ」
マルスは溜め息をついて言った。ケインの店で弓矢作りの仕事をしていた女たちを家政婦として雇っているが、五人でもまだ足りないくらいなのである。
 マチルダは、マルスとトリスターナが同居している事に、少々心穏やかでなかった。ケインの家にいた時にもジーナという存在はあったが、身近にケインも、その妻のマリアもいたから監視の目はあった。しかし、この広大な屋敷で、しかも一家の主人であるマルスの行動を誰も制止はできないだろう。
 どんなに誠実な人間でも、男は男なんだから、魔が差すってこともあるわ、とマチルダは考えた。同じ屋根の下に、トリスターナのような美女がいて、むらむらと来ないほうがおかしいくらいよ。
「いい、マルス、もしもトリスターナさんとおかしな事になったら、私とはおしまいよ。よく覚えておいて」
「何を馬鹿な事を」
とマルスは答えたが、心の奥底には、マチルダの疑念を完全に否定できないものがあった。
それは、トリスターナと同じ屋根の下に住むということのわくわくする感じである。もちろん、マルスには、マチルダを裏切る気はまったく無い。しかし、心のときめきまでを抑えろというのは無理である。これも精神的な浮気という事にはなるのだろうが。
 オズモンドも、トリスターナが自分の家を出る事を残念がったが、こちらは、マルスの身の証が立った以上、トリスターナと共にオルランド家を引き継ぐのは当然だ、という考えだった。
 朝起きて、朝食の場にトリスターナがいる。それだけで、マルスは嬉しいものを感じるのである。これが一人きりの朝食なら、どんなに味気ない事だろう。
 下働きの女たちの間で、一体、マチルダとトリスターナ、どちらが最終的にマルスのお嫁さんになるのかという事が一大関心事になっている事をマルスとトリスターナの二人は知らない。
「そりゃあ、マチルダさんに決まってるさ。なにせ、れっきとした婚約者だもの。もう奥さん同然よ。この前の旅も一緒に行っているじゃない」
「甘いわね。男と女ってのは、なんだかんだ言っても、近くにいるかどうかよ。あんな美人が側にいて、手を出さなきゃあ、失礼だがマルス様は男じゃないね」
 台所の議論は、止まる所を知らなかった。





第三十二章 小休止

「あれはマルシアスか? ちゃんと働いているではないか」
エスカミーリオは船の上から海岸での戦闘を見ながら言った。
「はあ、そのようです。やはり、勇猛さではグリセリードでも一、二と言われた勇者ですからな」
ジャンゴが言う。
「ふむ、デロスの腰巾着かと思っていたが、使える男のようだな」
「ヴァルミラ様が使えないのは残念ですな」
「仕方あるまい。放せば、アスカルファン軍に向かうより、まずこの俺を殺しに来るさ」
エスカミーリオは片頬をゆがめて苦笑した。
 陸上の戦闘は終わろうとしていた。千人のアスカルファン軍は、ほぼ全滅である。
「西に上陸したラミレスの軍と、バルミアを攻めたアルディンの軍はうまくやっているかな」
 エスカミーリオは上陸の準備をしながら言った。
「アスカルファンの主力軍は、いったんここへ引き付けられてからバルミアへ戻って行きましたから大丈夫でしょう」
「後は、アルカードからの援軍が来るのを待つだけだな」
「それと、ボワロンからの後続軍ですな」
「一度兵を下ろせば、何度でも戻って兵を乗せてくればいいだけだ。デロスめは一度の輸送だけの兵力しか考えてなかったが、なあに、多少時間はかかるが、ここで持ちこたえていれば、こちらは数がどんどん増える、向こうは数が限られているということだ」
「まったくその通りで」
エスカミーリオはいったん兵を収めて、バルミアへの偵察兵を出した。

