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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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第四十七章 スオミラ救出

マルスたちの一行は、レントを出発して、アルカードに向かっていた。
アンドレがレント国王から貸し与えられた兵士の数は二百人である。国王は、もっと出そうと言ったのだが、今回はアスカルファンの場合と違って、勝っても戦費の捻出が難しいので、二百人に止めたのである。
「今度は前と逆だな。こちらが城を攻める番だ」
オズモンドが言った。
「しかも、中にいる市民に被害を与えてはならないんだから、さしものアンドレも頭が痛い事だろう」
オズモンドは、考える事は自分の役目ではないと決め込んでいる。
アンドレは船室の一つで机に向かったり、ベッドに寝転んだりしてあれこれ悩んでいる。
翌日はスオミラに着くという日の夕方、彼は部屋から出てきてみんなに言った。
「やはり、正面から攻めるのは市民の被害が大きい。奇襲でいこう」
アンドレは計画を説明した。
「スオミラの町の城壁のうち、背後の川に面した側には、外からは見えないが、下水溝が川の下に開いている。河の水位が下がったら、頭一つ分は上に空間が出来て、そこから中に入れるはずだ。運が悪ければ、汚水の下を潜っていくしかないが」
男たちは、互いに顔を見合わせた。
「下水溝を潜っていくんですか?」
ジョンが情けなさそうな顔をした。
「全員ではない。誰かが入っていって、城門を開くんだ。そうすれば、兵士たちに一斉に中に突入させる事が出来る」
「俺は下水に潜るのはいやだぞ。ローラン家の者が、そんな事できるか」
オズモンドが早速断った。
「君には期待していないよ」
アンドレも冷たく答える。
「僕がやろう」
と言ったのはマルスである。
「私も行きます」
とオーエン。
「では、僕を入れて三人だ。ジョンは、安全な所で、トリスターナさんとマチルダさんを守っていてくれ。オズモンドは、中から合図があったら、兵たちを指揮して、中に突入するんだ」
アンドレの言葉に、女たちは文句を言った。
「そんな。私たちも働かせてください」
「いや、気持ちは嬉しいんですが、あなたたちは、離れたところにいてください。もし、負傷者が出たらその看護をして頂きたいのです」
アンドレは二人を押し止めて言った。

翌日、夕日が沈む頃、船はスオミラの町から二キロほど離れた所に停泊した。
そこから歩いて、スオミラの町が目に入った所で、トリスターナ、マチルダ、ジョンの三人は待機し、残る兵士たちは監視兵に見つからないように、姿を隠しながらスオミラの町に近づいていった。
町から数百メートルの所に兵士たちを潜伏させ、マルス、アンドレ、オーエンの三人は、川に身を沈めた。初冬の川水は、身を切るように冷たい。
一面の星空だが、月は無く、監視兵には見つかりにくい夜である。
先頭のマルスがアンドレに教えられた下水溝を探す。なるほど、人間の頭が僅かに出るくらいの隙間が見つかった。
その下は、人が四つん這いになってやっと歩けるくらいの穴である。もしもこの中に閉じ込められて、水位が上がったら、溺死するしかない。
幸い、この時間には城内から下水が流れることもなく、三人は無事にその穴を通って城内に入ることが出来た。
中に入ったマルスは、持っていた弓で、まず城壁の上の監視兵を射殺した。星明りの中だが、マルスの視力には十分な明るさである。監視兵は、城壁の上に崩れ落ち、あるいは下に転落した。
その間に、アンドレは城内の様子を探りに走って行き、オーエンは城門を開いた。
マルスは城門の上に立って、合図の火縄を振った。
外に待機していた兵士たちが城内に駆け込んでくる。城内にいたグリセリードの兵士たちは、その物音に驚いて飛び起きたが、兵士たちの先頭を切って走り込んできたクアトロに、たちまち五、六人が真っ二つにされた。他の兵士たちもそれぞれグリセリードの兵士を切り殺し、城内にいた百五十人のグリセリード軍兵士のうち半数ほどは、最初の数十分間で死体になった。そして、残る半分は、相手兵士の数を見て、降参したのであった。


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秋アニメで見たいものが無いので、「夢見る男子高校生は現実主義者」を再視聴しているが、前に書いたように脚本がベテランの横手美智子で、なぜ彼女ほどの脚本家がこんな、まったく聞いたこともない作品の脚本を引き受けたのか疑問に思って見始めたアニメで、思ったよりかなり優れたアニメである。キャラ絵に魅力が乏しいなどの欠点はあるが、作中の人物像やそのセリフ内容に深みがある。これは原作によるものではあるだろうが、脚本の力もあるのではないか。
で、今回の話は、その中のセリフのことで、主人公の佐城が、憧れのヒロインの言動に接して

「ああ、もう可愛いかよ」

と独白するのだが、問題はこの語尾の「~かよ」である。この語尾はアニメキャラのセリフとしてはよく聞くものだが、このように「可愛い」に「かよ」をつけたのは初めて聞いた。
分析的に言えば「~かよ」は疑問詞(疑問の語尾)で、最近のアニメでの用法はキャラの自問自答として使われるのだが、実は自問自答ですらなく、「感想や思想の曖昧化」に用いられていることが多いと私は見ている。それが明確に出たのが、この「可愛いかよ」である。ここでの佐城の感想は自分自身に言ったものであり、曖昧化する必要性はゼロなのである。
こうした場合にすら自分の思想や感情を曖昧化して表出することに、私は現代の若者の「人間関係における用心深さ」あるいは「小心翼々とした姿勢」を感じるのだが、それは前の世代の人々の「露骨な感情・思想の表出」への嫌悪感か、あるいはその不用心さを自分は避けようという無意識から来た行為だと思う。どうだろうか。
もちろん、すべての若者がそうなのではなく、自分の考えや感想をあけすけに言う一派もまた存在するのであり、このアニメの作中の女生徒のひとりでがさつな古賀という女子は自分やその周囲の性体験を露骨に仲間内でしゃべるのである。そういう意味では「不用心派」と「慎重派」という、昔ながらの二派でしかないとも言える。大雑把に言えば社会全体としては「男性の女性化」「女性の男性化」とも言えるかもしれない。





