ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「シリコンバレーからドラゴンズを語る」というドラゴンズファンのブログから転載。
前々から言っているように、私はこういう「スポーツ分析」が大好きなのである。筆者は「シリコンバレー」にいるならばIT技術者だろうが、理系らしい分析力だ。
ただの感情論や無根拠な独断だけのファンブログが多い中で、こうした冷静な分析が高い評価を得るのは当然だろう。
中日ファンブログでは「次期監督のブログ」が一番人気なようだが、そっちはあまり私の好みではない。何より、文章が汚い。「馬鹿阪神」とか、他球団への言葉がひどすぎるし、自分を「次期監督」とするギャグもあまり笑えない。
まあ、私も「皇帝」を名乗ったりすることもあるから、あまり他人のことは言えないが。
(以下引用)
昨日の継投はネルソン→岩瀬で岩瀬にセーブがつくという理想的な展開であった。以前より賞賛される落合監督による浅尾と岩瀬の使い分けであるが、そのフレキシビリティーが存分に活かされた3連戦である。
今シーズン、落合監督による彼等二人の使い分けには基本的に下記の3通りのパターンがある。
①長いイニングが残っている場合は浅尾→岩瀬
②短いイニングで緊迫した場面では浅尾
③セーブはつくがそこまで緊迫した場面でなければ岩瀬
この広島3連戦、初戦は残りイニングが多かったため小林・鈴木を挟んで最後は浅尾→岩瀬とつなぎ、2戦目は1点もやれない緊迫した場面での1イニングであったため浅尾を起用し、3戦目は少し余裕があったため浅尾を休ませ岩瀬に繋いだ。落合監督による浅尾と岩瀬の使い分けの集大成のような3連戦だっただろう。彼等二人をこれほどうまく使い分けられる監督が他にいないことは間違いない。
ストッパーは最高の投手が1人で努める、という現在の常識を覆し、No2の岩瀬を基本的にクローザーとすることでNo1の浅尾を目一杯活かすという見事な戦略であり、またこれを実行するには相当な胆力が必要であっただろうが、それも落合監督ならではであり、戦略家として、また監督という執務者として賞賛する他ない。
通常の監督であれば、岩瀬にこだわって打たれて岩瀬が潰れるか、岩瀬を見限って浅尾をストッパーにして岩瀬が引退するか、そのどちらかであっただろう。しかし岩瀬がいることで浅尾の負担が軽減されており、また僅差で7回に山場が来たような場合で浅尾を行かせて勝ちを拾った試合も多い。勿論浅尾に投げさせたのに岩瀬が打たれてしまうという恐怖と常に戦うことにはなるが、そんなことには動じない落合監督の精神的な強さが生かされている。
この素晴らしさについては後世に伝えていきたいものであるが、「ただただ凄かった」という選手の逸話は受け入れられても、「衰えた選手をうまく使った」という話は伝わり難いと思われるため、今リアルタイムで見ているこの素晴らしさは伝聞できないものであり、立ち会えた幸運に感謝したい。
前々から言っているように、私はこういう「スポーツ分析」が大好きなのである。筆者は「シリコンバレー」にいるならばIT技術者だろうが、理系らしい分析力だ。
ただの感情論や無根拠な独断だけのファンブログが多い中で、こうした冷静な分析が高い評価を得るのは当然だろう。
中日ファンブログでは「次期監督のブログ」が一番人気なようだが、そっちはあまり私の好みではない。何より、文章が汚い。「馬鹿阪神」とか、他球団への言葉がひどすぎるし、自分を「次期監督」とするギャグもあまり笑えない。
まあ、私も「皇帝」を名乗ったりすることもあるから、あまり他人のことは言えないが。
(以下引用)
昨日の継投はネルソン→岩瀬で岩瀬にセーブがつくという理想的な展開であった。以前より賞賛される落合監督による浅尾と岩瀬の使い分けであるが、そのフレキシビリティーが存分に活かされた3連戦である。
今シーズン、落合監督による彼等二人の使い分けには基本的に下記の3通りのパターンがある。
①長いイニングが残っている場合は浅尾→岩瀬
②短いイニングで緊迫した場面では浅尾
③セーブはつくがそこまで緊迫した場面でなければ岩瀬
この広島3連戦、初戦は残りイニングが多かったため小林・鈴木を挟んで最後は浅尾→岩瀬とつなぎ、2戦目は1点もやれない緊迫した場面での1イニングであったため浅尾を起用し、3戦目は少し余裕があったため浅尾を休ませ岩瀬に繋いだ。落合監督による浅尾と岩瀬の使い分けの集大成のような3連戦だっただろう。彼等二人をこれほどうまく使い分けられる監督が他にいないことは間違いない。
ストッパーは最高の投手が1人で努める、という現在の常識を覆し、No2の岩瀬を基本的にクローザーとすることでNo1の浅尾を目一杯活かすという見事な戦略であり、またこれを実行するには相当な胆力が必要であっただろうが、それも落合監督ならではであり、戦略家として、また監督という執務者として賞賛する他ない。
通常の監督であれば、岩瀬にこだわって打たれて岩瀬が潰れるか、岩瀬を見限って浅尾をストッパーにして岩瀬が引退するか、そのどちらかであっただろう。しかし岩瀬がいることで浅尾の負担が軽減されており、また僅差で7回に山場が来たような場合で浅尾を行かせて勝ちを拾った試合も多い。勿論浅尾に投げさせたのに岩瀬が打たれてしまうという恐怖と常に戦うことにはなるが、そんなことには動じない落合監督の精神的な強さが生かされている。
この素晴らしさについては後世に伝えていきたいものであるが、「ただただ凄かった」という選手の逸話は受け入れられても、「衰えた選手をうまく使った」という話は伝わり難いと思われるため、今リアルタイムで見ているこの素晴らしさは伝聞できないものであり、立ち会えた幸運に感謝したい。
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