バルミアでの戦闘の間、ピエールはヤクシーと共に、宿屋の二階に寝転がっていた。
「こういう時は泥棒の稼ぎどころじゃないの?」
ヤクシーがからかうように言った。
「火事場泥棒ってのは性に合わねえ。それに、ピラミッドに、一生かかっても使い切れねえ宝を隠しているんだ。小さい仕事はもうやらねえよ」
「こうしているのも退屈だから、ちょっと外に出てみない?」
「よしとけよ。好奇心は猫を殺すって言うぜ。女って奴はつまらん好奇心が多すぎる」
「臆病者!」
「何を!」
ヤクシーに挑発されて、ピエールもしぶしぶ外に出た。
町は戦闘がおさまったらしく、ひっそりとしているが、街路には死体があちこちに転がっている。そのほとんどはマルスに射殺されたグリセリードの兵士である。
「マルスたちはどうしているかな」
死体に突き立った矢を見てマルスを思い出したピエールが言った。
「あらっ」
ヤクシーが足を止めた。
「どうした?」
ピエールが聞くのに答えず、ヤクシーは駆け出した。
ピエールがヤクシーに追いついた時、ヤクシーは、町の四つ角であたりをきょろきょろ見回していた。
「一体どうしたんだよ」
「知った顔を見たの。パーリの人間よ」
「パーリの人間だって? そいつは珍しいな」
「ほら、イライジャの弟子のオマーよ。彼に良く似た顔だったの。服装はアスカルファン風だったけど」
「ほう、妙だな。もしかしたら、ボワロンとパーリの戦争のずっと前からここにいたんじゃないか?」
「かもしれないわ。私はダムカルには数年行っていなかったから、オマーの消息は知らないの」
「で、そいつを見失ったんだな」
「そう。まるで消えてしまったみたい」
 二人はその近辺を探したが、オマーはやはり見つからなかった。

宮殿での戦闘はあっけなく終わった。
宮殿まで迫った敵兵の数は僅か数百人であり、国王の近衛兵だけでも十分に持ちこたえられた。そこにオズモンド率いる親衛隊五百人が救援に来たのだから、形勢は完全にアスカルファンに有利になった。白兵戦に勝るグリセリード軍も、数の不利によって圧倒され、やがて全滅したのであった。
戦闘の終結を見届けたマルスは、戦後処理の仕事に追われるオズモンドを残し、マチルダらの元に戻った。
 この戦闘でのマルスの神がかった働きの噂はローラン家にも届いていた。
 不安な思いでマルスの帰りを待っていたマチルダたちは、マルスの顔を見て飛びついてきた。
「マルス! 無事だったのね」
「怪我が無くて良かったわ」
マチルダ、トリスターナが口々に言う。ジーナもその後ろで笑顔を見せていた。
彼女たちの顔を見れば、自分のあの大殺戮も正しい行為だったとマルスには思われた。




記事タイトルを読んで「ハウル」の主人公の声優を務めた倍賞千恵子かな、と思ったが、芦川いづみと書かれていて、納得である。記事中に書かれた「あじさいの歌」「日の当たる坂道」は日本映画の傑作なので、機会があれば見ることをお勧めする。「乳母車」という無名の傑作もあるが、そちらに芦川いずみは出ていたかどうか記憶がない。とにかく、日活映画のヒロインというと浅丘ルリ子が有名だが、あのけばけばしい顔より、清楚な芦川いずみのほうが私ははるかに好きだった。
それがチンピラ役の多かった藤竜也と結婚した時はかなりがっかりしたものである。まあ、大物男優はマスコミを恐れて大物女優とのつきあいをしない(それにお互い、事務所関係の問題がある)のだろうから、無名の脇役男優のほうが女優との艶聞の機会は多いようだ。火野正平などその代表である。図々しく接近すれば、案外と大物女優も相手にしてくれるわけだろう。
ちなみに、大島渚監督が「愛の何とか(闘牛の意味の原語。今思い出した。「コリーダ」である。)」で映画の中で本番セックスを撮影するつもりだったが、引き受ける女優がいなくて悩んでいたら、奥さん(元は有名な女優)が「私がやろうか」と言って旦那を仰天させたという話があるwww 女優は普段から映画でラブシーンやベッドシーンに慣れているから性的におおらかというか自由なのだろう。他の女優が断ったのは、要するに、それ(本番撮影)で芸歴が終わりになると考えたからだと思われる。

(以下引用)


