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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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10段階評価で

画力4
話5
オリジナリティ6
スケール感7

といったところで、漫画家界で評価されるほどの価値は無いと思う。オリジナリティ自体が、「他の漫画家が描かないもの」を描いているという意味で、小説などならもっと高度なものが山ほどある。絵はかなり下手で、漫画家界でも下の方だろう。線を多くしてごちゃごちゃさせて誤魔化しているだけである。人物の顔など、素人レベルに近い。
下の文章の「大学の先生」は、本当に自分であれが良いと思っているのか、「とりあえず、これを褒めとけば、生徒に足元を見られず安全」くらいの気持ちなのか。おそらく後者だろう。
私は、諸星大二郎の漫画を凄いとか読み続けたいと思ったことは一度もない。

リーダビリティが低くて、読んでて疲れてしまう。先へ進んでいけない。


というのは的確な評価である。

2023-07-17
■大学の先生に推薦された「諸星大二郎」の良さが分からなくて困ってる

美術系の大学に通ってるんだけど、サブカル系の講義で諸星大二郎が絶賛されていた。世界的評価が高く、今の漫画やアニメに多大な影響を与えていると。

名前も聞いたことがなかったので、大学の友達と一緒に『マッドメン』やら『暗黒神話』やら『妖怪ハンター』やら読んでみた。


オカルトや文化人類学、SF要素があって、内容的には面白そうというか、好きなタイプの話だ。五十嵐大介は好きだし、文化人類学の書籍を趣味で読んだりもするし。

でも、なんか乗れない。

読み進めていくほどの力が感じられない。

自分がわからないだけかと思って、他の友達にも聞いてみたが、皆いまいちな反応。

アイデアが面白い話はあるけれど、それを活かしきれてないというか…。


こういうこと言ったら失礼かもしれないけど、諸星大二郎って絵があまり上手くない。昔はこれぐらいの漫画家が標準だったのかもしれないけど、今、巨匠という意識で読むにはちょっとしんどい。線が多くて、悪夢性というか独特な凄みはあるんだけど、リーダビリティが低くて、読んでて疲れてしまう。先へ進んでいけない。

絵の密度が高くても水木しげるは圧倒的に上手いと思うし、上手くなくても手塚治虫はリーダビリティが非常に高いと思う。重厚長大な火の鳥とかでも、どんどん読み進めていけるし。

ストーリーテリングの部分でも、あまり上手いとは言えないというか、昔の漫画家でももっと上手い人たくさんいるのでは…?と思う。

描かれるイメージも、シュルレアリスムのアウトサイダーによる再生産(車輪の再発明的な?)みたいに感じてしまうし。


諸星大二郎、宮崎駿とか庵野秀明とか大御所が影響を受けた超大御所って感じなのに、何がいいのかわからなくて辛い。自分に才能がなくて分からないんじゃないかという不安がぬぐえない。

こういうのって、結構辛くないですか。
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