第四十六章 グリセリード

アスカルファン侵攻の失敗を聞いたグリセリードの女王、シルヴィアナは、烈火のごとく怒って、第二次遠征軍の派遣を、デロス将軍に命じた。
デロス将軍は、この国第一の武人であり、アスカルファンごとき小国にはもったいないというのが群臣たちの考えだったが、シルヴィアナの剣幕では、それに反対するわけにもいかない。
「ご命令とあらば参りますが、アスカルファンを取って、何の利益があるのでしょうか。今や、この大陸の東側は、すべてグリセリードのものとなりました。考えるべきは、この版図をいかに維持するかであり、油断をすれば、この大国はすぐにでも反乱によって四分五裂しましょう。まして、大山脈を越えて行くには、騎馬部隊の派遣は不可能であり、船で行くには、これから兵士を大量に運ぶだけの大船を無数に作らねばならず、多大な出費がかかります。そのような犠牲に見合うだけのどんな利益が、アスカルファン攻略にあるのか、お聞かせください」
デロス将軍は大広間に立ち、女王を直視して大声に言った。
群臣は、デロスが斬罪に合うことを予想して、目を伏せた。
女王は、一瞬言葉に詰まったが、すぐに
「利益だと? 私の胸がすっとすることが利益じゃ。お前は臣下の分際で王の命令に従わぬ気か。なら、お前の首を刎ねることで、私の胸を晴らしてもいいぞ」
「左様ですか。なら、アスカルファンに向かうことにしましょう。同じことなら女の手で死ぬより、戦場で強者と組み合って討ち死にするほうが気持ちいいですからな」
デロスは巨体を優雅にかがめ、皮肉に一礼して、女王の前から退出した。
宰相のロドリーゴは、女王の側で眠ったように眼を閉じている。
この宮廷で、ロドリーゴが自分の意志に従わせることができないのは、デロス将軍だけである。血で血を洗う戦場を幾つも潜り抜けてきたデロスの強靭な精神力は、何物をも恐れず、ロドリーゴの射るような視線を跳ね返してしまうのである。
だが、デロスは根っからの武人であり、国王に対する忠誠心を捨てる事はなかった。と言うより、シルヴィアナの父である先代国王ヴァンダロスへの忠誠を今も持ち続けており、国王の命令なら、いつでも死ぬ覚悟があった。
デロスは大臣に命じて、大船団の建造を計画させた。現在の技術の粋を使い、金を湯水のように使って、兵士三十万人を運ぶ大船団を作るのである。
女王シルヴィアナが即位したのは十二年前である。まだ二十二歳の初々しい女王が誕生したのは、先代の跡を継ぐはずだったその夫が、領土拡張の戦争の最中に戦死したからであった。そして、僧侶上がりの大臣ロドリーゴが宰相となった時から、シルヴィアナの専制はひどくなってきたのであるが、それがシルヴィアナと男女の関係にあるロドリーゴのためである事を知らぬ者は、この宮廷にはいなかった。
船団の完成は、どんなに急いでも九ヵ月後だと、宮廷の工人は言った。
「なら、わしの命も九ヶ月は安全というわけか。その間は小さな戦は他の将軍に任せて、のんびり過ごさせてもらおう」
デロスは自分の屋敷に戻って、九ヵ月後に出征すると、その若い妾のナタリアに言った。
「まあ、アスカルファンですか。ずいぶん遠くまで行かれるんですね」
「まあな。これまで乗った事のない船とやらにも乗らざるを得ない。わしは馬は得意だが、水の上に人間が浮かぶなどというのは気味が悪いわい」
デロスは風呂場でナタリアに背中を流させながら、そんな事を言った。
デロスの褐色の体は五十を過ぎた今も逞しいが、無数の刀傷や槍傷、矢傷で、つぎはぎである。
「今度の遠征にはヴァルミラも連れて行こうと思っている。お前たちは、もしもわしが戦場で死んだなら、この家にある物をすべて自分たちで分け合うがいい。ただ、財産を醜く奪い合うことはしないでくれよ」
「死ぬなんて、縁起でもない。それに、この家の方はみんないい方ですから、争い事は起こりませんわ」
「分からんさ。女が一人で生きていくのは大変なことだ。何かの時に、多少欲深になっても仕方がない」
「ヴァルミラ様も戦場に出られるんですか?」
「まあな。あいつも、男より馬と剣が好きな女なんだから、そろそろ本物の戦場という奴を見せてやろうと思ってな」
ヴァルミラは、デロスの一人娘で、小さい頃からデロスの真似をして剣や槍を振り回し、弓をオモチャにして育った娘である。
どういうわけか、デロスの女たちが生んだ子供は、男の子は一人も育たず、女の子のヴァルミラだけが十九歳の今日まで無事にそだったのであった。
容貌魁偉なデロスにも似合わず、相当の器量良しの娘なのだが、男にはまったく興味が無く、いつも自分を戦場に連れて行け、と父親に頼んでいた。



上に書いたタイトルは、日本公開時には「500日のサマー」となっていて、「500日の夏」って何だよ、と私は人知れず腹をたてたのだが、映画そのものは見ていないし、見る気もしなかった。単に「変な日本語」が嫌い、というだけである。
下の引用は、その映画を論評した「Flajile」(綴りはうろ覚え)というサイトから引用したものだが、映画そのものより、ここに書かれた或る種の女性の精神のあり方が、面白い。おそらく、かなり正直に書いていると思う。このサイトの英語の綴りが「fragile」なら、「繊細な(壊れやすい)」意味だから、この女性は自分自身を的確に表現しているのではないか。
もしかしたら、この引用はこのブログで二度目かもしれない。


(以下引用)赤字は私(当ブログ筆者)による強調。

(500)日のサマー
(500) Days of Summer/監督:マーク・ウェブ/2009年/アメリカ

ディズニープラスで鑑賞。劇場へは足を運んでおらず、初見は配信でした。今回で観るのが2回目になります。

あらすじ:恋だった。

※ネタバレしています。 注意書きをしていません。

冴えない青年トム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)が趣味の合いそうな女の子、サマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れをするお話。時系列がバラバラになっており、物語は2人が別れるところから始まります。サマーとの1日1日が、トムにとっては大切な日々であったということを思い知るんですね。モテる女の子にはモテるだけの理由があって、その魅力は誰もを魅了してしまいます。