少年時代の宮崎駿が家の前で待ち伏せするほど大ファンだった女優


 宮崎駿監督のアニメに登場するヒロインには、モデルがいると言われています。日本映画の全盛期に活躍した女優の芦川いづみさんです。

【画像】見た目も似ている? こちらが宮崎アニメヒロインのモデルかもしれない人物です(4枚)

 芦川さんは1953年に映画デビューをした女優で、数々の映画に出演した後、日本を代表する大スター、石原裕次郎さん主演の映画でヒロインを務めて人気を確かなものとしました。

 芦川さんの印象をひと言でいえば「可憐」でしょう。透明感と清潔感があって、理知的でありつつ親しみやすい、「和製オードリー・ヘップバーン」と称されるほど目がぱっちりとした美人で、どこかかわいらしさも感じさせます。藤竜也さんと結婚して1968年に映画界を引退しましたが、いまでも定期的に特集上映が組まれるほどの人気です。

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●鈴木敏夫プロデューサーの推測
 宮崎駿監督、盟友である鈴木敏夫プロデューサーも大ファンでした。鈴木さんによると、宮崎監督が通っていた中学校の目の前に芦川さんの自宅があり、「ここが芦川いづみの家だ」と友人たちと騒いだり、彼女が家から出てくるのを待ち伏せしたりすることもあったそうです。

「宮崎アニメのヒロインの原型は芦川いづみ」と、宮崎監督が明言しているわけではなく、あくまで鈴木さんによる推測でしかありません。とはいえ、あらためて芦川さんが出演している作品を観ると、どこか納得してしまう部分があるのです。

『未来少年コナン』の「ラナ」、『ルパン三世 カリオストロの城』の「クラリス」、『風の谷のナウシカ』の「ナウシカ」、『天空の城ラピュタ』の「シータ」、『となりのトトロ』の「サツキ」、『魔女の宅急便』の「キキ」……と、いずれも可憐で、透明感と清潔感があって、理知的で親しみやすさのあるヒロインばかりです。

「宮さんが描くヒロインは、健気で一途でひたむきで一所懸命」とは鈴木さんの言葉ですが、これは芦川さんが演じた役柄にも共通するイメージです。宮崎監督が好きだと言う『陽のあたる坂道』では、石原裕次郎さんの妹で、病弱だけれど健気で意志の強い少女という役柄を演じました。

 また『あじさいの歌』は祖父によって洋館に閉じ込められていた芦川さん演じる可憐な少女が、石原さんの来訪によって解放されるという物語です。いずれもクラリスをはじめとする宮崎アニメのヒロインを思い起こさせます。

 宮崎監督が脚本を担当した『コクリコ坂』の気丈なヒロイン「松崎海」は、見た目も雰囲気も芦川さんによく似ています。それもそのはず、『コクリコ坂』は芦川さんが出演していた日活青春映画の影響を大きく受けており、鈴木さんはスタッフに日活青春映画を観るように伝えていたそうです。

●「自立した女性」を演じた芦川さん
 同じく石坂洋次郎先生原作の映画『あいつと私』では、石原さんのガールフレンドになるヒロイン役を務めています。自立心が旺盛で、自分から安保反対のデモに飛び込んだり、大金持ちの息子である石原さんとも対等に握手したりする、新しい時代の女性をさわやかに演じました。「自立した精神を持つ女性」は宮崎アニメのヒロインの重要なキーワードです。

 とはいえ、ただ新しさを追い求めるだけではなく、4人姉妹の長女として、もっと飛んでいる妹たちの良き姉として振る舞おうとする現実感もありました。このような「長女感」も芦川さんが演じる役柄の特徴であり、宮崎アニメのヒロインとの共通点です。

 やはり「宮崎アニメのヒロインの原型は芦川いづみ」という鈴木プロデューサーの推測は当たっているのではないでしょうか?

