日本高野連は20日、第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ(8月30~9月8日、韓国・機張)に参加する、高校日本代表選手20人を発表。
163キロ右腕の大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)、星稜(石川)奥川恭伸投手(3年)、創志学園(岡山)西純矢投手らが選出された。
メンバーは以下の通り。
▽投手(9人)
11 佐々木朗希(3年=大船渡、190-86、右右)
12 浅田将汰(3年=有明、181-85、右右)
13 池田陽佑(3年=智弁和歌山、183-84、右右)※
14 前佑囲斗(3年=津田学園、182-88、右右)※
15 飯塚脩人(3年=習志野、181-78、右左)※
16 西純矢(3年=創志学園、184-85、右右)
17 宮城大弥(3年=興南、172-78、左左)
18 奥川恭伸(3年=星稜、183-84、右右)※
19 林優樹(3年=近江、174-64、左左)※
▽捕手(2人)
10 山瀬慎之助(3年=星稜、177-85、右右)※
22 水上桂(3年=明石商、172-72、右右)※
▽内野手(7人)
1 森敬斗(3年=桐蔭学園、175-75、右左)
2 武岡龍世(3年=八戸学院光星、178-77、右左)※
3 石川昂弥(3年=東邦、185-87、右右)
5 韮沢雄也(3年=花咲徳栄、177-80、右左)※
6 遠藤成(3年=東海大相模、178-82、右左)※
7 坂下翔馬(3年=智弁学園、164-67、右左)※
8 熊田任洋(3年=東邦、174-74、右左)
▽外野手(2人)
21 鵜沼魁斗(2年=東海大相模、175-74、右右)※
24 横山陽樹(2年=作新学院、178-76、右右)※
【注】※は今夏甲子園出場選手、()内は学年、所属、身長-体重、投打
【高校日本代表日程】
<1次ラウンド>
8・30 スペイン(12時)
8・31 南アフリカ(12時)
9・1 米国(18時)
9・2 台湾(18時)
9・3 パナマ(18時)
<スーパーラウンド>
9・5~7
<3位決定戦>
9・8(12時)
<決勝>
9・8(18時)
◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。優勝はなく、4度の準優勝が最高成績。1次ラウンド(R)は2組各6チームで総当たり戦を行い、各組上位3チームがスーパーRに進出。スーパーRの上位2チームで決勝を争う。今大会から球数制限が導入される。
しかし、金属バットの問題は素人目には分かりにくい(経験者でないと金属バットと木製バットの飛び方の違いは理解しにくいですし、低反発金属バットの存在があまり知られていない)なので、議論があまり進まないのだと思います。恐らく、高校野球は金属バットっていう既成概念もありますね。
今大会で起きた2つの打球直撃による事故は、金属バットによる弊害を象徴する出来事だと思います。
反発係数が抑えられた金属バットなら、打球速度が抑えられて丹羽選手は重症を負っていないかもしれません。
記事に書かれていますが、他にも現在の金属バット使用による弊害は計り知れません。
選手の安全を守るためと世界基準に合わせることの2点のみに絞ったとしても、低反発金属バットを導入しない選択肢はあり得ないと思います。