この映画はのちに『モテキ』(2011年)に影響をあたえました。ついでに『モテキ』の話をすると、良いところも悪いところもあれど、『(500)日のサマー』に欠けていた「女性側の言い分」が入っているところが、『(500)日のサマー』より良かったかなと思います。でも、あえてサマーの言い分を入れなかった意図もわかります。物語の軸がぶれますから。

趣味が合うという理由で人を好きになるとき、趣味以外のことが合わなくても、ある程度は許容すると思うんですね。私はそうでした。なににせよこの映画を語ろうというとき、自分の話を抜きにしては言葉が出てこないのです。なぜなら、私にはサマーの気持ちしか理解できず、トムに感情移入している人とこの映画の話をすると喧嘩になってしまうんですよ。だからずっと避けていました。もう公開から10年以上経っているし、私もそのぶん歳を取りましたので、もういいかなと思って書いている次第です。

私には、サマーのようなときが過去にありました。私は異性愛者で、男性がいつもそばにいてくれて自分に惚れている状態が好きでした。笑顔で相手をコントロールし、傷つくことを避け、かわりに相手を傷つけて、でもそれが悪いとは全く思っていない。他者に対するリスペクトがなかったんです。相手も自分と同じ、血の通った、涙を流す人間だということさえも、きちんと理解していなかった。なぜそんな女になってしまったかというと、時はさかのぼって14歳のころの話になるのですが、これはあまりにも私の中で大きなトラウマの話なので、安易に語ることができません。

ざっくり言うと、自分に価値がないと思っていたんですね。価値がないから、人と真面目に付き合うことができない。自己肯定感の低さゆえだったと思います。にっこり笑ってなにもかもをやりすごし、にっこり笑って相手が自分に惹かれていくのを楽しむ。男性からの恋愛感情を受け止めることでしか、自分の価値を実感することができなかった。サマーもそうだ、とは言いません。映画の中で描かれないことを推測するのはただの妄想ですから。

座ったトムの膝の上に自分の足を乗せたり、公園で「ペニス!」と叫んだりするようなところも、私は、これはかつての自分のことかな……と思ってしまうんです。なお、相手の膝の上に自分の足を乗せるのは今もやりますが、さすがに「ペニス!」と叫ぶことはありません。シンプルにやべえやつですからね。

変わった人だ、と思われたかったんです。今ならそれを簡単に表現できるミームがあります。「おもしれー女」ってやつです。モテるモテないに外見は関係ないと思っています。相手の興味を、どのような形であれ惹くことができればいいというだけだと思っています。

関係に名前をつけたがるトムと、そんなことどうでもいい、幸せなんだからと言うサマー。サマーの態度は逃げに見えるでしょう。

私はよく恋愛をパフェに例えます。

私は恋愛をパフェのようなものだと思っていて、上の方の、キラキラして華やかで果物がきれいに乗っている、おいしいところだけを食べているのが一番良いと思っている。パフェは下の方もまあおいしいが、だんだん色んなものが混じってしまってコーンフレークでごまかされた気もしてしまう。(略)これはもうどうしようもないことだ。パフェの上の方だけ食べて生きていくことはできない。

花束みたいな恋をした/私のような貴方との恋 | 映画感想 * FRAGILE

サマーは私と同じで、恋愛のキラキラした美味しいところだけ食べていたいんだと思います。関係に名前がつき、第三者から恋人同士と認識され、次第に将来のことを考えたりしていくうち、それが破綻してしまうのを嫌がっているのではないのかなと。そうだとしたら、彼女が思わせぶりな態度ばかりとって、キスやセックスやちょっとした「好き」という言葉でトムを束縛していくことに不思議はないんです。深入りせず、美味しいところだけ楽しむ。享楽的と思えますが、そうすることで自分を守っているんだとも思うんですよね。

最後のほう、「サマーが他の人と結婚したことをわざわざ改めて報告する理由がわからない」と言われたことがあります。これは私はよく分かる話で、この場合の私の立場はトム側なんですよね。

一時期、男性の友人が結婚する直前に私に会いたがって、食事をしたひとが2〜3人いました。そういうふうに会った人の中で、今も良好な友人関係を続けていられている人はいません。このことについて「RPGをやっているとき、ラスボス戦直前に『そういえば、最初の村にあった宝箱には何が入っていたんだろう』って思って開けに行くようなものですよ」と言われ、爆笑しながら納得したことがあります。私が男性の気持ちを慮ることがなかったように、一部の男性は私の気持ちを慮ることがなかった。お互い様だと思いますね。


第四十五章 宝石箱

「おい、マルス、どこへ行っていたんだ。王妃がお前に会いたいとおっしゃってるぞ」
オズモンドに連れられてマルスは王妃の居室に行った。
マルゴ王妃は、まだ三十代前半の、非常に美しい人である。
「マルス、もっと近くに寄りなさい。お前の事は、アンドレから聞いています。お前の御蔭で、この国も私たちも救われました。そのお礼をしたいと思って呼んだのです」
王妃は、侍女に命じて、布に載せた小箱を持ってこさせた。
「王は、お前の働きに対して、あまりに過小なお礼しかしなかったようなので、これを私からお前への贈り物とします」
マルスは、その小箱を開いた。中にはまばゆく輝く宝石が幾つも入っている。おそらく、一つでも庶民が一生安楽に暮らせるだけの値打ちのものだろう。
「これは、頂けません」
「遠慮せず取っておきなさい。国を救った代償には、これでもまだまだ足りません。それから、こちらはアンドレに渡してください」
侍女が手渡した、もう一つの小箱には、五百リム金貨がぎっしり詰まっていた。おそらく、五十万リム以上あるだろう。
「レントへのお礼は、王から別にあるはずですから、これはアンドレ個人へのお礼です」
 王妃は、言葉を続けた。
「マルス、私から王に働きかけて、なんとかお前を貴族に叙すようにします。そうすれば、お前も所領を得て、安楽に暮らせるでしょう」
「有難いお言葉ですが、私は今のままで十分です。ただ、自分がオルランド家ゆかりの者であることを認めてもらえないのは残念ですが」
「そうだったのですか。ならば、この国でも最上の貴族の家柄ではありませんか。どうして、それが庶民になったのです?」
マルスは王妃に自分の出生の事情を説明した。
「そうですか。それは気の毒に。お前の父のジルベールが生きておればいいのですが」
「生きていると思います。ある優れた魔法使いが、そう言ってました」
「なら、きっといつかは父とめぐりあうこともできるでしょう。そう願います」
マルスは王妃に厚くお礼を言って退出した。