(大山くまお)


第三十一章 鬼神

はっと我に返ったマルスは、すっかりこわばった手を伸ばしながら立ち上がった。
気が付くと、オズモンドも周りの兵たちも皆、呆然とした顔でマルスをじっと見つめていた。マルスの神技に皆、恐怖に近いほどの感嘆の気持ちに捉えられていたのである。
「マルス、君は人間か?」
オズモンドがやっとのことで声を掛けた。
「もちろんだ。だが、これだけ人を殺したのでは、悪魔と言われても仕方が無いな」
マルスは虚ろな気持ちで笑った。一体、何のためにこれらの兵士は死なねばならなかったんだ。もちろん、彼らを殺した事自体を後悔しているわけではない。彼らを殺さねば、マチルダもトリスターナも市民たちも皆、死ぬか暴行されていただろう。だが、こんな戦に何の必要性があったというのか。一部の人間の野望の為に、これほど多くの人間の血が流されていいのか。
海の上も、陸上も、夕日が血のように真っ赤に染め、そして海の上にも陸の上にもおびただしい本物の血が流れていた。海上を漂う船の残骸が、まるでグリセリードの兵士たちの墓標のようである。

マルスたちは気付かなかったが、バルミアを攻撃したグリセリード軍の一部は、港から王宮の方へ攻め上っていた。
王宮からの伝令でその事を知ったオズモンドは、すぐさま親衛隊を率いて王宮に戻ることにした。
「マルス、君はどうする?」
「マチルダやトリスターナが心配だ。君の家に行ってみる」
「そうか、なら、僕は王宮へ向かう。後で来てくれ」
「分かった」
オズモンドが去った後、マルスはぐったり疲れた体をグレイに乗せた。
グレイは、まるで自分の行くべきところが分かっているかのように、オズモンドの屋敷に向かった。
グリセリード軍の一部はバルミアの民家に押し入って、強奪、暴行をしている。マルスは馬上から、そうした悪党どもを見つける度に、弓で射殺しながら進んでいった。
「虫けらどもめ!」
マルスの心には、先ほどとは打って変わった怒りが湧き起こっていた。
敵兵の中には、マルスを見て矢を射掛け、あるいは槍や剣で切りかかろうとする者もいたが、どういう訳か、それらの矢はマルスがよけるわけでもないのに、一つもマルスに当たらなかった。
憤怒の表情で次々とグリセリードのやくざな兵士たちを射殺していくマルスは、まさに鬼神であった。
 その有様を目撃したバルミアの市民たちは、マルスの後ろにひれ伏して、マルスを拝むのであった。
やがてローラン家の門が見えてきた。
初めて、マルスの心に不安が起こってきた。自分がいない間に、マチルダたちの身に、何か悪い事が起こっていないだろうか。
グレイから下りたマルスは、ローラン家の門の前に立った。門は閉まっている。周りを見回したマルスは、門の上に攀じ登って、邸内に飛び降りた。
広い敷地を小走りに進んだマルスは、屋敷のドアをノックした。
「誰かいるか! マルスだ」
ドアが開いて、クアトロのいかつい顔がのぞいた。マルスはほっと安心した。
「やあ、クアトロ、ここには敵は来なかったか?」
「来たよ。三人だけだが、俺が殺した。まだ庭の中に置いてある」
「そうか、よくやった。皆大丈夫なんだな?」
「もちろんだ」
マルスはマチルダの顔を一目見たいと思ったが、今日はなぜか、マチルダの顔を見ると王宮へ戦いに行く気力を失いそうな気がしたので、そのまま王宮に行くことにした。
「王宮にグリセリード軍が来ているそうだから、僕は王宮に向かう。君たちは、このままここを守っていてくれ」
「分かった。安心しろ、マチルダさんたちには指一本触れさせない」
マルスはクアトロにうなずいて、ドアから離れた。
マルスの仕事は、まだこれからである。

