まあ、腰の回転と腕の回転の連動を考えれば、体をやや斜めに倒しながらのスリークォーターか、体を立てたまま下半身から横にひねっていくサイドスローが合理的ではあるだろう。
「ヤフー知恵袋」から、投球フォームについての記事を拾ったが、回答はなかなか論理的で面白い。
オーバースローが一番球速が出る、というのはただの先入観だろう。オーバースロー最強幻想は、球に体重が乗る、というイメージから来ているが、球に体重など乗るわけはない。
しかし、体重のある投手の球は、体重の無い投手の球より威力があるように、我々はどうしても感じてしまうのである。「巨人の星」の刷り込みのせいだろうか。実際には、体重のある投手は筋肉量があり、筋力もあるから、速い腕の振りで球を離すことができる、というだけのことだと思う。つまり、小柄な投手でも、訓練次第で速球は投げられる、ということだ。で、それはサイドスローでも同じことである。
長身ならサイドスローには向かないかというと、もちろんそこにはランディ・ジョンソンという明白な反例がある。
好きなフォームが自分に向いたフォームとは限らない。要するに、我々の頭など、妄想や迷信でいっぱいなのであるから、自分自身でさえ疑うべきなのである。まして、指導者の多くは過去からの伝承による指導法を無批判に繰り返す、馬鹿なオウムなのだから、妄信してはならない。いろいろ試せばいいだけだ。
(以下引用)
オーバースローで投げることが出来ません。
オーバースローで投げることが出来ません。
正確には投げ辛いです。
私は幼いころからオーバースローを意識しようとしても腕が下がってしまい,サイドスローが主です。
サイドスローでの球速は135キロ程で、無理にオーバースローを投げると球速が20キロほど落ちます。
怪我をした事も無く,今年17歳なので身体の成長も終わりかけの状態だとは思うのですが
自分なりに考えたところ恐らく、身体全身が硬すぎるのが原因じゃないかと思いまして
開脚しても90度いかない 直立した状態で地面に手をつけようとしてもスネの頭までしか届かない 両手を背中の裏に回して
片手は上からもう片手は下から腕を伸ばし繋ごうとしても届か無いほど硬いです。
数年前から風呂上りは必ず柔軟をしているのですがあまり変わらないので恐らく生まれつき硬い体質かもしれません。
上から投げたい理由は身長が190近いので角度を利用したいのと、変化球を主体とする横手投げに比べてストレート主体で勝負するイメージがある上手投げに魅力を感じるからです。
長くなりましたが 文だけで確実に原因を突き止めて貰うほど私に文章力は無いので
質問は、今のままサイドスローで行くか、強制的にオーバースローで投げ続けて行くか のどちらが良いと思いますか?
ベストアンサーに選ばれた回答
サイドスローが良いと思います
サイドスローのほうが骨盤の回転を上手く使えるし解剖学で見れば明らかに理にかなっています
事実質問者さんもサイドの方がレベルの高い投球が出来ています
オーバースローの本格派というのは結構幻想に近く
良い投手はサイドスロー、スリークォーターの腕の高さで骨盤の動きを上手く使います
岩隈、ダルビッシュ、川上、上原、斎藤隆はスリークォーター
サイドスローでも斎藤雅樹という速球中心の投手はいます
メジャーリーガーでもペドロマルティネス、ランディー・ジョンソンはサイドスローに近い腕の高さです
オーバースローというのは骨盤の回転を使いにくく上半身に頼りがちになります
田中、杉内、和田のようにオーバースローでも体の使い方に長けた投手もいるので間違いな投法では決して無いと思います
しかし、サイドやスロークォーターの方が使いやすく良い投手の割合が多いです
これに質問者さんは当てはまっています
問題は無いと思うし変えるべきでは無いと思います
回答日時:2010/5/8 14:33:06