やがて、レントへの出発の日が来た。
今回の船旅には、レントに戻る兵士たちの他に、ジョーイやクアトロも一緒である。
初めてクアトロを見たマチルダやトリスターナは、最初は彼を怖がったが、彼が普段は大人しく優しいのを知って、安心した。
ジョーイはアンドレと気が合って、さまざまな工業の技術の話を夢中になってしている。
アンドレは、膨大な本を読んでおり、博学そのものであったが、その大半は机上の知識であったから、ジョーイのように現実から学んだ技術者の話が非常に面白かったのである。
二日後に、船はレントに着き、一行はレント国王にお目通りした。
アスカルファン国王からの莫大な謝礼は、レント国王を喜ばせたが、それよりも、アンドレや兵の大半が無事に帰ったことの方が、嬉しかったようである。
レント国王は、スオミラ救出のために兵を貸して欲しいというアンドレの頼みを快く引き受けたが、それには条件があった。スオミラの町を救うことに成功したら、レントに戻ってきて、レント国王に仕えるという条件である。
「というわけで、あなたもレントに住むことになりますが、いいですか」
と、アンドレはトリスターナに言った。
「おいおい、まだトリスターナさんはお前の求婚を受け入れてはいないぞ」
オズモンドが腹を立てて言う。
「私は、レントは好きですわ。でも、アルカードでもアスカルファンでも、どこでもかまいませんの。これまで十二年間も、狭い修道院の中だけで生きてきたんですから、どこでも素晴らしく見えますわ」
トリスターナが言うのに
「おい、今のは別に求婚を受け入れたというわけではないぞ」
とオズモンドが解説する。
「私は、皆さんといるのが楽しくて仕方がないの。旅も素敵だし、どこかで落ち着いて暮らすのもいいでしょうけど」
マルスの方は、トリスターナを巡る二人の鞘当てには構わず、マチルダと話し込んでばかりいる。こっちもこっちで、こうしているだけで、何とも言えない幸福感に包まれているのである。
「あの宝石を皆にやってしまったのは、少し惜しいわね」
マチルダが言ったのは、王妃からマルスが貰った宝石のことである。
マルスはジーナの家族に一つ、オーエンに一つ、ジョンに一つ、そしてマチルダとトリスターナにも一つずつ上げた残りは金に換えて、自分と行動を共にした騎馬隊の兵士たちにすっかり分け与えたのだ。アンドレとオズモンドは、自分らは宝石は要らないと断った。
マルスは、自分のためには、王妃の記念として、小さな指輪を一つ残しただけであった。
「僕なら、弓があればどこにでも獲物はいる。金の必要はないさ」
「でも、戦いをするにはお金が必要よ。必要な時、お金が無いってのも困るわ」
マチルダは現実的な意見を述べる。
本当は、いつかマルスと結婚する気でいるので、マルスの金遣いの無頓着さを今から少し矯正していこうと考えているのである。それに、マチルダはけっしてケチではないのだが、マルスと自分は一心同体だと考えているので、まるで自分の金が無駄遣いされたような腹立たしさも、少しはあったようだ。



こういう鬼畜校長の顔がどんなか写真に興味があって読んだが、最後の一文が面白いので転載する。強姦しながら「姦淫の意識はなかった」だそうだ。強姦だが姦淫ではない。哲学かww
なお、写真はコピーできなかったが、「普通の顔」である。
まあ、性欲に関しては男は似たりよったりだろう。ただ、それを自分で抑止できるだけのモラルが確立されていない人間が教師や校長になっているというところが問題で、被害者当人やその父兄にとっては「理不尽極まりない」話である。


(以下引用)

「中2の春に理科準備室で…」「卒業後もラブホテルに連れ込まれた」被害者A子さんが初公判で証言 準強姦致傷で逮捕の練馬区わいせつ校長(57)の「鬼畜の仕業」
11/24(日) 18:12配信


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文春オンライン
教育関係者からは評価が高かったという

〈女子トイレをうろうろ、教え子と‟不倫”再婚、マッサージで性的暴行…練馬わいせつ校長(55)「近すぎた女子生徒とのキョリ」《準強姦致傷容疑で再逮捕》〉 から続く

【実際の画像】「妊娠した不倫相手と再婚」わいせつ校長と元教え子のウェディングフォト

「マッサージ器を直接陰部に押し当てられました。ローターは膣の中に入っていたと思います」

 東京地裁に出廷した教え子が次々と性被害を明らかにしていく。被告人席に座った白髪頭の男に「理科教育のエキスパート」として知られた元校長の威厳はない。その視線は虚空を彷徨っていた。

 昨年9月10日、勤務する中学校の校長室で少女の裸の画像を所持したとして、東京都練馬区立中学校の北村比左嘉校長(57)が逮捕された。捜査の端緒となったのは、かつての教え子からの通報だった。

「2022年11月、都の教育委員会の相談窓口に『過去に北村先生からわいせつな行為を受けた』と電話があったのです。2023年2月、都教委から中学校を管轄する練馬区教育委員会に情報が共有され、同年7月14日に練馬署へ通報が入りました」(社会部記者)

押収されたデータには性的行為が収められていた
 強制捜査の末、校長室で掘り起こされたのは、余罪の痕跡の数々だった。

「通報者の教え子は、当時13、14歳の中学2年生。押収された動画データ29点、静止画データ19点には、北村被告が彼女の性器に触れたり、陰茎を挿入しているシーンが収められていました。被害者は彼女だけではなく、当時14、15歳の中学3年生だったA子さんに対する性的行為も記録されていた」(同前)

 北村被告は調べに対し、「自慰行為をするために保存していた」などと供述。鬼畜の仕業が明らかになったのだ。

「理科準備室でA子さんを仰向けにして陰部を触り、胸を舐めるなどの行為をした末、ピンクローターを膣に挿入。さらにマッサージ器を強く押し当てるなどの性的類似行為を行い、彼女がうめき声をあげても行為を継続した。その結果、A子さんに全治約1週間の粘膜傷害を負わせ、北村は準強姦致傷の疑いで再逮捕されました。調べに対し、北村は『姦淫の意識はなかった。被害者のことが好きになり、性的欲求を抑えられなかった』と供述していました」(同前)





