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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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一昨日か一昨昨日の記事で、川端は、素材としては一番面白いが、頭(野球頭脳)がどうか、と書いたのだが、それは、ランナーがいない時は素晴らしいが、いる時は大きくフォームバランスが崩れ、コントロールがひどく悪くなる、という欠点を持っていたからだ。それが、「走者を無視する作戦」で、機動野球の健大高崎相手に完投勝利するのだから、野球は面白い。川端はますます面白い存在になってきそうだ。
ただし、あの大きすぎるフォームは、このままでいいのかどうか、疑問である。あのフォームでなくても、速い球は投げられるのではないか。まだ、フォームが完成しきった投手ではないだろうから、改善の余地はあると思う。
走者を完全無視で切り抜けられなくなる場面がこれからは出て来るだろうから、彼が大成するためには、いろいろ工夫するべきだろう。
しかし、田浦と川端という両輪を持つ秀岳館が、攻守のバランスが一番いいのだから、初優勝の可能性は高いのではないだろうか。もっとも、相手投手の一世一代の快投があれば、敗退する可能性ももちろんある。
履正社の竹田の印象はあまり残っていない。大阪桐蔭の徳山は、監督の指示が的確であれば攻略できない投手ではないように思う。つまり、落差の大きいフォークを外角に投げて空振りさせるのが決め手の投手なのだから、追い込まれるまでは内角のストレートとスライダーに絞り(ベースから少し離れて立てばいい。)、追い込まれたら、思い切ってベース近くに立って、外角のフォークを狙って打つか、カットしていけばいいという、攻略法の分かりやすい投手ではないか。履正社とか大阪桐蔭とか秀岳館の監督くらいになれば、そういう「監督技量」はあるはずだ。報徳の監督については、まだ技量は分からないが、いいチームを作ったことは確かだ。
昨日の試合はすべてワンサイドゲームで、試合としては面白くなかったが、今日明日の準決勝と決勝は接戦になるような気がする。そこで物を言うのは監督の采配である。




秀岳館・川端 秘策は走者“完全無視” 1球もけん制投げず機動破壊を破壊

スポニチアネックス 3/30(木) 7:00配信

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 ◇第89回選抜高校野球大会第10日・準々決勝 秀岳館9―2高崎健康福祉大高崎(2017年3月29日 甲子園)

 準々決勝4試合が行われ、秀岳館(熊本)が9―2で高崎健康福祉大高崎(群馬)に快勝した。先発した川端健斗投手(3年)が「機動破壊」を掲げる相手に対し、1球のけん制もせずに自らの投球に専念し、13奪三振、2失点で甲子園初完投。秀岳館は昨春から3季連続の4強入りを決めた。また、昨秋明治神宮大会を制した履正社、報徳学園、大阪桐蔭の近畿勢3校も準決勝に進出した。

 走塁で重圧を与えて畳みかける「機動破壊」を掲げる高崎健康福祉大高崎と対戦する際、相手チームは走者にかき回されないことを考える。ところが、先発・川端は1球もけん制を投じず、145球で完投した。

 「走者は無視して投げました。意識すると球が高めに浮いたり、相手のペースにはまるだけ。ピンチになっても抑えればいい」

 鍛治舎監督が「完全無視」の意図を説明した。「機動破壊といっても本塁(本盗)までは破壊できない。だから盗塁はいくらされてもいいし、三塁までは行かせていい」。逆に面食らったのが健大ナインだ。6番・大越は「走るなら走れって感じで、凄く投球テンポが良かった。プレッシャーをかけられなかった」と振り返る。川端は5盗塁を許したが、13奪三振で2失点完投。指揮官が秀岳館を率いた過去の甲子園10試合全て継投だったが、初めて1人の投手が投げきった。

 実は鍛治舎監督は、健大野球の大ファン。甲子園の試合はビデオで全戦チェックし「新鮮で面白い」と力説する。その上で「仕掛けるチームは仕掛けられると弱い」と、7回2死満塁ではヒットエンドランを敢行。7番・藤本が空振りし、二塁走者が飛び出し、最終的には三塁走者がタッチアウトになったが、セオリーにない作戦は、健大野球に大いに感化された結果だった。

 これで昨春甲子園から3季連続4強入り。11年夏から12年春夏で記録した光星学院(現八戸学院光星)以来の快挙だが、過去2季は決勝での戦いを意識するあまり、昨春は高松商、夏は北海に準決勝で足をすくわれた。今春の準決勝の相手は大阪桐蔭だ。「二度あることは三度あるか。三度目の正直なるか」と鍛治舎監督。鬼門を突破した先に、栄光への“架け橋”がかかっている。 (東山 貴実)

 ≪戦後6校目≫秀岳館がともに4強の16年春、夏に続き3季連続で準決勝に進出。甲子園の3季連続4強入りは、11年夏~12年夏の光星学院(現八戸学院光星)以来12校目(13度目)、戦後では6校目。最長は31年春~33年夏の中京商(現中京大中京)で6季連続。九州勢の3季連続4強は初めて。



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