ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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コメント91は、ネモがゆりにぐいぐい接近する場面でのキャラの心理をうまく説明している(場面最後の二人の視線方向が「お互いの関係の先を見すえる」は考えすぎだと思うが。)と思う。この場面を「ネモがマウントを取りに行っている」とする馬鹿が多すぎる。まあ、他のコメントの中にもあるように、何でもかんでも「マウントを取る」としか表現できない、底の浅い「ネット批評家」の妄言にすぎないが。
私が好きなのはゆりの不愛想な対応(返事)に「いいね」というネモの言葉である。これは、もこっちグループにネズミーランドで最初に無理に合流した時のネモの「このメンバー面白い。やっぱり黒木さんは普通じゃないなあ」という感想に通じるもので、声優志望をカミングアウトしたあたりからネモは様々な「異物」と積極的に触れて自分の世界を広げようとしている感じがある。つまり、自分と違う性格の人間でも拒否せずに、その良さを見出していこうという姿勢で、「マウントを取る」という姿勢とはまったく別のものだ。
私は特に南さんを救済すべしとは思わない(要するに、面白くかつ自然で合理的な展開であれば文句はないわけだ。)が、南さんを救済する展開があるとしたら、案外ネモがキーパーソンになる可能性もあると今思い付いた。まあ、「面白い人間」に積極的に近づこうというネモの姿勢なら、南さんも「面白い」枠に入る可能性もあるかな、とちょっと思っただけだ。
ただし、ネモが単に「面白い」だけで人を選んでいるとも思わない。その人間の人格に尊敬できる部分があると思うからゆりのような孤高の人(見下げて言えば「ぼっち」タイプ)にもぐいぐい近づこうとするわけである。そういう点では南さんは落第ではないか、と思う。
ちなみに、もう一つ好きなコマは、もこっちがキーホルダーをもう一組買ったとネモがゆりに言うとゆりが「馬鹿だな…」と言い、それにネモが「馬鹿だよねー」と答える場面で、これは別の部分でもこっちを高く評価しているからこそ遠慮なく言える言葉だと思う。南式の「他者の悪口を言うことで自分たちの友人関係を補強する」と一見似ているが、言われる相手への悪意がまったく無いことで、まったく似て非なるものである。ただし、それでもゆりとの「友人関係の補強」をネモも求めて「馬鹿だよねー」と言ってはいるのである。
悪口であれ何であれ、話題になるうちが花であり、南さんなども悪口さえ言われなくなった時が最悪の事態(他者にとってまったく「存在しなくなった」状態)だろう。
(追記)今、「場末の。」を読んだので、私が上で書いたことと関連する部分を引用しておく。「わたモテ」を愛する者同士、近い感想だと思う。
だからこそこの最後の会話が成立したのかな、と。
この田村さんの「……バカだな」は、表情筋が10gだと前回称されては居ましたが、田村さんが「ふっ」と微笑む姿が想像できるものです。
「もこっちのそういうおバカなところ」を互いに呆れながらも好意的に思っているんです。「ああ、黒木さん(クロ)らしいな」と。
作劇的に私が凄いなあと思うのは、お互いアニメファンであるもこっちとネモを最初の段階で安易に仲良くさせなかったことで、アニメの内容に関しても「やっぱり気は合わないね」とネモに言わせていることである。それでいながら、ネモは黒木という人間への関心は持ち続けており、それが現在の展開につながっているわけだ。ネモのゆりへの接近も、「クロに一目置かれているらしい、このゆりという人物はどんな人物だろう」という興味からのもので、接近の結果は「やっぱり面白い人物だ」となったからこそ、これからも絡んでいくよ、発言になったのだろう。
要するに、ネモというのは、体育の時間のマラソンで頑張ったエピソードに見られるように、本質的に努力家であり、自分を成長させる対象なら、積極的に関わっていこうとする人間なのである。
私が好きなのはゆりの不愛想な対応(返事)に「いいね」というネモの言葉である。これは、もこっちグループにネズミーランドで最初に無理に合流した時のネモの「このメンバー面白い。やっぱり黒木さんは普通じゃないなあ」という感想に通じるもので、声優志望をカミングアウトしたあたりからネモは様々な「異物」と積極的に触れて自分の世界を広げようとしている感じがある。つまり、自分と違う性格の人間でも拒否せずに、その良さを見出していこうという姿勢で、「マウントを取る」という姿勢とはまったく別のものだ。
私は特に南さんを救済すべしとは思わない(要するに、面白くかつ自然で合理的な展開であれば文句はないわけだ。)が、南さんを救済する展開があるとしたら、案外ネモがキーパーソンになる可能性もあると今思い付いた。まあ、「面白い人間」に積極的に近づこうというネモの姿勢なら、南さんも「面白い」枠に入る可能性もあるかな、とちょっと思っただけだ。