 バルミアの東側で囮になっていた三十隻の船にエスカミーリオはいた。
 海岸で敵の上陸を待っていたジルベルト公爵が、痺れを切らして軍の大半を引き連れてバルミアに戻ったのを確認した後、船は海岸に悠々と近づき、上陸を開始した。残っていた千名のアスカルファン軍は慌てて矢を射掛けたが、船の方からも矢で応酬する。数少ない弓兵しかいないアスカルファン軍は、たちまち圧倒されて、後退し始めた。その間に、船からは兵士たちがどんどん上陸していく。船に積んでいた馬ごと海に乗り入れて、海岸に泳ぎ着く騎兵もいる。
 やがて本格的な戦闘が始まった。白兵戦になると、百年近い平和の時代を過ごし、ほとんど戦らしい戦をしていないアスカルファン軍の兵士と、戦乱の中に生き延びてきたグリセリード軍の優劣ははっきりしていた。
「見ろ、やはり我が軍の兵士の勇猛さは、一人がアスカルファン兵士三人ほどに匹敵するわ」
 戦闘を眺めていたグリセリードの将校の一人が高笑いをした。

不思議なことというか、あまり誰も指摘しないことだが、「嫁・姑問題」は、かなり日本限定の問題ではないか、という気がする。
欧米の場合は、子供は最初から別個人という感覚が強いのか、息子がどういう女と結婚しようが我関せず、という感じがする。そもそも、息子夫婦が両親と同居する例が少ないから軋轢が生まれにくいのだろう。つまり、「嫁・姑問題」は日本の住宅事情問題ではないか。インドや韓国や中国などには日本と似たものがあるかもしれない。「血縁者集団の中にエイリアンが入ってくる軋轢」である。

下の記事は、記事中の引用部分の書き手が脚本家のわりにはその部分には面白さはない。相互の異常な憎悪感がたちこめている。まあ、嫁がおせちを作る、と聞いて「エスニック?」と皮肉を言う義母の頭の鋭どさと言うか回転の速さは凄いな、と思う。「お見事!」と言いたいほどだが、嫁にはそれどころではないだろう。
まあ、こういう記事が増えると、ますます日本の非婚化は進むと思う。もはや日本の若者は恋愛にも結婚にも二の足を踏む人が多いのではないか。単なる経済低迷と貧困化のためだけでもなさそうだ。子供たちも、自分を育ててくれた親への感謝どころか、「こんな世界になぜ生んだ」と恨まれそうであるww それで結婚する気が起きるはずもない。

(以下「紙屋研究所」から引用)記事中の引用部分は囲み記事だが枠が消えたので青字にする。

2024-12-26

今井雅子「涙のエスニックおせち」

新聞記事
 脚本家・今井雅子が「しんぶん赤旗」でエッセイを連載している。

 今日付の今井のエッセイは「涙のエスニックおせち」。「十年あまり前の大晦日、夫の実家で鍋を囲んでいた」という状況を描いている。

 冒頭に、義母と自分の会話を描く。

 義母と自分の関係がドライであることを、会話から伝える。

 義母はねちねちと嫌味ったらしい感じではなく、サクッと皮肉を言ったり、矛盾を突いたりする、そういうサバサバさがある。他方で、今井の方も、それに過剰に突っかかるというほどはないが、負けじと言い返すタイプである。

 おせちを作らないといけないので帰る、と今井は宣言する。義母は皮肉とも驚きともつかぬ調子でおせちなんか作るの? と聞き、今井は作りますよと意地を張る。しかし本当はおせちなど作らないのである。

 そこに義母が一言。



 「エスニック?」

 次の瞬間、涙がダバーッとあふれた。アニメ脚本のト書きで「滝涙(たきなみだ)」という表現がある。キャラクターの目から滝のように涙が流れる様子を指す。アニメならではの大げさな表現だと思っていたが、リアル滝涙に我ながら驚いた。

 もし、「本当に作れるの?」と挑発されたら、「おせちくらい作れますよ!」とムキになって言い返したはずだ。ところが、不意打ちの「エスニック」に緊張が緩み、隙ができた。そこに涙が流れ込んだ。予定調和を崩して会話にメリハリを生む「ずらし」の手法。これを義母は無意識にやってのけだ。「あなたがおせちを作るとしたら、さぞ風変わりでしょうね」というスパイスも利かせ、お見事である。

 あの日のわたしには「エスニックおせちって、お義母さん面白すぎます」と笑い飛ばす余裕はなかったが、今は講演や脚本講座でネタにしている。




 脚本の技法としての「ずらし」として興味深いとともに、日常の会話やコミュニケーションの一つの手法としての「ずらし」にも思いが及んだ。会話の緊張を緩ませて隙をつくる上で、こういう手法があるのかと。(ただヘタにやると、相手をいっそう激怒させそうではある。)

