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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「オーバーロード」は、第一回だけ見て、さほど興味を惹かれなかったのでずっと見ていなかったのだが、アメリカでの評価が高いようなので第二回以降も見ると、思ったより良作だった。まあ、要するに「私にとっての良作」ということだが。
第一回だけ見て興味を惹かれなかった理由は、まず私自身が「異世界転生もの」にも「異世界で主人公が万能の存在(チート)になる」というのにもうんざりしていた上に、主人公の造形が魔物であるというのも、見ていて楽しくないし、お決まりのエロ(副官的な魔物美女が主人公に惚れていて、エロ方面に誘う)も「ああ、またか」という感じだったからである。
だが、回が進むにつれて、だんだんと面白みが増してくる、その理由は、脚本も映像も背景音楽(ロック調の主題曲は好きではないが、場面ごとの音楽がいい。)もかなりしっかりとしていて、出来のいいRPGをやっている感じになるからだ。たとえば、「幻想水滸伝」のイメージか。一番いいのは、作中世界がちゃんと「剣と魔法の世界」になっていることで、ファイナルファンタジー的な「剣と魔法の中世世界に現代の武器や乗り物が出てくる」という滅茶苦茶をしていないところだ。多くの「異世界転生もの」はどちらかと言えばファイナルファンタジー的な「設定の粗雑さ」があるのだ。
主人公がなぜこの異世界(ゲーム内世界)から出られなくなったのか、その世界の組み立てはどうなっているのかという探求を視聴者は主人公と共にするわけで、その探求の旅が楽しいし、しかも主人公はほぼ万能だから、「俺ツエー」の快感も保証されている。ただし、見かけは怪物(魔物)で、部下(魔物)からは崇拝されているが、人間との接触には気を遣う、という設定がいい。単純なハーレム物になっていない。
これは「なろう小説」が原作だろうと思って馬鹿にしていたのだが、なかなか秀作だと思う。
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