ただし、ネモが単に「面白い」だけで人を選んでいるとも思わない。その人間の人格に尊敬できる部分があると思うからゆりのような孤高の人(見下げて言えば「ぼっち」タイプ)にもぐいぐい近づこうとするわけである。そういう点では南さんは落第ではないか、と思う。
ちなみに、もう一つ好きなコマは、もこっちがキーホルダーをもう一組買ったとネモがゆりに言うとゆりが「馬鹿だな…」と言い、それにネモが「馬鹿だよねー」と答える場面で、これは別の部分でもこっちを高く評価しているからこそ遠慮なく言える言葉だと思う。南式の「他者の悪口を言うことで自分たちの友人関係を補強する」と一見似ているが、言われる相手への悪意がまったく無いことで、まったく似て非なるものである。ただし、それでもゆりとの「友人関係の補強」をネモも求めて「馬鹿だよねー」と言ってはいるのである。
悪口であれ何であれ、話題になるうちが花であり、南さんなども悪口さえ言われなくなった時が最悪の事態(他者にとってまったく「存在しなくなった」状態)だろう。
(追記)今、「場末の。」を読んだので、私が上で書いたことと関連する部分を引用しておく。「わたモテ」を愛する者同士、近い感想だと思う。
だからこそこの最後の会話が成立したのかな、と。
この田村さんの「……バカだな」は、表情筋が10gだと前回称されては居ましたが、田村さんが「ふっ」と微笑む姿が想像できるものです。
「もこっちのそういうおバカなところ」を互いに呆れながらも好意的に思っているんです。「ああ、黒木さん(クロ)らしいな」と。
作劇的に私が凄いなあと思うのは、お互いアニメファンであるもこっちとネモを最初の段階で安易に仲良くさせなかったことで、アニメの内容に関しても「やっぱり気は合わないね」とネモに言わせていることである。それでいながら、ネモは黒木という人間への関心は持ち続けており、それが現在の展開につながっているわけだ。ネモのゆりへの接近も、「クロに一目置かれているらしい、このゆりという人物はどんな人物だろう」という興味からのもので、接近の結果は「やっぱり面白い人物だ」となったからこそ、これからも絡んでいくよ、発言になったのだろう。
要するに、ネモというのは、体育の時間のマラソンで頑張ったエピソードに見られるように、本質的に努力家であり、自分を成長させる対象なら、積極的に関わっていこうとする人間なのである。
- 96
- 2018年03月03日 19:20
- ID:dNSVinMi0
- ※91
やっぱネモは勇気を振り絞ってゆりちゃんと話してたんやな
ただそれをゆりちゃんが感じ取ったかどうかは怪しいのがなぁ…
ゆりちゃんはネモが元陰キャだって事も知らんし、ネモと岡田の喧嘩の時もグロッキーになってたから知らんやろうし、そもそも興味も無さそうや
ゆりちゃん視点だとネモは
急にもこっちに近づいてきてあだ名で呼び合う
ゆりちゃんがもらったキーホルダーをネモももらってそれを報告しにくる
これから嫌でも絡んでいくよと宣言しにくる
って感じで急に自分の世界に割り込んできた異物なんや。実際にネモが何を考えてたのかなんて読者にしかわからんし
今回の話でモヤっとした奴は、この微妙なすれ違いが原因やないかな
- ※91
- 2018年03月03日 19:32
- ID:5Jjskx9p0
- ※96
ゆりちゃんはどうしていいかわからないんだと思う。それはネモにも言える。
やはりというか、だからこれからどう付き合っていくのかが見所の1つやし、ワイはそれが一番楽しみ
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この問いはネモも不安が一杯一杯の中でのものなんだと思う。つけ耳の件の「嫌われてないよね」から繋がっているし、素を出していくって決めた以上、素の自分に対しての批判を受け止める覚悟もしていかなきゃならない。自己紹介の震えはそういう覚悟を持てるかといった不安があるかと。
最初の質問に対してゆりは"別に"と意味を含ませるような返答をする。ゆりからすればなんてことのない返事だし一般的にも無難なこたえ。
でも今のネモからしたら、満足できない不安を覚える返事だったのかも。
・田村さん私のこと嫌い?
核心の部分を聞く前に「最近さー…聞いちゃうけど」のとき目線外してるあたりからこの段階が不安のピークであることが窺える。
ここで最初の質問と同じ答えをゆりがしていたら、二人は良くも悪くもそのままだったと思う。
ただ"好きでもないけど"っていうゆりの本音がネモを安心させた。この一言は本当に大きいと思う。"別に"だけだと気を遣わせてるみたいになるから。
素で答えてくれたゆりに対して、「いいね…」って言ったのは、安心感と嬉しさで気持ちが上擦って出た言葉だと自分は見てる。
座る二人を背後から描いたコマ、どちらとも前を見ている。お互いの関係の先を見据えているのかな。