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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は、安楽が高校生の時(故障した後だったと思う。)に、彼は速球が投げられなくなっても、プロのローテーション投手になれる、と書いたが、それが現実化しそうだ。プロ入り時点では、故障による球速の低下から、彼の将来性を危ぶむ声が多かったのである。
これも今年楽しみなことのひとつになってきた。


(以下引用)

WBC中にレギュラー奪取? 東尾修が楽天・安楽の変貌に驚愕!〈週刊朝日〉

dot. 3/4(土) 7:00配信

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 WBCに注目が集まるなかで、西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、プロ3年目に突入した楽天の安楽智大に期待を寄せる。

*  *  *
 2月18日から沖縄のキャンプを巡ってきた。各球団ともに実戦を開始しているし、紅白戦や練習試合では楽しみな戦力がいたよ。

 侍ジャパンも宮崎で合宿を行うなど注目は代表選手に集まっているが、私が見て驚いたのは楽天の安楽智大だ。プロ3年目に突入した20歳。2月22日に沖縄で巨人と楽天の練習試合を見て、彼の変身には目を見張った。

 WBCでもエース格となる巨人・菅野との先発での投げ合いだったが、4回無安打無失点。16日の韓国・ハンファ戦でも3回1安打無失点だったから、結果も伴っている。何より、内容がある。

 体の内側にパワーをためこめるようになった。体全体を使った投球フォームと荒々しさで甲子園でも活躍し、ドラフト1位で入団したが、昨年までは力を無駄に外に逃がしていた。言葉では難しいが、今年は体の内側にパワーをためこみ、腰の回転、腕の振りにつなげている。

 そして、軸がまったくぶれない。練習試合では、安楽へのライナーが飛ぶ場面があったが、キッチリ対応して捕球していた。昨年までのように目線がぶれていたら、捕れなかったかもしれない。今年大きく飛躍することを予感させる。

 1軍で実績を積んでいない選手がブレークするには、とにかく良いスタートを首脳陣が切らせてあげることだ。そして安楽本人の心構えとしては、多少打たれたところで何かを変えようとしないことだ。今の形で投げ続ければ、必ず結果はついてくる。打たれる中で学ぶべきは、技術的な変更ではなく、投球術である。そうすれば年間ローテーションを守れるし、勝ち星も挙げられる。

 同じプロ3年目の西武・高橋光成はまだまだ物足りない。技術的にも、向かうべき方向性が定まっていない。このままだと同期で大きな差が開いてしまうよ。



(旧記事再掲載)


安楽は正しい道を選んだ。

以前に私のこのブログで済美の安楽投手を「大男、総身に知恵が回りかね」だ、と書いたことがあるが、今夏の甲子園ではまさしくその通りの安楽であった。だが、彼は考えを変えて、球速にはこだわらないことにしたようだ。これは大きな進歩である。以前のブログでも、彼はその気になれば見事なコントロールピッチャーにもなれると書いたのだが、彼が潜在的なスピードボール能力を持ちながら、制球力と投球コンビネーションが進歩したなら、無敵の投手にもなれるだろう。楽天の田中が、まさにその道を驀進しているのである。安楽はその後継者になれる。
なお、ユーチューブで、元巨人(あるいは横浜もか)の駒田(引退直後か)が200キロのスピードボールをヒットにする動画があるから、御覧になると良い。私が常々言う、ただ速いだけの球なら、プロならすぐに慣れて打つ、という言葉が真実だと分かるだろう。たしか、その動画では、250キロのボールにもバットを当てることまではできたはずだ。駒田程度で(失礼!)そうなのである。況や、一流打者に於いてをや。



(以下引用)






済美・安楽が脱速球宣言「通用しない」

日刊スポーツ 8月25日(日)21時32分配信





済美・安楽が脱速球宣言「通用しない」

室内のブルペンでピッチングする安楽、右は西谷監督(撮影・加藤哉)

<IBAF18Uワールドカップ日本代表合宿2日目>◇25日◇パナソニックベースボールスタジアム

桐光・松井が日本代表の「エース」だ

 済美の安楽智大投手(2年)が、大阪桐蔭・森、桐光学園・松井と共に記者会見に出席。「日本には日本の野球がある。スピードは通用しないと思うので、変化球やコントロールで勝負したい」と抱負を述べた。

 午後からの練習ではブルペンに入り30球の投球練習を行った。途中、西谷浩一監督(43)からスライダーの握りについて助言を受け、「指の位置を少しずらして、腕をしっかり振るようにしました」。

 国際大会でのテーマに挙げた変化球の練習に励んだ。







(再掲載)2013年4月2日記事



安楽再評価
前回の記事では安楽投手に辛(から)い評価をしたが、今日の試合を見て、考えが変わった。彼は良い投手になれる素材である。
というのは、今日の試合では145キロを超える球は一球も無かったが、死四球がゼロで、しかも、ほとんどすべての打者に対して、ストライク先行の見事な投球をしたからだ。そのため、二本の本塁打を浴びたが、投手としての試合運び自体はまったく危なげないものだった。つまり、「王道投球」であった。
その原因は、連投による疲労の懸念からの「ストライク先行」「コントロール重視」であったと思われるが、それが期せずして、彼の最高に優れた部分を引きだしたわけだ。
それは、力みのない、いや、力を抑えた投球での制球力の良さである。
解説者も言っていたが、投球後も顔が捕手に向いたままという、実に安定感のある投球フォームであった。
ストライクを先行させることは、当然、一発を浴びる可能性もあるわけで、(打者は、早くからストライクが来ると知っていれば、それに対応しやすい)今日の試合で二本の本塁打を浴びた原因はそれだろう。だが、これはまったく気にする必要は無いことである。ホームランなど「出会い頭の事故」である。大事なのは「試合を作る」ことであり、死四球ほど試合を壊すものはない。
安楽の150キロの速球はまったく評価しない私だが、彼の今日の無死四球試合は、絶賛したい。
なお、彼は抜群の体力の持ち主と思われ、藤浪や大谷を超える、安定感のあるローテーションピッチャーになれるだろう。(大谷は、投手としてはまったく未完成だろうと私は推測している。藤浪も、制球力に関してはまだまだ、という感じだ。)







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