テレビを見ないというか、見られないし見る気が起こることもほとんどないので、ジャパンカップの結果は知らないが、この記事によると1着から4着まで日本馬なのだろうか。いくら何でも国際レースの名が泣くだろう。まあ、それだけ海外での(あるいは日本でもか)競馬人気が落ちているのではないか。


(以下引用)

◆第44回ジャパンカップ・G1(11月24日、東京・芝2400メートル)

 国内外から強豪が集まった世界頂上決戦に14頭が出走し、1番人気のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)が天皇賞・秋に続くG1連勝を決めた。このレース結果を受けて、現役時代に中央&地方で通算4464勝を挙げている元騎手の安藤勝己氏が24日に自身のX(旧ツイッター)でレース分析をポストした。

 
 貫録勝ちしたドウデュースの強さにアンカツさんもビックリした様子。「距離に懸念あるこの馬にとってお誂えのスローペース。それでも行きたがるのを抑えて早めに離すくらいやったし、そこから一瞬にして先頭に立った上で最後まで保つんやから調子の良さと能力がとんでもない」と指摘した。

 2着同着には凱旋門賞惨敗から巻き返したシンエンペラー。「途中までハナであの二枚腰。海外遠征を糧にグンと力つけとる」と見解を示した。同じく2着に入ったドゥレッツァに関しては「菊花賞を思い出させる騎乗で、ビュイックが研究しとったんやろな。ペース読んだとはいえなかなか動けるもんやないし、他のレース見ててもかなりの達者」と欧州で名を馳(は)せる鞍上の手腕を絶賛した。

 2番人気で4着に敗れたチェルヴィニアについては「悪くない運びやったけど、ドウデュースに外から被されたところでフワッとしてもうた。あれで4着なら全然悪くない」と言及している。
見る価値のありそうなアニメが秋アニメにはほとんど無いので、「俺物語!!」を4周目か5周目で見ているが、やはり優れたアニメである。ちなみに原作漫画は見たことがない。このアニメの監督の浅香守生という名前は、別のかなり優れたアニメの監督名として記憶はあるが、何というアニメだったか忘れた。(「山田君とレベル999の恋をする」だったか。)ちなみに「俺物語」の実写版映画もかなり優れた作品だった。
で、このアニメの主題歌を亡くなった(自殺した)神田沙也加が生前に歌ったわけだが、この歌が非常にいい。確か出だしが「追いつけなーい、追いつきたいのに」で始まる、凛子の気持ちをよく表した歌だった。
その神田沙也加が死ぬ前の恋人との会話がなぜかマスコミに流出していて、その相手の男の残酷さ、サディストぶりが世間に知られて弾劾されたのだが、ある種の女性はそのような残酷な男に惚れこんでしまうことがあるようだ。残酷だからこそ惚れるとすら言えそうだ。
女性が世間向きによく言う「優しい男が好き」というのは大嘘だろう。
なぜ残酷さに惚れるのかと言うと、「残酷な人間=力があるから残酷になれる」という等式を女性は心の底で信じているのではないか。女性が「力のある男に惚れる」というのは明白な事実だろう。
これは、斉藤が兵庫県知事に帰り咲いたとたん、女性のネット論者の中に「斉藤派」が大幅に増えたことにも表れている。彼のパワハラ気質こそ「力のある証明」だとなったわけだ。

ちなみに、女性に権力を持たせると男以上にパワハラになる率が非常に高いようだが、これは女性権力者の数が少ないから目立つだけという可能性もある。ただし、老人や子供への愛情や保護意識は女性のほうが高いようだ。つまり、権力の座にある女性のパワハラは「男に馬鹿にされてたまるか」という対抗意識が過剰に出たものだろうか。

第四十四章 悪魔

アンドレのトリスターナへの唐突な求婚は、オズモンドの猛烈な反対の為ばかりでもなく、トリスターナがまだ気持ちが定まらないことと、アンドレ自身スオミラを救う使命が残っていることから、一時棚上げしておくことになった。トリスターナはけっしてアンドレが嫌いではなく、むしろ非常に好ましく思っていたのだが、自分が結婚するということをこれまで考えたことがなかったので、びっくりしてしまったのである。
「スオミラの町を救ってから、必ず戻ってきます。その時はきっといい返事をしてください。オズモンドなんかの言う事を聞かないように」
アンドレはトリスターナの手を取って言った。オズモンドはそれを苦々しげに見ている。
何で、話すのに一々相手の手を取らねばならんのだ……。
 マルスはアンドレに同行してスオミラ救出に向かおうと申し出た。マチルダやジーナ、トリスターナは必死でそれを止めたが、マルスの心は変わらなかった。
「アンドレやオーエンだけを死地に向かわせるわけにはいかんじゃないか」
マルスは、理の当然とばかりに言う。
周囲の人間は、マルスを、心の半分では馬鹿だと思いながら、その単純な善良さには心打たれずにはいられなかった。
「その通りだ。僕も行こう。アンドレは気に食わんが、マルスが行くなら僕も行く」
オズモンドが言った。
「なら、私も行くわ」
とマチルダ。
「あのう、私もご一緒していいかしら。多分、足手まといになりますけど……」
と、トリスターナまで言い出し、またしても一同勢ぞろいということになったのであった。こうなると、ジョンも行かざるを得ない。
「やれやれ、こうなりそうな気がしていましたよ。神のご加護があって全員無事に帰れればいいんですがね。まあ、乗りかかった船だから、最後までお供しましょう」
ぼやきながらも、顔は楽しげである。

