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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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これからの商売を考える(9)視点の細かい移動のこと 2016/05/20 (Fri)

元手がいらない商売というと、「クズ拾い」というものなどをすぐ想像するのは私が古い人間のせいだろうか。
実際、ゴミ捨て場に行けば、まだ使用可能な品物がごろごろ転がっているのではないか。それを見て、もったいない、と思うような人間は今の消費社会では化石の類いかもしれない。
だが、元手無しで商売をするとすれば、「捨てられているもの」を利用するか、「知恵や知識を売る」くらいだろう。もちろん、「技術を売る」というのもあるが、そこに「苦労や努力なしで」という要素を入れるとなると、「技術を売る」はダメで、「知識を売る」もダメかもしれない。
やはり「クズ拾い」が一番目の候補になる。現代では「いらないものを捨てる」のにも苦労するから、「回収業者」は案外社会に役立ってもいるのである。
だが、回収業者のような「すでにある商売」「競争のある商売」は今は考えない。

「フリーマーケット」というのがあって、「自由(free)市場」ではなく「ノミ(flea)の市」のことだが、要らない品を集めて(持ち寄って)売るという市場だ。
ロンドンでは、これを「店舗」でやっている商売がある。まあ、慈善目的だろうから「商売」ではないかもしれないが、広場や空き地や駐車場ではなく、固定店舗でやる、というところがまだ日本では珍しいのではないか。仕入れ費用はタダだから、店舗家賃と店員の日当が出るだけの売り上げがあればいいわけである。その店員もボランティアという手もあるが、それは売上を慈善に使うという前提の話になるだろう。ここは、そういう「商売」もある、と紹介だけしておく。

さて、「捨てられているもの」から「要らないもの」へと話が変化した。こういうように視点を変えていく(ずらしてみる)のが考察する場合有益だ、というのに今気がついた。。
「捨てられているもの」とだけ考えていては見えないものが、「要らないもの」と言葉を変えることで見えてくるわけだ。
次は、どういうものが「要らない」とされ、「捨てられる」か、あるいはどういう人が捨てるのか、どういう場所で「実際は有益なもの」が「不要」とされて捨てられているか、などと考えを「ずらして」見ていけばいいだろう。

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