 義母にキレてかかるのでもなく、涙を滂沱と流したあたりも、今井が本当にテンパっていたのだということが伝わり「姑vs嫁」ではなく、やさしく同情や共感を誘う文章に変わる。文章としてだけでなく、実際にその場に居合わせたら、「大変そうだな…」という思いを、側に居て思ったに違いない。

 そして時間が経ってみれば「あの日のわたしには『エスニックおせちって、お義母さん面白すぎます』と笑い飛ばす余裕はなかった」という総括もできる。対立で頭がいっぱいの今にはあまりそういうことを考えられないだろうが、やはり寝かせておけばそういう感情を持てるんだろうかと、ふと裁判をたたかっている身として思いがよぎる。



 とまあそんなことをあれこれ思いいたさせるエッセイであった。
世界で日本だけCDが売れている(かどうかは私は知らないが)ことについての外国人のコメントの一部である。私も、サブスクは毎月借金を払う生活になると思っている。
ただし、CDよりもレコードのほうが私は好きである。CDでカットされた「人間には聞こえない領域」の音が存在することで、音に深みがあったと思うからである。もちろん、針の擦過音は無いほうがいいとは思う。
なお、古くなった物は、思いがけない利用法が出てくるものである。

(以下引用)

■ 日本人には未来が見えてるんだよ。
  やがては全てがサブスク方式になって、
  昔の曲を聴くために毎月20ドル払わされる事になる。
  それを見越してるんだろう。 +9 アメリカ




■ 俺はストリーミングでもCDでも聴く。
  とりあえず今でもCDを買い続けてる。 +26 




■ 日本は1990年代から動きたくないようだ。
  今でも現金主義だし。 +2 香港在住

「日本では高額紙幣が偽札扱いされない」 外国人が語る母国では不可能な日本での体験談




■ CDは最高だぞ。
  ブルーレイ、PS、Xbox、任天堂のゲームは今でも買う。
  ハードなら捨てるか売るかするまで、
  永遠に自分の物なわけだし。 +21 シンガポール




■ おそらく日本人は他のどの国民よりも、
  所有権の大切さを理解してるんだよ。 +24 オーストラリア

第三十章 大殺戮

 最初にグリセリード船を発見した漁師からの報告を受けて、アスカルファン軍は、主力軍をバルミアの東、五十キロメートルほど離れた海岸に差し向けた。
しかし、彼らがその海岸に到着した後届いた第二の報告は、そことは全く違うバルミアの西三十キロの地点へグリセリード海軍が出現した事を告げていた。
「くそっ、今から軍を返しては間に合わん」
総大将のジルベルト公爵は大声を上げた。
「西側には私が向かいましょう」
ロックモンド卿の言葉に、ジルベルト公爵はうなずいた。
 ロックモンドが五百の騎兵を引き連れて西に向かってかなりたった後、第三の報告が、三十隻の船団がバルミア正面に現れた事を告げた。
「バルミアだと? あそこにはもはや国王の近衛兵と親衛隊千人しかいないぞ」
ジルベルト公爵は頭を抱えた。

 最初に東側海岸に現れたグリセリードの船団三十隻は、海岸に近づこうともせず、のんびりと沖に停泊している。この船団が囮であることは、もはや明らかだった。
 船が近づくのをじりじりとしながら待っていたジルベルト公爵は、しびれを切らし、海岸には千名の兵士だけを残し、残り四千名を率いてバルミア救援に向かった。しかし、騎兵はともかく、歩兵隊がバルミアまで行き着くには、どんなに急いでも一日半はかかるだろう。 
 二番目に船の接近が報告された西側海岸では、すでにグリセリード軍の上陸が始まっていた。ロックモンドの軍は、三十五隻の船から上陸したおよそ七万人のグリセリード軍がバルミアに向かって進軍するのに途中で出会って、戦闘が始まった。