 レントへの船出はそれから五日後であった。その間、レントから来た兵士たちはアスカルファン国王から報奨を受け、あちこちの酒場や宿屋で歓待されてすっかりアスカルファンびいきになったが、肝心のマルスは十万リムの金と勲章を与えられただけであった。
 宮廷で、マルスは初めて叔父のアンリと対面した。
「お前か。ジルベールの息子と名乗っているのは。お前がジルベールの息子だというどんな証拠がある!」
 アンリは神経質そうな顔をひくひくさせて、いきなり怒鳴るように言った。
「ブルーダイヤのペンダントを持ってましたが、盗まれて、今はありません」
マルスは言ったが、叔父がつまらない人物なので、内心がっかりしていた。
 年は四十くらいだろうか、中背で太り気味の男で、何かの病気か、少し眼が飛び出している。おそらく度の過ぎた美食のためだろう。顔じゅう吹き出物だらけであるが、それを白粉で隠しているのがかえって不気味である。
「ふむ、仮にお前がジルベールの息子だとしても、オルランド家はわしが相続した以上、お前にやる物はないぞ。まあ、少しくらいなら金をやってもよいから、二度とわしの前に顔を現すな」
「金は欲しくありません。ただ、父の行方を探しているので、何か手掛かりを教えてください」
マルスが言うと、アンリはぎょっとした顔でマルスを見た。
「ジ、ジルベールは死んだに決まっておるではないか。それとも、生きておると誰かに聞いたのか」
「はい」
「そいつは何者じゃ。そいつは嘘を言っておるのだ!」
アンリのうろたえぶりに、マルスはアンリがジルベールの行方を知っているのではないかと思ったが、それ以上聞く前に、アンリはマルスの前から逃げるように歩み去った。
アンリが去ってすぐ、マルスの前に、一人の男が立った。
五十歳くらいの穏やかな顔の老人である。僧服のようだが、それとも少し違う、変わった服を着ているのがマルスの注意を引いた。
「マルスじゃな。ずいぶん遅かったではないか」
「あなたは?」
「カルーソーじゃよ。ロレンゾから聞いておらぬか」
マルスは思い出した。
初めて山から下りてきた時、魔法使いのような男に遇って、その男の口から、「カルーソーの所に行け」と聞いたのであった。
「聞いています。でも、庶民の私が、どうして宮中にいるあなたにお会いできましょう」
「そう言えばそうじゃな。わしもロレンゾも、時々、普通人の不便さを失念するのじゃよ。許してくれ」
マルスには意味不明の事を言って、カルーソーはマルスを自分の部屋に導いた。
 カルーソーの部屋は、四方の壁が本で埋め尽くされ、机の上にはマルスの目には得体の知れない球形の道具や、コンパスなどが載っていた。
「お前は、この前の戦でこの国を救った英雄じゃ。だが、実は、あの戦は、真の戦いの前触れに過ぎん。間もなくこの国に悪魔が現れることになるが、お前はそれと戦う運命にあるのじゃ。しかも、その戦いでお前が勝つかどうかは我々にも予測がつかん。我々の魔力を上回る魔王相手の戦いなのじゃ」
 カルーソーは、そう言ってマルスを見た。
「その戦いはいつ頃になりますか」
マルスは少し考えた後、カルーソーに聞いた。
「まだ、だいぶ先じゃよ。一年後か、二年後か。だが、これは苦しい戦いになるぞ。悪魔は人の心を支配する力がある。お前自身、悪魔に心を支配され、極悪非道な悪魔に変わる可能性もあるのじゃ。その時はこの国の、いや、この世界の終わりじゃな」
「悪魔に心を支配されない方法は?」
「神の力を借りることじゃ。祈りと、神具の力があれば……。だが、正直言って、それで完全に防げるとは限らんのだ。一たびお前の心に人や神への疑い、憎しみ、弱さが芽生えたら、祈りの力も神具も役にはたたん。何物にも動揺しない純粋な心だけが、悪魔に打ち勝つのだ」
「悪魔とは一体何なのですか?」
「邪悪な思念の塊じゃ。だから、それが地上に現れる時は、人や獣の姿を借りて現れるのじゃよ」
 マルスは、アルカードの山中で見た大猿を思い浮かべた。
「悪魔との戦いがまだ先なら、しばらくアルカードへ旅をしてもいいでしょうか」
「かまわんさ。旅から戻ったら、ロレンゾを探すがよい。ロレンゾは東の大山脈の、ある山の中にいる。これを持っていくがいい。この石は、魔力に反応する力がある。善なる魔力に近づけば白く光り、悪に近づけば赤く光る。常に首に掛けておけば、いい道案内になるだろう」
カルーソーがマルスに渡したのは、瑪瑙のペンダントだった。見たところは、普通の瑪瑙と変わらない。
マルスはカルーソーに礼を言って別れを告げた。
大広間に戻ると、オズモンドが彼を探しているところであった。



長い記事なので容量的に全部載らない可能性もあるが、実に作品への愛情にあふれたコメントばかりなので、全部載せたい。ネットでこういうスレッドは稀だろう。

(以下引用)

じゃりン子チエとかいうやべー漫画
2024年11月22日
漫画・アニメ

1: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:00:39.68 ID:C6bRuu400
原爆くんとかいうキャラまでいる模様

https://amzn.to/490RZTv

引用元: ・https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1732194039/

2: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:01:34.19 ID:9p3JnfLe0
誰やっけ
喧嘩強い輩だっけ

4: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:02:12.81 ID:C6bRuu400
>>2
相撲大会でヒラメちゃん倒したやつ

7: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:03:41.66 ID:9p3JnfLe0
>>4
ああ、ヒラメちゃんにビンタバシバシやったやつか
最後に放り投げてチエちゃんに火付けたんだよな

3: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:01:56.28 ID:1lvHZRmo0
そんなん居ったか?

6: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:03:01.75 ID:C6bRuu400
このイガグリ頭が原爆くんや


8: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:04:52.16 ID:9p3JnfLe0
初期はホント名作回多いよなあ

10: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:05:53.53 ID:C6bRuu400
>>8
終盤はカップリングだらけやもんな

11: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:06:54.39 ID:u30mV0st0
テツよりコテツの方が役に立つのが草だった

12: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:07:57.44 ID:C6bRuu400
>>11
コテツ主役のスピンオフあるけどそれもええで
ドラん猫小鉄って漫画
https://amzn.to/4eL4YtM

13: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:09:50.54 ID:9p3JnfLe0
>>12
これほんと大好き
西鉄親分とか懐かしすぎるわ

14: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:10:18.26 ID:WLDXQJ7u0
しかもアニメは高畑勲というね
https://amzn.to/495jonA

15: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:11:07.70 ID:9p3JnfLe0
月輪の雷蔵とか小鉄の若い頃はホントかっこええよなあ

