競走馬は、出場レースを早い時期から決め、レースローテーションを作るが、プロ野球の投手ローテーションも同じような工夫が必要だろう。
まあ、得意な相手と苦手な相手がはっきりしている投手を苦手な相手にぶつけない、というのは当然だが、あまりその区別がはっきりしている投手というのも問題だ。基本的には、どのチームが相手だろうが、決まったローテーションで投げられるように投手自身が自分を鍛えるべきだろう。
さて、私は「先発ローテーション」だけでなく、「準先発ローテーション」を作り、さらに「リリーフローテーション」も作ったほうがいい、という考えだが、このうち、リリーフローテーションは重要度は低い。疲労度が高まった時に、メンバーを入れ替えるだけでいいだろう。
これは当初は去年のように7・8・9回を「田中・三上・山崎」で行けばいいと思う。その中で不調な者や疲労が溜まった者を入れ替える予備メンバーAとして「砂田・進藤(野中)・パットン」を7・8・9回をこの順で使えばいい。さらに、その中で脱落者が出た場合の予備メンバーBとして「須田・尾仲・笠井」を準備させておく。(後で書くが、このリリーフ予備メンバーは通常は1軍には置かず、2軍で調整する。)
さて、一番大事な先発と準先発だが、
先発ローテーションは、「石田・今永・井能・クライン・A・B」として、AとBには、準先発ローテーションの、早い順位の投手が入る。準先発ローテーションは「先発能力お試し投手陣」であり、若手や、安定性に疑問のある投手がここに入る。このメンバーは
「熊原・濱口・水野・久保・ウィーランド」でいいかと思う。
だが、実は、ここがポイントなのだが、この「準先発メンバー」は、ロングリリーフ要員でもある、ということだ。つまり、先発投手が不調の場合は、1回からでもリリーフし、そのまま原則としては6回まで投げるのが仕事である。
たとえば、先発ローテーション順位1番の石田が初回にノックアウトされた場合、即座に準先発順位1番の熊原が登板する。この場合は、先発ローテーション内のAの位置から熊原は外れ、濱口が先発ローテーションのAの位置に入り、先発順位4番のクラインの投げた次の試合に先発することになる。以下、同様である。
これによって、「先発・準先発」が二人とも乱調という以外には、「試合が作れる」ことになるだろう。つまり、安定した成績を残す確率が高まるかと思う。その一方で、「石田・今永・井能・クライン」は完全に中5日のローテーションで投げることができるから年間を通して安定的に働けるだろう。
以上のようにすると、リリーフ予備Aと予備Bは基本的には1軍に置く必要は無いので、1軍メンバーの中の投手は12人となる。そうすれば、野手は16名までオッケーである。ベンチ入りメンバーは25名だが、前の試合で登板した先発と準先発をベンチから外せばいい。それでも一人余るが、まあ、若手野手の「予備選手」を一人入れておいて1軍登録だけで普段はベンチに入れず、たまにベンチに入れてテスト的に使えばいいだろう。
とりあえず、現段階での私の考える「1軍メンバー」は
先発投手:石田、今永、井能、クライン
準先発:熊原、濱口、水野、久保、ウィーランド
リリーフ:田中、三上、山崎
捕手:嶺井、黒羽根
一塁:ロペス、佐野
二塁:宮崎、田中
三塁:シリアコ、白埼
遊撃:倉本、狩野
左翼:筒香、乙坂
中堅:桑原、関根
右翼:梶谷
といったところだ。右翼に細川を入れてもいいが、まだ1軍で使うのは冒険すぎるだろう。シリアコの代わりにエリアンでもいい。狩野の代わり柴田でも山崎でもいい。全部で27名で、後ひとり余裕があるから、「営業政策」の上から、細川や網谷を入れてもいい。代打要員としてなら網谷のほうが現時点では上だろう。嶺井や黒羽根が打てない時には網谷が三番手捕手に入ってもいいし。
(以下引用)
蔵建て男 @kuratateo 9時間前
- ベイスターズリリーフ確定枠 5名+(1名) 山崎・三上・パットン・須田・田中健・(砂田) リリーフ有望枠(8名) 尾仲・平田・進藤・小杉・藤岡・笠井 福地・野川 リリーフ候補枠(4名) 加賀・小林寛・林・大原 育成中(3名) 綾部・京山・田村
- ベイスターズ先発候補 先発確定枠(4名) 石田・今永・井納・クライン 先発有望枠(8名) シーズン中のチャンスの可能性 濱口・砂田・ウィーランド・水野・平良・久保・三嶋・熊原 先発候補枠(4名) シーズン中のチャンスは微妙 高崎・飯塚・国吉・柿田
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