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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
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第20章 マヤの独白


 


 


オレが初めて男にやられたのは、8歳の時だった。兄のカミユが何か食い物を貰う代わりに、その家の庭で働かされている間、オレはその家の台所で待っていたのだが、その家の御者らしい男が台所に入ってきて、そこにオレが椅子にかけているのを見つけたのだ。


「お前は何だ。ここで何をしている」


オレはどう答えていいか分からず、震えていた。すると、その男(顔ももう覚えていない)はニヤリと笑い、オレの手を引っ張って隣の部屋に連れていった。



(中略)


 


兄が仕事から戻ってきた時、オレは服を着て、元のままに台所に座っていたから、兄はオレに何があったのか永遠に知らないだろう。


 


その町を出ようとオレは兄にせがんだ。この町が怖くて仕方がなかったのだ。


 


だが、町に来ていたバイキングたちに誘われてその仲間(というより、手下、あるいは奴隷)になったのはさらに大きな間違いだった。


兄もオレもバイキングたちの性奴隷にされたのだった。


オレが自分のことを「オレ」と言うようになったのは、自分が女であるためにこのような目に遭うのだ、と思ったからだ。だが、男も女も関係ない。この世では力のある者が力の無いものを奴隷にしているのだ。そして、力とは、暴力とカネなのだ。


オレは、世界一の金持ちになってやる。そして、この糞のような世界で、糞のような連中を奴隷にして、自分の世界を作るのだ。そのためならどんな汚いことでもやるつもりである。


そんなオレの気持ちを言うと、兄のカミユは眉をひそめる。意気地なしなのである。だからいつまでもこの社会の奴隷なのだ。


オレは、腹いっぱい食えて、いい服が着られて、誰にも何も命令されない、そういう日が来るのを夢見ている。


 


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