16: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:11:50.89 ID:C6bRuu400
>>15
ギャグほぼ無しのハードボイルドやったな

19: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:13:58.27 ID:3hPE0sdn0
レディ幕ごはんだっけ
おばあはんの同級生の詐欺師が捕まる前に旧交温めに来る話
アレが渋いわ

20: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:15:34.85 ID:9p3JnfLe0
>>19
最後警察に捕まるんだよな、31巻か
最後にやりたい放題やるってババアな

21: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:16:34.56 ID:9p3JnfLe0
30巻代のじゃりン子チエは良いエピソードおおいわ
37巻のユンカースの話も好き

23: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:18:01.90 ID:C6bRuu400
>>21
猫回にハズレ無し

24: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:18:14.89 ID:JJ5dNkfQ0
父子家庭じゃないんか

25: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:18:53.85 ID:C6bRuu400
>>24
割と序盤にマッマ帰ってくるで

27: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:19:24.83 ID:9p3JnfLe0
>>24
序盤の序盤だけやな
割と早い段階でヨシエはんが帰ってくるから

55: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:20.04 ID:JJ5dNkfQ0
>>27
ワイ序盤しか見てなかったんか
マッマだけ作画違うな
no title

26: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:18:54.62 ID:ywHqsqW90
猫が喋る時点でオカシイから

28: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:20:40.26 ID:C6bRuu400
転校した友達の回も結構ええんよな

30: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:21:52.91 ID:9p3JnfLe0
>>28
サッちゃんな
最初はチエちゃんと仲悪かったんだよな

29: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:21:11.79 ID:9p3JnfLe0
50巻以降はまあ蛇足やったけど
終わるってなったら寂しかった記憶
それももう20年以上前か

33: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:24:54.99 ID:ZgvuXnN/0
ヤクザをいじめるのが趣味とかいうやべー父親

36: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:25:25.51 ID:l12dHINz0
>>33
ヤクザからカツアゲしてて草

35: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:25:11.04 ID:NTD5i7qW0
マサルってチエのこと好きなんやろ?

38: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:25:51.29 ID:C6bRuu400
>>35
マサルもコケザルもチエちゃんにべた惚れや

47: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:27:18.09 ID:9p3JnfLe0
>>38
まあリアルでチエちゃんおったら誰でも惚れると思うわ

37: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:25:27.55 ID:C6bRuu400
テツがヒラメ気に入ってるのすき

39: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:26:17.13 ID:l12dHINz0
西川のりおのテツ役がピッタリ過ぎてビビる

46: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:27:16.56 ID:C6bRuu400
>>39
悪だくみしてる時に丁寧語になる時の感じほんまうまいわ

48: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:27:45.25 ID:l12dHINz0
>>46
お巡りさんと喋る時とかも好き

40: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:26:43.49 ID:9p3JnfLe0
コウジだったのが急にタカシに変わって何事もなくその後タカシになるという謎の初期設定

41: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:26:44.53 ID:piBjqBkw0
今の時代は放送できんやろ
子供に飲み屋で働かせたり仕事しないで博打や暴力三昧の反社のテツとかコンプライアンスに触れまくる

123: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:56:25.34 ID:uftaGbUA0
>>41
ちょっと前サンテレビでやってたやないか
キチガイとか普通に流しとったぞ

42: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:26:48.54 ID:l12dHINz0
チエちゃんたまにすげぇ可愛い顔になる時あるよな
なんか悩んでる時とか

50: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:28:19.16 ID:9p3JnfLe0
>>42
初期は唐突に劇画タッチの美人チエちゃん出てきてたな

53: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:14.20 ID:l12dHINz0
>>50
そうそう
オカンに似てるような顔

43: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:26:51.67 ID:Ef6Rvb5m0
そういえばアニメの方は何度も見たけど
マンガは一回も見たことないな

52: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:28:43.35 ID:g3HxrvyJ0
今のリメイクアニメブームに乗って
再アニメ化できんか?

58: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:45.31 ID:l12dHINz0
>>52
あれはリメイク無理やろうしそもそもリメイクするべきじゃないと思う
当時やからこそ作れたアニメやと思う

59: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:51.58 ID:C6bRuu400
>>52
殺すとか日常会話やしガキがタバコ吸うてたり猫がパチンコしてるんやぞ…

62: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:30:16.47 ID:9p3JnfLe0
>>52
できるかもしれないけどやらなくていい

54: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:15.91 ID:sauUKihe0
どう考えても80年代の話じゃないよな

57: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:29:25.33 ID:KuOabAGe0
ポリ公が来たら

65: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:30:56.42 ID:9p3JnfLe0
>>57
はいビスコ

61: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:30:16.18 ID:trC6VywZ0
聖地巡礼にあいりん地区いくか

66: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:30:57.33 ID:l12dHINz0
>>61
萩之茶屋とかやっけ

70: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:33:27.37 ID:9p3JnfLe0
ポリ公が来たらはいビスコは印象に残るフレーズだけど本番では全く通用しなくてポリ公にボコボコにされたんだよなあ

72: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:33:48.47 ID:C6bRuu400
>>70
そらそうよとしか言えないよな

73: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:34:52.35 ID:fBPR6jRX0
テツってあんな反社みたいな見た目やのに酒もタバコも一切せんカタギなんよな
チエちゃんには優しいし

75: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:35:50.96 ID:C6bRuu400
>>73
鑑別所と留置所にはしょっちゅう行ってるけどな

85: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:39:27.83 ID:9p3JnfLe0
>>73
チエちゃんにだけは弱いってのがこの漫画の一つの大きな肝だと思うわ

86: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:40:40.23 ID:C6bRuu400
>>85
チエババアヨシエ花井
言うほどチエだけか?