 同じ頃、バルミアの人々は、沖に現れたグリセリードの大船団を見て恐慌に陥っていた。
 マルスはケインの店からありったけの矢を取ると、港を見下ろす崖にグレイを走らせた。
そのすぐ後にマチルダとジョーイも馬で続く。
「畜生! 投石器があれば、ここからあの船を皆やっつけてやれるのになあ」
港に近づく船団を見下ろしてジョーイが叫んだ。
 マルスは、ジョーイとマチルダに命じて、火矢をどんどん作らせた。
 通常では絶対に矢の届かない遠距離に船はいるが、崖の上からならいつもの一倍半から二倍の距離を飛ばす事ができる。
 マルスは、油を染み込ませた布を巻きつけた火矢を大空高く射た。
 矢は空高く舞い上がった後、船団の先頭にいる船の上に落ちた。
 やがてその船から火の手が上がる。
「やったぜ!」
ジョーイが躍り上がって叫んだ。
 マルスは次々に矢を射る。矢は驚異的な正確さで船の上に落ちていく。やがて三十隻の船のおよそ半数から火が上がりだした。
 しかし、火が付きながらも先頭の船はバルミアの岸に近づいていく。
 やがて、完全に燃え出した船を見捨てて、グリセリードの兵たちは海に飛び込み出した。
その頃には港に到着していた国王の親衛隊が、オズモンドの指揮下に、海から泳ぎ渡ろうとするグリセリードの兵たちに矢を射掛けた。
船の中には、火事で動転して操縦を誤り、衝突する物もある。それらの船から兵士がどんどん海に飛び込み、岸に泳いでいくが、アスカルファン軍の矢が頭上から降り注ぐ中で、一人また一人と海に沈んでいった。しかし、六万人の兵の半分以上はそれでも岸まで泳ぎ着き、あちこちで戦闘が始まった。
マルスは崖の上からその様子を見て取って、グレイに飛び乗った。
「マチルダとジョーイはローラン家に行っておいてくれ。ジョーイ、ケインの店に行って、ケイン一家と店の者たちをローラン家に避難させるんだ。そして、クアトロと一緒に女たちを守ってくれ、頼む」
馬上から叫んだマルスにジョーイも大声で答える。
「分かった。大丈夫、安心しな。女たちは俺たちがしっかり守ってるから」
マルスはグレイの横腹を蹴ってバルミアの海岸へと崖を駆け下りた。

町の人間の多くは、戦いを避けて、近くの裏山に逃げている。戦闘はまだ港のあたりだけである。
マルスはオズモンドの率いる親衛隊の中に馬で飛び込んでいった。
「おお、マルスか! よく来た」
オズモンドが嬉しげな声を上げた。
「マルスだ、軍神マルス様が現れたぞ! もう大丈夫だ!」
兵の中から次々に声が上がる。前の戦いでマルスの名は鳴り響いていたからである。
マルスは弓兵隊の中に入り、恐るべき速度と正確さで弓を射始めた。アスカルファン軍の前面にいた敵兵は、マルスの矢で次々と倒れていく。僅か数十分の間で、マルスの矢に倒れた敵兵は百人に上っていた。
マルスは弓を引く機械のように、目に入る敵兵をただ倒していった。心の中は真っ白であり、ほとんど何も考えていない……。
気が付くと、夕日があたりを赤く染め、バルミアの港と海岸は、マルスの矢で倒れたグリセリード軍兵士の死体が累々と並んでいるだけだった。
まったく信じ難いことだが、マルスはこの戦いで、一人で二万人に近い敵兵を矢で倒したのであった。



