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1 :風吹けば名無し@\(^o^)/ 2017/02/19(日) 20:44:40.16 ID:UwaoWSVh0.net 昨年25年ぶりのリーグ優勝を果たし、現役引退した広島カープの黒田博樹投手(42)の背番号「15」が永久欠番となることが決定したが、
それについて、野球評論家、野村克也氏(81)が、自ら連載している2月20日発売の月刊『本の窓』(3、4月合併号)の「野村の日本プロ野球史」のなかで異議を唱えている。
広島カープでの永久欠番は“ミスター赤ヘル”こと山本浩二の「8」、“鉄人”衣笠祥雄の「3」に続く三例目。
松田元オーナーは、「理由はふたつ。彼の残した成績と優勝したこと。それとお金だけではない価値観をいまの社会に示した」と話した。
また黒田は引退会見で、「話を聞いたときは鳥肌が立った。恐縮する気持ち。携わっていただいた方のお蔭。
ぼく個人というよりも、皆さんの背番号かなと」と語った。このニュースを聞いた野村は、こう綴っている。
「メジャー球団から年俸二十億円ともいわれるオファーを受けながらも古巣に復帰し、二十五年ぶりのリーグ優勝に貢献した“男気”が評価されたということなのだろう。
とはいえ──黒田に対しては何のうらみつらみもないものの──このニュースを聞いて、正直、思った。
“永久欠番も安っぽくなったなあ……”」
たしかに、日本における永久欠番は、巨人軍・沢村栄治の「14」を嚆矢に、
川上哲治、金田正一、長嶋茂雄、王貞治など、黒田以前にはわずか十四人しかいない。野村は続ける。
.
「黒田の功績にケチをつける気は毛頭ない。しかし、彼の背番号が永久欠番になるのなら、ほかになってしかるべき選手がいると思うのだ。
その代表がこの私だ。おこがましさを承知で書くが、私の『19』が永久欠番になっていないのはおかしくないか?
それについて、野球評論家、野村克也氏(81)が、自ら連載している2月20日発売の月刊『本の窓』(3、4月合併号)の「野村の日本プロ野球史」のなかで異議を唱えている。
広島カープでの永久欠番は“ミスター赤ヘル”こと山本浩二の「8」、“鉄人”衣笠祥雄の「3」に続く三例目。
松田元オーナーは、「理由はふたつ。彼の残した成績と優勝したこと。それとお金だけではない価値観をいまの社会に示した」と話した。
また黒田は引退会見で、「話を聞いたときは鳥肌が立った。恐縮する気持ち。携わっていただいた方のお蔭。
ぼく個人というよりも、皆さんの背番号かなと」と語った。このニュースを聞いた野村は、こう綴っている。
「メジャー球団から年俸二十億円ともいわれるオファーを受けながらも古巣に復帰し、二十五年ぶりのリーグ優勝に貢献した“男気”が評価されたということなのだろう。
とはいえ──黒田に対しては何のうらみつらみもないものの──このニュースを聞いて、正直、思った。
“永久欠番も安っぽくなったなあ……”」
たしかに、日本における永久欠番は、巨人軍・沢村栄治の「14」を嚆矢に、
川上哲治、金田正一、長嶋茂雄、王貞治など、黒田以前にはわずか十四人しかいない。野村は続ける。
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「黒田の功績にケチをつける気は毛頭ない。しかし、彼の背番号が永久欠番になるのなら、ほかになってしかるべき選手がいると思うのだ。
その代表がこの私だ。おこがましさを承知で書くが、私の『19』が永久欠番になっていないのはおかしくないか?
2 :風吹けば名無し@\(^o^)/ 2017/02/19(日) 20:44:51.60 ID:UwaoWSVh0.net
私のほかにも、三冠王を三度も獲得した落合博満や、歴代二位の三百五十勝をあげた米田哲也、通算千六十五盗塁という空前絶後の記録を残した福本豊、
川上さんと人気を二分した大下弘さん、稲尾とともに西鉄の黄金時代を築いた中西太さんもなっていない。
「永久欠番は、その球団の選手に対する価値観を象徴するものといっていい。
だからこそ、私は声を大にして言いたいのだ。『永久欠番にするのは、私以上の成績を残した選手だけにせよ! 永久欠番になりたければ、おれを抜け!』」
野村は、昨年9月に出版した『野村の遺言』(小学館刊)のなかでも、
「名捕手なきプロ野球界は滅びる」とキャッチャー軽視の風潮に苦言を呈して話題となったが、今回のこの発言は「第二の遺言」とも言えそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170219-00000020-pseven-spo
NEWS ポストセブン 2/19(日) 16:00配信
川上さんと人気を二分した大下弘さん、稲尾とともに西鉄の黄金時代を築いた中西太さんもなっていない。
「永久欠番は、その球団の選手に対する価値観を象徴するものといっていい。
だからこそ、私は声を大にして言いたいのだ。『永久欠番にするのは、私以上の成績を残した選手だけにせよ! 永久欠番になりたければ、おれを抜け!』」
野村は、昨年9月に出版した『野村の遺言』(小学館刊)のなかでも、
「名捕手なきプロ野球界は滅びる」とキャッチャー軽視の風潮に苦言を呈して話題となったが、今回のこの発言は「第二の遺言」とも言えそうだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170219-00000020-pseven-spo
NEWS ポストセブン 2/19(日) 16:00配信