101: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:46:56.52 ID:+NfoNlt50
>>86
チエの担任とかむしろテツに振り回されてる方やんけ

103: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:47:39.19 ID:C6bRuu400
>>101
花井(父)や

108: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:50:17.80 ID:+NfoNlt50
>>103
テツでも太刀打ちできない相手
チエ
ヨシエ
お婆ちゃん
花井父
酔ったときのお好み焼き屋のおっちゃん
くらいか

110: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:51:37.25 ID:rvMz+zPY0
>>108
小鉄にも負ける

112: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:51:52.26 ID:C6bRuu400
>>108
花井先生の友達の鍼灸医のおっちゃんもかな

119: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:54:30.45 ID:iWpekhnE0
>>112
周先生やな

74: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:34:52.49 ID:C6bRuu400
数年前にじゃりン子チエの居酒屋が期間限定で西成にあったみたいやな
行きたかったわ

79: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:37:41.73 ID:K+6Lj+cb0
アニメのチエちゃん可愛かったよな
歌が好きで見てたわ

87: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:40:43.79 ID:CbSStxgg0
これ読んで大阪のおっさんは普通にヤクザとケンカしてるんだなって思った

89: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:42:22.22 ID:KunCJ6RO0
バクダンとかいう酒

94: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:43:15.41 ID:C6bRuu400
>>89
かなり悪い酒みたいやな
現代のストゼロみたいなもんやろなぁ

95: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:44:06.59 ID:nNXMfQUP0
ストーリーもキャラクターも画力も凄まじい漫画

105: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:47:51.42 ID:rvMz+zPY0
足が速い奴が偉い漫画

120: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:55:27.90 ID:iWpekhnE0
あの曲といい
花札をモチーフにした絵といい
OPが秀逸だと思う

121: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:56:16.70 ID:C6bRuu400
>>120
アニメ化前にテツが歌ってた歌が元になってるんやで

128: 名無しさん 2024/11/21(木) 22:59:13.39 ID:Cx7nW8dz0
ネコ回すこ。ネーミングがまた良いんだよな。グラマン元帥とかスフィンクスの釜虎とか。悪太郎/正太郎は衝撃やった。

133: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:01:49.21 ID:iWpekhnE0
おジイはんとかいう名前がわかっとらん人物
カルメラとかレイモンド飛田の秘書にも名前あるのに

137: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:03:42.00 ID:rvMz+zPY0
そう言えばホルモン焼きのオッサン死んで店閉めたな

138: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:04:07.47 ID:ShCw2yDar
チエが犬と戦うアホなやつなんかおらんでーみたいなこと喋ってたら、場面が変わってテツが「あの犬のケツ五回噛んで勝ったったわ!」とか言うてるシーンでめっちゃ笑った

142: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:05:25.81 ID:C6bRuu400
>>138
7回やぞ

139: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:04:23.90 ID:nA8lygDx0
ダンプの砂利玉のおばはんすき

143: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:05:29.09 ID:l12dHINz0
ちなみにヨシ江はんの声優は火垂るの墓の西宮のおばさんと同じ人

144: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:06:12.13 ID:C6bRuu400
>>143
基本的に女優さんらしい

147: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:07:24.66 ID:l12dHINz0
>>144
プロの声優やと小鉄役の永井一郎ぐらいか

150: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:07:59.41 ID:C6bRuu400
>>147
ヒラメちゃんがあさりちゃんとかパーマンの人や

156: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:09:41.28 ID:l12dHINz0
>>150
オバQの正太もやな
てか今年亡くなったんやな

153: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:08:42.23 ID:iWpekhnE0
>>143
昔の時代劇でもよく見る人やな

158: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:10:24.59 ID:l12dHINz0
>>153
高畑は本職じゃない人のキャスティングも絶妙やな

171: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:15:15.94 ID:iWpekhnE0
>>158
今調べたら
百合根役やおジイ役の人も火垂るの墓に出てるんやな
んで清太役の人もチエちゃんに出演してるぽいね

177: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:18:48.55 ID:l12dHINz0
>>171
完全に高畑コネクションやな

181: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:21:28.64 ID:iWpekhnE0
>>177
ナチュラルな関西弁しゃべれんとダメやから
限られてくるやろしな

149: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:07:53.22 ID:rvMz+zPY0
あの夫婦なんで離婚したんや?テツは女に暴力振るわんタイプやろ

152: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:08:32.91 ID:C6bRuu400
>>149
テツが出ていけ言うたの真に受けて出ていっただけ
離婚はしてへん

151: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:08:28.73 ID:aKTneazd0
考えてみたら大阪が舞台の漫画ってじゃりン子チエしかないな

154: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:09:17.16 ID:C6bRuu400
>>151
ザ・ファブルがあるで───

157: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:10:13.15 ID:9sgK3FTx0
>>151
ミナミの帝王もやろ

159: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:10:53.78 ID:C6bRuu400
まともな漫画なくて草

160: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:11:15.14 ID:iWpekhnE0
印象に残ってるのは
チエちゃんが電車の中で歌うシーン
チエちゃんが作文朗読するシーン

168: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:13:35.80 ID:9p3JnfLe0
>>160
作文のシーンはこの前ユーネクストでアニメ見返したら泣いてしまったわ

161: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:11:34.83 ID:37nkGX6l0
大人になって見返すとミツルこんなイケイケの武闘派やったっけと驚く
子供心にカルメラと同じ括りの弱キャラと思い込んでしまう

163: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:12:32.20 ID:C6bRuu400
>>161
ガキの頃からテツの親友やからな

165: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:12:48.00 ID:rvMz+zPY0
>>161
ミツルは「大阪や開けんかい!」ってやってるやろな

166: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:12:51.14 ID:ShCw2yDar
ヨシ江はんは足がめっちゃ速い

169: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:14:37.44 ID:nA8lygDx0
小鉄がソロバン弾いて会計するシーンすき

174: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:18:21.24 ID:l12dHINz0
>>169
あれ可愛かった

182: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:21:39.75 ID:nA8lygDx0
>>174
ええよねー
客殴って金取ったりw

178: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:18:50.01 ID:C6bRuu400
永井一郎を猫役にするってすげーよな

183: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:29:36.83 ID:+NfoNlt50
チエが店で客に振る舞ってるラベル貼ってない酒ってどこのブランドなんやろ?

189: 名無しさん 2024/11/21(木) 23:41:20.85 ID:nf/WjqFP0
カルメラがどうしても食べたくて親にねだったわ

194: 名無しさん 2024/11/22(金) 00:20:40.15 ID:TsoK3m8T0
ダイナマイトドンドンって映画で相手のピッチャーを原爆ピッチャーってあだ名つけてたし
この頃ぐらいまで凄い奴って形容詞で原爆って言葉使ってたんじゃね

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