記事タイトルは「甲斐加入で絶望の巨人捕手陣」みたいなものだったが、まさにその通りだろう。特に若手は、今後、上がベテラン捕手たちでつかえているため、一軍出場はほとんど不可能になる。阿部監督が、「甲斐がさえない成績でも意地で使い続ける」可能性も高い。
広岡も言うように、リーグか変われば、甲斐の経験や知識もさほど役立たない可能性もある。
まあ、もともとアンチジャイアンツの私としては非常に面白い。下手をしたら来年のシーズン中にも内紛が起こる可能性は高いだろう。そしてシーズン終了と同時に他球団移籍を求める捕手が続出する可能性も高い。
野球選手は個人事業主であるため、球団にはそれを止める権利は本来は無い。ここは、法的問題として明確にするべきだろう。つまり、FAだけでなく、他球団と確約(密約)したうえで、自主退団、そして即座に他球団と契約、でもいいはずだ。もともと「フリーエージェント(FA)」とはその意味だったのではないか。選手の労働問題として、そして人権問題として考えるべき話である。
死んだばかりのナベツネの言葉をアレンジするなら、「たかが会社ごときが」勤労者の人生を束縛する権利がどこまであるか、ということだ。今の地獄のような日本の雇用者状況は、すべてそこに原因がある、とも言えるだろう。つまり「会社絶対主義社会」である。社会主義を逆転した「会社主義」と言ってもいいww

(以下引用)

甲斐拓也(C)共同通信社
甲斐拓也(C)共同通信社
© 日刊ゲンダイDIGITAL


「本当に光栄なこと。気持ちを新たに、もう一度野球選手として、ここからスタートするといった気持ちでいます」

ソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也(32)が26日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。5年15億円の大型契約で、阿部慎之助監督(45)が現役時代に背負った背番号10も託された。

巨人移籍かソフトバンク残留かで悩んだという。入団の決め手について「阿部監督です。それが間違いなく決め手、決断の一つかなと。司令塔になってもらいたいと。10番を受け継いでほしいと。ものすごくうれしい言葉でもあった」と説明。阿部監督は「今年最後のビッグニュース。とても興奮している。日本を代表するキャッチャー。競争して切磋琢磨してチーム力が上がる。すごくいい刺激になる」とチーム内競争の活性化に期待したが、さる球界関係者がこう言った。

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「阿部監督のゾッコンぶりを見ると、引退後の『終身雇用』まで約束しているともっぱらです。ただ、32歳の今季の盗塁阻止率は.284と年々、肩の力が落ちている捕手に、5年という長すぎる契約は適正なのかと疑問視する声もある。『聞いてないよ』と言いたいのは、巨人の捕手陣でしょう。全試合出場を望んでいるとされる甲斐を補強したということは、既存の捕手陣の出場機会は、大幅に減少することになる。ベテラン小林のプロテクト漏れがウワサされる一方、今季国内FA権を取得した大城も、権利を行使せずに残留を決めた後に甲斐が加入。来ると知っていれば、FA移籍してたんじゃない? とささやかれていますが、このオフ、年俸1億6000万円の複数年契約を結んだ以上は身動きが取れません」

一番ガッカリしているのは、今季の正捕手ではないか。

「12球団トップの盗塁阻止率.475を誇った28歳の岸田は、2番手に降格することで出番は大きく減るでしょうし、山瀬や喜多といった若手捕手は、少なくても来季の出番はほぼ皆無でしょう。そんな状況では巨人の捕手陣からトレード志願が相次いでも不思議ではない。フロントは最もそれを危惧しています」(同)

捕手の活性化どころか、衰退する危険があるというわけだ。

◇ ◇ ◇

甲斐拓也の加入によって、その他のことでも「マイナスに働きかねない」という声もある。いったいどういうことか。元バッテリーコーチで評論家の秦真司氏が悲観した「問題点」とはいったい何か。いま、巨人で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

いまだにこの風潮は続いているらしく、最近はコミックの表紙に登場キャラの舌だし顔(実に醜い)を描く作者を何度か見ている。「演技としての」反抗ポーズ。実は従順な資本主義の奴隷。

(以下引用)

cho********さん

2016/9/9 11:49

3回答

ロックの人が舌を出すのはなぜですか?

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ベストアンサー
get********さん

2016/9/9 11:59

行儀がわるいから。

ロックは元々社会的反抗心が原動力になっているので、社会的に不快とされる行動をあえて取る人が多かったのです。「他人と違う俺、カッケー!」という若さも手伝い、
・中指を立てる
・ゲップをする(アメリカではおならより大罪)
・舌を出して挑発する・
・機材を破壊する
・ドラッグ吸引

などの行為がよく行われていました。

現在ではロック自体が当たり前のモノになったため、こういう行動をする人は少数派ですが…
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